映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』衝撃な展開にド肝を抜かれた最強に面白い作品
上映時間 | 149分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
監督 | アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ |
音楽 | アラン・シルヴェストリ |
配給 | ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
公開日 | 2018年 |
主な出演者 | ロバート・ダウニー・Jr クリス・ヘムズワース マーク・ラファロ クリス・エヴァンス スカーレット・ヨハンソン ベネディクト・カンバーバッチ ドン・チードル トム・ホランド チャドウィック・ボーズマン ポール・ベタニー エリザベス・オルセン アンソニー・マッキー セバスチャン・スタン ダナイ・グリラ レティーシャ・ライト デイヴ・バウティスタ ゾーイ・サルダナ ジョシュ・ブローリン クリス・プラット |
どうも、バンコ(@banco_oc)です。
本作を観る前、鑑賞した人からこんな動画を見せてもらった。
アベンジャーズ インフィニティウォー鑑賞後の自分を表現するのに便利そうなgif pic.twitter.com/3XZKjh7seI
— manhemohankuyu (@manhemo) 2018年4月28日
これは、本作を鑑賞したあとはこうなってしまうというもの。そんなオーバーな、おおげさだなと思っていました。
ただ、劇場へ足を運ぶ前までこの動画が頭から離れませんでした。会場全体から悲鳴が聞こえ、立ち上がって頭を抱える者もいれば、瞳孔が見開いている者のリアクションは、驚きの感情がこれでもかというぐらいに溢れていました。
たとえオーバーリアクションが本当だとしても一体どんな結末が待っているのか、考えるだけでも怖くなりました。もしかしてもしかして、最悪のシナリオが待っているかもしれない、そう思うと逆に楽しみすぎて、あらすじやそのほか本作に関する情報は一切遮断しました。
そして、予備知識なく劇場で鑑賞してみると・・・。
手に汗握る展開が続き、片時も目が離せませんでした。変に全身に力が入ってしまい、観終わった頃にはもうヘトヘトでした。楽しんで観に来てるのに、緊張感で心が押しつぶされそうでした。そのくらい今回の内容はやばかった、いや、本当に本当にやばかった。溢れんばかりの思いが爆発しそうになり、まぢで泣きそうになりました。
あらすじ
それぞれ異なるパワーを持つインフィニティ・ストーンが六つそろうと、世界を滅ぼせるほどの力が得られるという。アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)、スパイダーマン(トム・ホランド)らアベンジャーズはほかのヒーローたちと共に、インフィニティ・ストーンを手に入れようとたくらむサノス(ジョシュ・ブローリン)に立ち向かうが……。
引用:シネマトゥデイ
感想
まとまりの良い展開で楽しすぎるし面白すぎる
まずはじめに、これほどまでに完成度の高い作品をボクはあまり観たことがありません。わかってはいるのですが、どうしても比べてしまうのがDCコミックスの『ジャスティス・リーグ』。ほんと、比較にならないほど本作のなにもかもが良すぎて、むしろ比較にならないって話です。本作を見習うべき点はたくさんあります。
たとえば、テンポの良さ。
本作のほうが登場するヒーローの数が多くて、ストーリーに関する重要なアイテムの数も多いのに、なぜか話がすっきりまとまっていますし、もうね、演出も展開も反則的な上手さでした。149分と長丁場でしたが、お陰様で最後まで集中して観れました。
さすがにお尻は痺れましたが、我慢してでも観る価値はありました。
これはある種、感動モノ
過去のマーベル作品をすべて観ている人であれば、本作がいかに感動モノであるかピンとくるかと思います。それぞれのヒーローたちに思い入れがあった分、今回の展開は残念というかすごく悲しい話でした。いうならば、日本版ポスターに書かれていた「最強の、終わりへ――」のキャッチコピーそのものです。
特にアベンジャーズシリーズで本格的に登場したドクター・ストレンジャーとか、ガーディアンズのメンツとか、これからの活躍に期待と思った矢先にまさかああなるとはハンター×ハンターのカイトがピトーにやられてしまったぐらい衝撃的でした。
なによりもアベンジャーズが完膚なきまでにサノスにやられてしまう姿は、見るに耐え難いものがありました。あんなにも歯が立たないと、どうしてあのときもっとこうしなかったのか、あることないこといろいろ考えたりしました。映画だから仕方ないのはわかっているのですが、空想だとしてもどうにかこうにかサノスをぶっ倒すためにボクのなかで一回完結させないと気が収まりませんでした。
鑑賞後はそのくらいしておかないと、ほんと悲しくて泣きたくなります。
みんながみんな守りたいモノがあって戦う姿に心打たれる
憎きサノスにとっても、アベンジャーズにとっても、ほかのヒーローたちにとっても、それぞれが守りたいモノを主張し行動していたのは印象的でした。
サノスはガモーラを、そして人類を。アイアンマンは世界を。ドクター・ストレンジャーとスパイダーマンはアイアンマンを。ソーはアスガルド民やヘイムダル、それにロキを。ロキはソーを。ハルクはソーたちを。スター・ロードはガモーラとガーディアンズらを。
スカーレット・ウィッチはビジョンを。ビジョンはスカーレット・ウィッチを。キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ブラックパンサー、ファルコンらは、ビジョンと世界を。
たとえ全人類の危機に陥ってしまおうとも、守りたい一心で戦う姿は名シーンの連続でした。そこには正義とか悪とか関係なく、愛や友情の姿がありました。
もう、最高です。
さいごに
ボクが知るなかでは、シリーズものというと全体的に段々と微妙になってくるものですが、アベンジャーズは違います。シリーズを重ねる度にいろんな意味で面白さが増してきます。毎回、期待を上回るような内容で、ボクが劇場へ足を運びたくなる作品のひとつでもあります。デジタル配信されれば、そんときはまた観たいと思います。