映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』純粋に娯楽映画として楽しめる作品
上映時間 | 119分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
監督 | ジェイク・カスダン |
音楽 | ヘンリー・ジャックマン |
配給 | ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント |
公開日 | 2017年(アメリカ合衆国) 2018年(日本) |
主な出演者 | ドウェイン・ジョンソン(スモルダー・ブレイブストーン博士) ジャック・ブラック(シェルドン・”シェリー”・オベロン教授 ) ケヴィン・ハート(フランクリン・”ムース”・フィンバー) カレン・ギラン(ルビー・ラウンドハウス) |
ジュマンジ。この言葉を聞いてわくわくするのはボクだけでしょうか。
ボードゲームの中の世界を生身の身体で体験することができるゲーム、それがジュマンジ。なんの変哲もないボードゲームのフタを開けると、そこには広がるのはジャングルの世界。巨大化した動物たちがプレーヤーへ次々と襲いかかります。一度はじめてしまえばクリアするまでやめられない命がけのゲーム。1995年に公開された作品が、リメイクされ帰ってきました。
リメイク版では所々内容が変更されていましたが、わくわくという意味ではその点は変わることなく楽しめました。個人的には、キャラクターのひとりがカバにあっさりと食べられるシーンはクスッと笑えました。冷静に考えてみれば残虐なシーンでしたが、あまりにも豪快すぎてツボりました。
娯楽映画としては十分楽しめる作品だと思います。
あらすじ
高校の地下室で居残りを命じられた4人の少年少女は、そこでジュマンジという古いビデオゲームを見つける。プレイしようとキャラクターをチョイスした瞬間、彼らは選んだ人物に変身し、ゲーム内の世界であるジャングルへと移動してしまう。現実とは全く違うキャラクターになった彼らは、カバ、ジャガー、ゾウ、サイの群れなど、次から次へ野生動物と遭遇。危険にさらされながら、何とかゲームをクリアして現実世界に戻ろうとするが……。
引用:シネマトゥデイ
感想
純粋に娯楽映画として楽しめる作品
想像を絶するほどの内容ではありませんでしたが、普通に笑えるところがあったり緊迫した場面があったりで、学べるところとかもあって楽しい時間を過ごせました。
ストーリーはともかく、キャスト陣の顔ぶれはよかったと思います。ケヴィン・ハートという俳優さんは知りませんでしたが、ムキムキ男の『ワイルドスピード』でも顔を張っているドウェイン・ジョンソンとか普通に最高ですし。『スクールオブミュージック』のイメージしかないテンションあげあげ男のジャック・ブラックとかはもっと最高です。とどめはめちゃめちゃ可愛い女優さんのカレン・ギランを投入するという行為には、もはや頭が上がりません。
シリーズものではないだけに残念ではありますが、万が一続編とかが製作されたあかつきには、ぜひ劇場へ足を運びたいと思います。
カレン・ギランがめちゃくちゃ可愛すぎる
ゲーム内に登場するキャラクターのルビー・ラウンドハウスを演じた彼女。黒目が占める割合が多いせいか、チワワのようなうるっとした瞳が特徴的です。どこかで見たことのある容姿と思って調べてみると、鳥肌が立ちました。
というのも、『アベンジャーズ』でネビュラ役を演じていた人物だったからです。厚化粧すぎて見た目なんて全然誰だかわかりませんから。ただ、どこか可愛らしさのある女優さんだなあと思ってたので、今回彼女を知るきっかけになってよかったです。
可愛らしさでいうなら、『プラダを着た悪魔』の頃のアンハサウェイといい勝負かなあって思います。久々にドストレートな女優さんが現れました。この女優さん要チェクですよ。
人生と同じでひとりの力には限界があるからこそ仲間の存在は大切
くさい、くさい、非常にくさすぎる言葉なのかもしれませんが、物事の真理をよくついている言葉だと思います。
20年もの間ジュマンジの世界にいるアレックスは、過去にゲームをクリアしようとして2回死んでしまいました。しかも同じ場面で。3回目はゲームオーバーになることもあり、そのことが怖くてジュマンジの世界へと留まってしまいます。
そんなこととは知らずに、高校生の4人はジュマンジの世界に足を踏み入れます。悪者から追われる立場になってしまった4人は、ピンチになったところをアレックスに助け出されます。そこで5人が揃い、アレックスこそがゲームをクリアするために欠かせない存在であることに気づいた一行は、次なるステージへと向かいます。
3度目の正直になるか、不安を抱えつつも仲間の支えもあってなんなくクリアをします。安心したのも束の間、アレックスは天敵の蚊に刺されてしまいライフを失います。3回目は死を意味する、そんなピンチを救ったのも仲間の存在でした。一人ひとり見た目が異なるように、いろいろと個性があってもっているものも違います。足の速い者がいれば力の弱い者がいて。その逆で足が遅い者がいれば力の強い者がいて、それを補ってくれるのが仲間の存在だと思います。本作を通して学べたことは、それかなあと思います。
最も○ ○で賞
出演者のなかから、個人的に目に留まった人物を勝手にピックアップしてかっこいいで賞&美しいで賞という名目で表彰しています。表彰の基準は様々で、見た目だけでなく役柄も重要視した上での判断となります。
最もかっこいいで賞
わかりきって申し訳ありませんが、スモルダー・ブレイブストーン博士役を演じたドウェイン・ジョンソンになります。ほかに選択の余地はないかと思います。見た目完全に人間界のマウンテンゴリラですから、かっこいいもなにも最強でしょ。なにもかもが、かっこよすぎたってことです。
ワイルドスピードでだいぶ演技力も鍛えられたのでしょうか、少年が憑依したかのような感じがして、ずいぶんと表現力も豊かになっていました。出演作も様々で、ますます目が離せない注目の俳優さんです。
タフガイという言葉が相応しいあのボディにするまでも大変だとは思いますが、ボクも体を鍛えていますがそれを維持しているってのがほんと凄すぎます。見習いたいところではあります。
最も美しいで賞
同様にこちらもわかりきって申し訳ありませんが、ルビー・ラウンドハウス役を演じたカレン・ギランになります。本作を観るとわかりますが、キャラクター的にまず強いですし、なによりも美しいその姿に男なら誰しも惚れてしまいます。女の武器を使って警備員の注意をそらそうとするシーンがありますが、不格好すぎてそれすらも可愛く見えてしまいます。
こんなに可愛い女優さんならほかの作品に出演していてもすぐに気づくはずと思っていましたが、全然気が付きませんでした。映画『ザ・サークル』に出演していたなんて。でもこれはしょうがないところもあります。だってエマ・ワトソンが主演してますから。ただ、本作に出演しているカレン・ギランのほうが個人的には可愛いと思うのですが、演じる役柄や作品によってずいぶんと印象とかもかわるんでしょうかね。
さいごに
1995年に公開された映画『ジュマンジ』からいろいろと改良されていますが、現代版ジュマンジとして面白さもグレードアップしています。プレーヤーとゲームキャラクターで役者をわけたのは面白い試みだったと思います。興行収入では、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』や『スパイダーマンシリーズ』を抜いた作品でもあります。興味のある方はどうぞ観てみてください。