2020-01-24

2019年下半期おすすめ観た映画とドラマ10選

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上半期を書いているのに下半期は書かないでいいや……とはならず。

そのままにしておくのはなにかと中途半端で気持ち悪いので、2019年7月1日から12月31日までの間に観た作品で、映画とドラマのカテゴリー分けにして紹介したいと思います。

映画部門

『キャプテン・マーベル』(2019年)

MCU21作目の作品であり、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の前作。

アベンジャーズ/エンドゲーム』鑑賞後に本作を観ましたが、キャプテン・マーベルの強さの秘訣を知ることができました。

コスチュームの変化も楽しめましたし、全身コスチュームに至ってはめっちゃかっこいい。これ観たあとなら、アベンジャーズ最大にして最強の宿敵でもあるサノスに立ち向かえた理由がわかります。

気の強い女性を怒らせると怖いって、たぶんこういうことなんだろうなーと思いました。アベンジャーズ にキャプテン・マーベルがいる限り、いっときは安泰。むしろ敵なしかなって思います。

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『君の名は。』(2016年)

今から4年前に公開された新海誠監督の超大ヒット作品。

2016年と、それほど前の作品であることに驚きで、今観ても新鮮な気持ちで楽しめます。

デジタル購入した理由については、「いま観る理由『君の名は。』」に書き綴っていますが、やっぱ言えることはその時代に流行している物が描かれているので懐かしい気持ちになります。これがたまらなく良くて、ノスタルジックを感じます。

時代の背景を忠実に描いている作品ってなかなかなくて、『耳をすませば』に続いて好きな作品です。

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『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』(2019年)

待ってましたとばかりに、『ブレイキング・バッド』のその後を描いたファン待望の作品。

主役はウォルター・ホワイトの相方だったジェシー・ピンクマンになります。相変わらず、過酷な人生を歩むことになります。同情はしませんが。

本作ではウォルターの登場はほんの回想シーンのみで、ほかにはジェシーにとって馴染みのある仲間たちが登場します。懐かしいと感じるのだけれどもそういえばなにした人だっけーと、覚えてないというオチだったのが悲しい現実でした。

10年前に観た以来でしたから、まぁ無理もありませんかね。伝説の海外ドラマの続編が観られるというだけで、感動的だったのは間違いありません。

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『コンフィデンスマンJP ロマンス編』(2019年)

長澤まさみさんのいい意味での悪ノリが目立つ、エンタメ詐欺ロマンス作品。

面白いのは、面白いです。よほどのことがない限り楽しめないというのはないかと思います。ただ1つ、欠点があります。

それは騙されてしまうってこと。悔しいです。そのあとに腹が立ちます。でもやっぱり最後には清々しい気持ちになります。

私は絶対騙されないと高を括っている人ほど要注意です。

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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年)

ひと言でいえばかっこいいです。誰が?って、ゴジラがとにかくかっこいいわけです。

勇猛すぎて震えます。そして惚れます。

ゴジラの映画を観たのはデストロイア以来で、映像美にしても怪獣たちの姿形にしてもずいぶんと進化していました。

ゴジラの永遠の宿敵でもあるキングギドラが登場しますし、モスラも登場します。あと知っているのでいえばラドンとかも登場して……。怪獣オールスター軍団が集結し、しのぎを削って戦います。

あんなどでかい怪獣たちに暴れまわられたら、人間にとって恐怖でしかありませんが。なんだかんだいって、地球上で一番厄介な生き物なのは人間だろうなーとこれ観て思いました。

 

『アリータ: バトル・エンジェル』(2019年)

主人公アリータのギョロ目に慣れるまで時間はかかりましたが、物語自体は甘く切なく胸がギュッと締め付けられるような展開で、人間とサイボーグの愛の形に感動しました。

本作を手掛けたのは、『タイタニック』や『アバター』でお馴染みのジェームズ・キャメロン監督になります。

どうりで世界観にグイグイ引き込まれるわけで。正直に言って、最高以外の言葉が見つかりません。

けしてありきたりなものではなく、CGをうまく活用し物語やキャラクターに深みを与えていましたから。何度も言うようですが、観ないと損です。

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『THE GUILTY/ギルティ』(2018年)

まったく新感覚の映画に出会いました。

どういうことなのかというと、オペレーターと通話相手とのやり取りの音声だけで物語は進行し、これが非常に衝撃的な内容で鳥肌が立ちました。

そんなバカなと思うかもしれませんが、これがまぢです。

事件解決に向けていろいろとやり取りが行われますが、果たして結末の展開は解決したと言っていいものなのか疑問が残るばかりです。

映像としては地味ですが、予想をはるかに超えた内容であることを約束します。

 

『アクアマン』(2018年)

DCコミックスのなかでも特に好きな作品。

レンタルで観たあとも、もう一度観たくて購入しました。ただ悔しいことに、早い段階でNetflixで配信されるという状況を目の前にして言葉を失いました。

まぁ、いつまで配信されるかわからないからいいやと思ってましたが、一向に配信が終了する気配がなく……もはや絶句状態です。

作品自体の内容について、『ワイルド・スピード SKY MISSION』を手掛けたジェームズ・ワン監督が務めていることもあり文句なしのクオリティです。演出もさることながら、挿入曲がめちゃめちゃいいです。ここ注目するとこです。

ジェイソン・モモアの屈強な肉体と豪快な性格は、まさしくアクアマンの役柄にぴったりです。肉体美には惚れ惚れします。うんでもって、メラ役のアンバー・ハードの美しさには更に惚れ惚れします。

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『キングダム』(2019年)

日本アカデミー賞に9部門受賞したなかなかすごい作品。

漫画が実写映画になったもののなかでも『るろうに剣心』ぶりに、よかったなーと思うような作品でした。

僕の場合、映画がきっかけで漫画を読むことになりましたが、一度読みはじめてしまうと止まりませんでした。次の展開が気になって気になってしまい、ものすごい速さで一気読みしてしまいました。

羌瘣との出会いだとか李牧の存在だとか合従軍の展開だとか、面白くてたいがいにしてほしいぐらいでした。

映画は5巻までのことが描かれていますが、けっこう忠実に再現されています。とにかく心が奮える熱い映画です。

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)

本作においては、2019年の時代を象徴するといっても過言ではないめちゃめちゃすごい作品。

上半期でも紹介していますが、すみません、くどいようですが下半期でも選定させていただきました。

もともとアベンジャーズが好きってこともありますが、インフィニティ・ウォーからエンドゲームにかけての展開は誰がなんと言おうと国宝級です。

サノスの圧倒的な力を目の前に誰しもが絶望感に駆られていましたが、最後はきれいさっぱりに犠牲を払いながらも着地させることができていました。まさしくエンドゲームの名にふさわしい納得のいく展開だったと思います。

そんなわけで、とりあえず手元に置いておきたくてこちらも検討する余地もなくデジタル配信を購入しました。なぜだか知りませんが、1つ持っておくとお守りみたいに安心します。

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ドラマ部門

『ウォーキング・デッド〈シーズン9〉』(2018年)

全話を観たわけではありませんが、(と、言っても2話でストップしている状態です)このシリーズは絶望感で言えば、アベンジャーズに匹敵するぐらいのクオリティは誇っています。特にシーズン7はトラウマレベルでした。

今回シーズン9では、リックたちの宿敵ニーガンとの戦争終了後の話で、今までとは勝手が違う状況も生まれ、生き延びてきた仲間とも徐々に歯車が狂いだしてきます。

新しい敵も登場するようで、一向にこのシリーズが終局を迎える気配はないようです。余裕があればまた再開したいと思います。

 

『DARKダーク〈シーズン2〉』(2019年)

こちらもウォーキング・デッドのシーズン9同様に全話観てはいませんが……。シーズン1では物語の展開にグイグイ引き込まれてしまったのもあり、シーズン2も観てみようかなー、と。そういうノリで観はじめました。

シーズン1みたいにいきなりグイグイくる感じではありませんでしたが、期待はできるかなと思います。なんせ1話のみしか観ていませんので判断が難しいところです。

たぶん、面白いと思います。そう信じたいです。

 

『リバーデイル〈シーズン4〉』(2019年)

シーズン2とシーズン3は、かなり話がぶっ飛んでた内容で興ざめ感は否めませんでしたが、本シーズンで見事にI’ll be backを果たしていました。

お帰りなさい。やっとシーズン1のような面白さが帰ってきたといった感じです。フレッド役を演じていたルーク・ペリーの突然の逝去は、本当に急で驚きで悲しみに暮れましたが。

ルーク・ペリーを偲ぶかのように描かれた追悼エピソードはかなり印象的で、心にぐっと熱いなにかを感じるものがありました。

これまで本当に感謝しかなくて、亡くなられた今でもドラマの立役者として活躍している部分もあり、妙に嬉しい気持ちになりました。

ジャグヘッドの行く末も気になりますし、今後の展開が楽しみなドラマです。

 

『ストレンジャー・シングス 未知の世界〈シーズン1〉』(2016年)

本作を知る前はまったく観る気はありませんでしたが、テレビCMで宣伝されていたのをきっかけに興味をもちだして……。それからというもののトントン拍子でシーズン3まで一気観してしまった、それくらいクソ面白いドラマです。

”なんだよ裏側の世界”って思うかもしれませんが、観続けると思ってた以上に展開が面白くなります。

やばいです。語彙が貧素になってしまうほど感情が乱れてします。登場人物のキャラクター性にどんどん飲み込まれてしまいます。

そして気づいた頃には、あっという間にシーズン3を観終えている結果を迎えることでしょう。あとはご自身の目で確かめてみるのが一番かなと思います。

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『ストレンジャー・シングス 未知の世界〈シーズン2〉』(2017年)

裏側の世界の気持ち悪い怪物をやつけた御一行様は、今度は政府から身を隠すために警察署の署長でもあるホッパーと超能力者のエルは隠居生活を送ることになります。と、言っても身を隠しているのはエルひとりになりますが。

超能力者の宿命というのでしょうか。ここから少しずつ恋愛事情も動き出し、超能力者といってもひとりの女の子ですから、一時期自宅の一室で身ごもってくれていた男の子のマイクと織姫と彦星状態になります。

会いたいけど、会えない。なんて残酷な世の中でしょうか。

またその一方で恋愛事情とは別に、新たな怪物が登場します。名は確か”マインド・フレイヤー”です。ウィルの体内にいてこれがけっこう厄介なやつで。切り離すのがやっとで、苦戦中の苦戦を強いられました。

でもけっきょく最後はハッピーエンドに終わるわけですが、ドラマ終了間際にシャドウモンスターが登場するという、なんとも恐怖を持ち越すような終わり方でした。シーズン1に続いて、シーズン2もグイグイ引き込まれるような展開でした。

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『ストレンジャー・シングス 未知の世界〈シーズン3〉』(2019年)

シーズン3にもなると登場人物の雰囲気にもちょっとした変化が見られ、特にエルは大幅なおしゃれさんになっていました。

シーズン1で登場したときは坊主姿で、シーズン2のときはパーマネントヘアで、お世辞にも女性らしさを感じることはできませんでしたが、今回は長髪&髪金姿になり髪はシュシュみたいなもので束ねていましたから、シーズンのなかでも一番女性らしさがありました。

なんだ、よく見てみると可愛らしい面持ちあったんだってなりました。うん。うん。

本シーズンでは、ユマ・サーマンとイーサン・ホークの娘であるマヤ・サーマン=ホークがロビン役で登場するなど、ロビン、スティーブ、ダスティンの洋もののズッコケ3人組が見られいい味を出していました。

ビリーとマックスの兄弟愛に焦点が当てられて物語が進行していくため、けっこうな勢いで結末は胸熱な展開でした。ビリーの悲しい過去が明らかになりますが、それがすごくよかったです。

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『13の理由〈シーズン2〉』(2018年)

ハンナが自殺してから5ヶ月後の物語が描かれています。

ハンナの自殺に関わった先生や生徒たちが証言台に立ち、テープでは語られなかったハンナの一面が浮き彫りになっていきます。

裁判では勇気を振り絞って証言する者もいれば、嘘の証言をする者もいて、生徒たちの間でも徐々に歯車が狂っていきます。

登場人物それぞれが抱えている闇にフォーカスされ、今回もダークかつシリアスな内容となっています。社会問題を取り扱ったドラマのなかでも、圧倒的に情緒が動かされる作品です。

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『13の理由〈シーズン3〉』(2019年)

裁判が終わり、やるせない気持ちを抱えたまま時が過ぎていくなかで、ブライスが遺体で発見されるという衝撃的な内容からスタートします。

望んでいた展開ではありましたが、気になるのはたったひとつ。誰がブライスを殺害したのか、ということ。

本シーズンでは物語の重要な鍵を握っているアニ・アチョラが新キャラクターとして登場します。

クレイの周りを嗅ぎ回るシーンが多く、視聴者からはマイナスイメージを抱かれるなどその影響は彼女のSNSまで広がりました。配役のせいで被害者となってしまいましたが、ブライスが亡くなってからはこれまた生徒たちや家族は彼の死と向きうことになります。

ブライスの死が周りにどのような影響を与えるのか、最終回には衝撃的な展開が待っています。

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『バチェラー・ジャパン〈シーズン3〉』(2019年)

リアル婚活サバイバル番組も今回で3回目。

3代目バチェラーは、今までのバチェラーと比べて長身かつフランス留学を経験されているという……しかもオリジナルの婚約指輪を持ってまで参加されるなど、その本気度は今までのバチェラーにはない意気込みが感じられました。

しかも青年実業家という点で女性陣の期待度はますますうなぎのぼりと思われましたが、けど……。終盤の展開のせいでAmazonのレビューは大荒れ、地獄絵図のような結末を迎えてしまいました。

原因は友永真也さんの番組のルールを根本的に覆す行動です。もう、これはいろいろな意味で揺るがしています。

おすすめしたくありませんが、でもぜひ観てもらいたい。そして語りたくなるような作品です。

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『全裸監督』(2019年)

2019年はこれを観ずしてほかになにを観るのかを問いたくなるほど、観なきゃ損なドラマです。

確かにはじめはエロ目的かもしれませんが段々そうじゃなくなって、村西とおる氏の生き様や彼の人生に大きく影響を与える黒木香氏の壮絶な物語からは、得るものも学ぶことも大いにありました。

今のAV業界の礎をつくったのは間違いなくこの2人だと思います。

業界特有の縄張り争いでさえ微動だにせず立ち向かう、村西氏のただならぬ信念をぜひご自身の目に焼き付けてもらたらと思います。そしてなんといっても、山田孝之さんと森田望智さんの熱演は必見です。

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まとめ

下半期のおすすめ映画とドラマについて無事に書き終えることができました。2020年に持ち越した2019年の仕事をここで精算することができ、やっとひと安心といったところでしょうか。

ドラマに関しては絞りに絞って選んだ形となってしまいましたが、どれもおすすめです。時間さえあればいろいろなジャンルの作品を観ていけたらなと思います。

Amazonプライム・ビデオで観られるバチェラー・ジャパン以外の作品は、Netflixで観ることができます。

映画はヒーロー系のものが若干多くなってしまいましたが、どれも10選のなかからは外せない作品です。こちらは厳選に厳選を重ねて選びましたので、興味のある作品があれば観てもらえたらと思います。どれも自信をもっておすすめします。

2020年もきっとこの企画記事をやると思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。

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