Leicaを持って子どもとおでかけ。場所は「New Zea Cafe」とちょこっと「芦屋基地航空祭」
カフェの定義、それは“食事だけでなく、特別な空間のひとときを味わえる場所”
昔であれば妻とふたり、そのような考えでよかったのかもしれません。ただ今は家族も増え、カフェを利用する定義もずいぶんと変わってきたように感じます。”大人だけでなく子どもにとっても、特別な空間のひとときを味わえる場所”といったふうに考えるようになりました。
大人も子どもも、楽しめて、くつろげて、おいしい物が食べれて。そのような場所を追い求めて前回は、『Leicaを持って子どもとおでかけ。場所は「June Berry」』へ訪れました。今回は、妻からの情報で遠賀町におしゃれなカフェがあるということで、Leica X-E (Typ 102)を片手に「New Zea Cafe」へ足を運んでみました。
店内の様子
店内へ入った瞬間、一目散にキッズスペースへ向かいました。思っていた以上にスペースが広く、その辺にある狭い感じのものではありませんでした。おもちゃも充実していて、絵本や木のおもちゃ、テレビはトムとジェリーが流ていました。トーマスだったらもっと最高でしたが、まあ、贅沢は言えませんね。
店内は広々としていました。壁の到るところにポスターや小物が飾られていて、おしゃれへのこだわりが感じられました。
バーガーがイチオシ商品みたいで、出入り口付近には黒板においしさのひみつがチョークで描かれていました。写真を確認してみてはじめて気づきました。メニューかなにか書かれているとてっきり思っていました。思い込みって、怖い、怖い。
テーブル席だけでなくカウンター席もいくつか完備されていました。テーブルのスペースに対してイスの数が多いと感じているのはボクだけでしょうか。写真を見ても明らかに2人ぐらいしか座れないような気がします。どんなお客さんがこのスペースを利用しているのか、逆に気になります。
厨房は見晴らしがよく広々とした印象を受けました。ただ、この作りが仇になったのか、全体的にスタッフの活気に欠けているように感じました。せっかく可愛らしい女性スタッフが働いているのに、もったいない。いや、ほんと、もったいないです。
なにやら怪しげなイラストが描かれた紙袋が均等に並べられていました。目を引くと同時に、目を凝らしてみると男性のイラストが描かれていました。まさじろうと思われる人物のイラストで、自宅に帰ってからネットで調べてみたところ、近くのパン屋「まさじろうのGrinPan」で働く店長さんでした。「New Zea Cafe」で使われているパンは、「まさじろうのGrinPan」産のようです。
もうひとつ気になったのが、波形スレートのコンクリート壁。おしゃれではあるのですが機能面は微妙なのか、調理の熱がこもっていて若干蒸し暑かったように思います。だからでしょうかね、業務用エアコンが3台と扇風機が1台設置されていました。全部稼働したときの電気代がいくらになるのか、考えただけでも恐ろしくなります。
注文したハニートーストの2品とジュースのセット。ボクはクラシックハニートーストにジンジャーエルで、妻はいちごたっぷりのハニートーストとオレンジジュースをたのみました。昼食を済ませたあとだったので今回サイドメニューを注文しましたが、次回足を運ぶようなことがあればぜひバーガーメニューをたのみたいところです。
味のほうはパンが絶品でした。もっちもちの食感で、食べごたえがありました。カフェよりもパン屋さんの「まさじろうのGrinPan」ほうが気になって、ここのパンを食べてみたくなりました。
まとめ
店内はおしゃれだし、ハニートーストもおいしくてよかったのですが、やはり雰囲気が微妙なのはカフェとしては致命的なのかなと思いました。控えめに言ってもったいないですから。
子どもの大好物なうどんがメニューにあるので、できれば気軽に足を運びたいところではあります。スタッフに活気がなかったのもたまたまかもしれませんし、機会があればまた行ってみたいと思います。
- 場所:福岡県遠賀郡遠賀町別府北浦3563-2
- 営業時間:[月・木・金・土・日] 11:00 ー 15:30(L.O.15:00)
ちなみに
海が見たいと、朝早くにおでかけをしていたところ、またまた芦屋で航空祭があることを知りました。せっかくと思い行ってみることにしました。妻もボクもはじめてで、もちろん我が家の殿(息子)もはじめてで、激しく鳴り響くエンジン音で泣くかなと思っていましたが、まったくでした。むしろ、めちゃめちゃ楽しんでいました。大好きな救急車もありましたし。
残念ながらブルーインパルスが飛行する前に芦屋基地を出てしまったので、実物を見ることはできませんでしたが、ほかの機体で迫力のある飛行演技が見れ来年も行ってみたいなと思いました。
予定になかったのでカメラはLeica X-E (Typ 102)しか持ち合わせておらず。どうあがいても近づけないので、これ限界でした。我ながら素早動く被写体を捉えたものです。褒めて讃えてあげたいくらいです。
予想に反してほんと楽しかったです。めったなことじゃないと基地になんて入れませんから、貴重な経験でした。自衛隊の方とも写真が撮れて、みんな、みんな、有意義な時間だったように思います。