映画『デッドプール2』デッドプールさんへの思いをブログに綴ってみました。
上映時間 | 120分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
監督 | デヴィッド・リーチ |
音楽 | タイラー・ベイツ |
配給 | 20世紀フォックス |
公開日 | 2018年 |
主な出演者 | ライアン・レイノルズ(ウェイド・ウィルソン / デッドプール) ジョシュ・ブローリン(ケーブル) モリーナ・バッカリン(ヴァネッサ) ジュリアン・デニソン(ラッセル・コリンズ / ファイヤーフィスト) ザジー・ビーツ(ドミノ) T・J・ミラー(ウィーゼル) ブリアナ・ヒルデブランド(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド) 忽那汐里(ユキオ) |
前作の『デッドプール』は公開してすぐに劇場へ足を運びましたが、今回その続編となる『デッドプール2』はいつの間にか公開されていて、いつの間にかレンタルも開始されていました。気づかなかったです。すかさず観てみました。
前作は予想に反してあまりにも面白かったので、過去に運営していた映画ブログで感謝の気持ちを込めた手紙を綴らせていただきました。(今その記事を読み返すと、なかなかいい切り口で書いたものだなあと、過去の自分を尊敬します)
で、今回はというと…。うーん、おふざけが定番になりすぎてて、ちょっと刺激が足りなかったなあという印象を受けました。まっとうなヒーローではない先入観がつくられていたので、もっともっとふざけてほしいと期待ばかりが先行してしまいました。
そんなわけで、期待を裏切られた気持を手紙へ綴っていきたいと思います。
あらすじ
のんきに過ごすデッドプール(ライアン・レイノルズ)の前に、未来から来た“マシーン人間”のケーブル(ジョシュ・ブローリン)が現れる。大好きなヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)のためにまっとうな人間になると決めたデッドプールは、ケーブルが狙う不思議な力を持つ少年を守ろうと、特殊な能力があるメンバーだけのスペシャルチーム「Xフォース」を作る。
引用:シネマトゥデイ
感想
1.◯◯な方
デッドプールさん。あなたは醜い方です。
細胞がガンに侵され、いつになくシワシワ状態になったあなたの顔は気持ち悪いのひと言でした。あまりの醜さに逆に見入ってしまいました。そこで思ったのは、能力を失ったあなたの顔はまるで60代男性の火照ったキンタマのようでした。これから温泉へ行くたびにあなたの顔が思い出されるに違いありません。もう最悪です。
2.◯◯な方
デッドプールさん。あなたはKYな方です。
醜い顔を醸し出している時間がとにかく長いと感じました。さきほどは見入ってしまったと言いましたが、それははじめだけで段々と気分を害すレベルにまで達してしまいました。醜い顔をいつまでも平然と醸し出しているあなたは、まさにKYでした。すごくKYでした。頼むから早くマスクを被れよと、ずっと思っていました。
3.◯◯な方
デッドプールさん。あなたはか弱い方です。
まっとうなヒーローでないためか、いつになく活躍できていなかったように感じます。一体どうされたのですか。思っていた以上にか弱い姿に幻滅すらしました。期待していたボクが大バカ者でした。ほんと、すみません。
4.◯◯な方
デッドプールさん。あなたは鈍感な方です。
気付いているのか気付いていないのかわかりませんが、あなたの扱いはまるで引き立て役のようでした。周りの個性が強すぎるあまりに、主役ではなくて脇役のような存在でした。一度監督や製作スタッフと話し合ったほうが良いと思います。もしかすると、いいように利用されているかもしれませんから。その後の判断はあなたにお任せします。
5.◯◯な方
デッドプールさん。あなたは中途半端な方です。
何が?と思うかもしれませんが、世界は広いです。能力が中途半端すぎて、映画の途中で残念な姿をされていましたね。まずは、ドラゴンボール出身のピッコロさんを見習ってください。腕を切られたときずいぶんと痛そうでしたが、元通りに腕が再生をしていました。どう考えてもピッコロさんの能力は素晴らしいものがあります。恨むならあなたの生みの親を恨んでくださいね。
6.◯◯な方
デッドプールさん。あなたは人を見る目がある方です。
今まで悪いふうに言ってきましたが、唯一評価に値する部分です。「Xフォース」を結成するための人選と作戦は最高でした。あれは狙ってできるものではないと思います。慣れないことをするからあんなふうになってしまったと思いますが、あのクオリティを常に出してほしかったです。やればできるというのを、少なくとも証明できていたのではないでしょうか。
最も○ ○で賞
出演者のなかから、個人的に目に留まった人物を勝手にピックアップしてかっこいいで賞&美しいで賞という名目で表彰しています。表彰の基準は様々で、見た目だけでなく役柄も重要視した上での判断となります。
最もかっこいいで賞
デッドプールはないとして、ケーブル役を演じていたジョシュ・ブローリンを選びました。というのも、ジョシュ・ブローリンが演じるケーブルが渋くてかっこよすぎたからです。『デッドプール2』の主役はケーブルなんじゃないかと思うほど、見た目はかっこいいですし、未来から現世にやってくる登場シーンは完全にターミネーターを思わせるオマージュシーンだったのもポイント高めでした。
まあ、なんといっても決め手は最後のシーンにデッドプールに対して行った紳士的な行動、あれは最高でした。誰がなんと言おうと最高の男だと思いました。そういった意味で今後のデッドプールの立場は危うくなるのかも、とか思ったりして…。
『アベンジャーズ』ではサノス役として、『デッドプール』ではケーブル役として。となると次はどのスピンオフ作品に出演するのか。もしかするとDCコミックスに進出するのかもしれませんね。ないと思いますけど。このベテラン俳優の出演映画も注目です。
最も美しいで賞
ドミノ役を演じていたザジー・ビーツかで迷いましたが、ここは同じ日本人ということもあって忽那汐里を選びました。作中ではユキオ役を演じています。
大人の魅力を持ち合わせているのはザジー・ビーツと思いますが、なんせ見た目の勢いがあり過ぎて若干引いてしまいました。その反面、忽那汐里はほどよい雰囲気を醸し出しているかなと思います。不思議ちゃん的なキャラクターではありますが、その辺が受賞の理由に大きく貢献しています。
彼女をはじめ見たときは誰だかわかりませんでした。デッドプールの作品に日本人キャストが出演するときが来るだなんて思ってもみませんでしたので、妙にテンションが上がりました。これは単純にすごいことだと思います。
くりっとした瞳が特徴的で可愛らしく思います。出演時間は短めですが、ちゃっかりと仕事だけはこなしていて、またそこがにくいところではあります。X-MENのメンバーのひとりとして、今後はどのような活躍を見せてくれるのか楽しみです。
さいごに
まあ、さいごに言えることは、いろいろとグチグチと言ってごめんなさいって感じです。本人なりに一生懸命だったと思いますし、大人の事情とか抱えてたりしそうでしたから。なんだかんだいって、ボクはデッドプールが大好きです。次作も必ず観ようと思います。