2019.8 / 観た映画とドラマ。
面白い映画やドラマがあっても記事にして紹介しきれていないのはもったいないと思い、それならば気楽に紹介できる場をつくろうとはじまったこの企画記事も今回で19回目を迎えます。
8月は妻の出産、そのあとは子どもと一緒に実家へ一時帰宅していたのもあって、比較的自分の時間を十分すぎるほど確保することができました。
自分の好きな時間に映画やドラマを観て、好きな時間にブログを書いて、好きな時間にお風呂に入って寝て……。まぁ、とにかく至福のひとときでした。
2019年8月は映画3作品、ドラマ4作品を鑑賞
鑑賞した作品数は先月よりも映画は1本増、ドラマは2本増の結果となりました。
映画に関していえば、1本はレンタルではなく購入しました。作品は例のあれです。ほかの作品は、少し期待していただけにうーんといった感じの内容でした。
ドラマに関しては、とにかくNetflixを観まくりました。ハマりすぎて本当にやばいです。わたしひとりではまったく歯止めが効かない状態でした。
鑑賞した作品はシリーズものが多いですが、唯一新しく観たものは体中に電流が走ってしまうほど今年1番の衝撃的な作品でした。観ないと損というよりかは、偏見の世界から抜け出すためにも観るべき作品です。特に男性は。
映画部門
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)
レンタルよりもずいぶん前にダウンロード版が配信されたのもあって、収益を伸ばすための作戦かと一瞬配信会社の思惑にのるのも嫌だなーと思いましたが、四の五の言うのはやめてそのあとは文句ひとつ垂れ流すことなく速やかにご購入する運びとなりました。
名作中の名作で、そんな作品をいつでも何度でもどの端末からも観ることができるのは至福ではありますが、鑑賞してみて思いました。
前提に、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』があってこそ成り立つ作品だ、と。わかってはいましたが、さすがに1度に2本購入するのには気が引けました。
アベンジャーズ全作品を単品よりも安く購入できるようにとセット販売されていましたが、わたしが欲しいのはあくまでインフィニティ・ウォーとエンドゲームの2作品だけで。インフィニティ・ウォーはどこかのタイミングでダウンロード版を購入したいとは思っています。
2本セットで観てこそ面白さも100倍、いや1,000倍ぐらい変わってきますからね。これ、冗談抜きですよ。
[kanren postid=”4535″]予告編
『シャザム』(2019年)
なぜだか、わたし自身も困惑していましたが、本作の面白さが観てて一向に伝わってきませんでした。予告編では相当な期待をしていましたが。
楽しむよりも、いろいろと不可解な点ばかりが気になってしまい、むしろいつの間にかイラつきに変わっていました。こんなにも肌に合わない作品ってあるのかなと思ってしまうほど生理的に受けつけません。
ヒーローに求める強さのズレと、子どものおふざけ具合と、ストーリーの無理矢理感がわたしのなかできっとダメだったんだと思います。これなら『デッドプール』を観たほうが何倍も幸せになれます。
[kanren postid=”5651″]予告編
『秒速5センチメートル』(2007年)
映画『天気の子』の劇場公開にちなんで。とはいっても劇場へ足を運んで観たわけではありませんが、頻繁にメディアで目にすることもあり新海誠監督に興味を持ちはじめたのがきっかけで本作を鑑賞しました。
多くの方がレビューでいっているように確かに映像美は美しいです。これアニメなのと思ってしまうほど、圧倒的な映像美に魅了されてしまいます。ただ作中の至るところで、登場人物が心情を発する言葉(セリフ)に違和感を感じたのはわたしだけでしょうか。
精神状態大丈夫なのと思ってしまうほど、なんというか言葉選びが独特で、けしてシンプルではなく複雑さのある表現でした。
ストレートに言えば気持ち悪さすら感じました。だからといってそれが作品の面白さに影響しているかと言えば、またそれは別の話で。深く知れば知るほど面白味がにじみ出てくる作品なのかなと思ったりします。
予告編
ドラマ部門
『ストレンジャー・シングス〈シーズン2〜3〉』(2017年,2019年)
シーズン3ではまさかの展開に泣きました。だって普通に感動的な内容でしたから。シーズン1からはじまってシーズン3を観終わるまであっという間でしたが、短期間で観終わったからこそ感情が冷めることなく深いところで感情移入できたんだと思います。
全米で大ヒットした理由がわかりました。普通に面白いですし普通にエモいですし、ずっと観ていたくなります。終わっちゃったからなんだか名残惜しいです。
[kanren postid=”5564″] [kanren postid=”5599″]予告編
『全裸監督』(2019年)
下心満載で観たつもりがまんまとやられてしまった作品。下心だけで観てしまうのは、あまりにも失礼というかむしろ徐々にそう思っていた自分が恥ずかしくなってしまいました。
確かにエッチなシーンもありますが、心が動かされてしまうのはそんなんじゃなくて、村西とおるが人生をかけてまで成し遂げたかった物事。その物事に対する情熱が映像を通してひしひしと伝わってきて、今後アダルトビデオを見る目が変わってしまうほど価値観が突き破られました。
村西とおるという人間は、けして真似できるものではありませんが、考え方であったり心構えの点ではお手本にしたい人生のバイブル作品でもありました。
そして、なによりもケツの穴まで見られるほどの決死のを覚悟をもって臨んだと思われる、キャスト陣の演技には大注目です。
[kanren postid=”5670″]予告編
『DARKダーク〈シーズン2〉』(2019年)
シーズン1ではどっぷりハマっていた作品でしたが、シーズン2が配信されるまでにずいぶんと時間も経過していた為、観たのはいいが登場人物やストーリーをすっかり忘れてしまい、理解するのに難しさを感じてとりあえず1話を観てストップしている状況です。
できればシーズン1のおさらいをしてから観ようと思っています。確かな面白さがあるので、その辺は無駄にしないように事前に予備知識を入れて堪能したいと思います。
予告編
『13の理由〈シーズン2〉』(2018年)
懐かしさが感じられる点で言えば、『ストレンジャー・シングス』に通ずるものがありましたが、カセットテープが出てくるのはシーズン1ぐらいでそのあとはどうだったか記憶にございません。
シーズン1のときは無駄にカセットテープレコーダーが欲しくなったのは記憶にありましたが、シーズン2ではそんな感情体験はできず……。まぁ、それを抜きにしても十分楽しめたことは間違いありません。
ストーリーはカセットテープを通してハンナ・ベイカーの自殺の真相が次々に明るみになり、その後責任問題を巡って裁判が行われます。ブライスだけでなく学校側にも問題があったとして、ひとりひとりが自責の念にかられてしまうシーズンでもあります。
裁判で勝訴するのは果たしてどちらなのか、その後どのような結末を迎えてしまうのか。自殺シーンの削除を巡って社会現象にまでもなった本作を観ないという選択肢はありませんよ。
予告編
まとめ
時間があるとつい観てしまう趣味のひとつとして、映画やドラマというのはわたしの生活に欠かせないエンターテイメントなのかなと思います。人生尽きるまでに、『全裸監督』のようにこの先もどんな素晴らしい作品に出会うことができるのか。そしてその素晴しさを言葉にして文章にして表現できることをいつまで続けられていられるだろうか。
楽しいことがあると人生もより華やかなものになると思いますし、なんでも前向きに考えられるようになるとも思います。
一度っきりの人生をどう楽しむかは人それぞれ。いろいろなことがたくさん選べる時代だからこそときに迷ってしまうかもしれませんが、これだけはというのを見つけられるとあとはがむしゃらに楽しむだけです。