Leica X-Eを持って子どもとおでかけ。場所はキャナルシティ博多
単純なことで、「未来の遊園地」「最新のデジタルアート」「体験知育型空間」「チームラボ」。
これらのワードにボクの好奇心が反応してしまい、行ってみました。キャナルシティ博多へ。
目的は「チームラボ★学ぶ!未来の遊園地」で、家族みんなで楽しめたらいいな程度に思っていました。それに、子どもの成長に少しでも影響を与えたらと。
いろいろな経験を通じて、クリエイティブな発想とかコミュニケーション能力とか、どんどん高めていってほしいと思っています。
ボクもそうでしたけど、未知の体験を想像するだけでなんだか心が踊ってワクワクしてしまいます。このワクワクが子どもにも伝染してくれたらと思っていましたが、まったくもって心配ありませんでした。だって普通に楽しんでましたから。
アートアトラクション9作品中8作品で遊ぶ我が家の殿(子ども)
Light Ball Orchestra / 光のボールでオーケストラ
転がすと光や音が変化するボール。何個かボールが集まっているとめちゃくちゃきれいで、ひとつぐらい自宅に欲しいと思いました。邪魔になるかもだけど。
少しボールのサイズが大きかったのか殿の反応があまりない感じで、小さなお子さんが遊べるように小さいサイズのボールが置いているエリアをそこで働くスタッフにご案内してもらいました。
お陰様で遊ぶ、遊ぶ。光が変わるのが面白いのか、自ら突っ込んで笑顔で楽しそうに遊んでいました。
Story of the Time when Gods were Everywhere / まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり
残念なことにまったくと言っていいほど殿が見向きもしなった作品。
発想自体は面白いのですが、なんとなく興味を示さなかったのもうなずけます。だって象形文字にタッチしないと反応しませんからね。
動物といっても特徴的な見た目になっていますし、認識できないと楽しめない内容だと思います。そういった意味で、ある程度年齢が経っている子ども向けです。
Create! Hopscotch for Geniuses / つくる!僕の天才ケンケンパ
2足歩行が精一杯の殿にとってケンケンパの敷居は高く、むしろそれがなんなのかさえわからない状況。殿にとっては、光っている道としか認識がないように思います。それすらもないかもしれませんが。
揚々と歩いているところ、持ち出したクレヨンを落としてしまい、そそくさと妻が拾って元の場所へ戻そうとしたところ泣き出してしまいました。
よっぽど、クレヨンが気に入っていたみたいです。
Connecting! Block Town / つながる!積み木のまち
営業してまもなかったこともありますが、人だかりがない状態のなか唯一、殿は強い関心を示してひとり遊んでいました。ある意味、一時の間は貸切状態でした。
もしかしてもしかして、変わり者なのかもしれないと疑ってしまいましたが、数時間後にはほかの子どもたちの姿もちらほら集まってきました。それを見て、なぜでしょう、妙に安堵してしまいました。(笑)
作品自体はテーブルの上に置かれている積み木をうまく繋げると、いろいろな乗り物が走り出します。
テーブルの上だけでなくてスクリーンにも映し出されるので、子どもたちは映像に夢中になってました。子どもたちにとっては、パラレルワールドが広がっているふうに思ってたかもしれませんね。
A Table where Little People Live / 小人が住まうテーブル
小人たちが住んでいると言われているテーブル。テーブルの上に手や物を置くことで、いろいろなアクションを見ることができます。時には小人たちが手の上や頭へ飛び乗って来たりもするので、それが可愛くて癒されました。
子どもたちに人気かと思いきやそれほどなくて、殿もなかなか関心を示しませんでした。子どもたちにとっては、少しわかりにくい遊びなのかもしれません。子ども向けというよりも大人向けといった感じです。
Sliding through the Fruit Field / すべって育てる! フルーツ畑
このすべり台では、人は太陽の光となってフルーツにエネルギーを与える役割となっています。体にボールがぶつかることで勢いよく飛んでいき、ぶつかることでフルーツが育っていくというものです。
正直いうと、すべっている側するとそんなこと全然わかりません。ボクは殿を抱きかかえすべりましたけど、まず、すべることで精いっぱいでしたから。映像を見る余裕なんて一切ありません。
思ったよりも勾配も急ですし。すべり終わったあと、妻には楽勝だったとか言って余裕風を吹かしていましたけど、内心は普通に怖かったです。
普通にすべっている子どもたちを見て普通にすごいと思ったボクは、もうオジさんなんだろうか。歳をとるのが、なんだか怖くなってきました。
Sketch Town / お絵かきタウン
イラストが描かれた専用の紙に、クレヨンで色塗りをしたものがスクリーンに映し出される作品。(正確には、色塗りが終わったあとスタッフへお願いして特殊な機械でスキャンすると映し出されます)
イラストの種類がたくさんあるなかで、今回はバスを選びました。理由は特にありません。
色塗りするのは今回が初めてのはずですが、手慣れた手つきでぬりぬりしてました。そのことにも驚いたのですが、一番の驚きはクレヨンを持ったときに口の中に入れなかったことです。ボールペンや鍵とか、なんでも口の中に入れるはずなんですが、もしかすると保育園でしつけられているのかもしれません。ありがたやー。
最後には家族みんなで色塗りをして、スクリーンに映し出されたものを見ました。動いていたのでかなり興味津々でした。
Sketch Aquarium / お絵かき水族館
こちらは、お魚バージョンになります。お絵かきタウン同様に、イラストを選んで家族みんなでクレヨンで色塗りをしました。選んだイラストはイカです。伸び縮みしながら移動するイカの姿は、なかなかシュールでした。
顔の部分はボクが描きました。空白が目立ちますがなかなかの出来栄え…と思います。裏を返せば、イカ本来の姿には近いものがあります。
よし、これで喜んでもらえると思いきやその逆で、喜ぶ姿どころか不安そうな表情を浮かべていました。まあ、仕方ないですね。だって動きが気持ち悪かったですからね。
まとめ
興味本位で行ってみましたが、率直な感想は大人のフリーパス1,200円は高いなあと思いました。
1回行ったらもういいかなあ。価格設定も、もう少し安くしてくれたら気軽に遊べていいのに。
しかも写真で見るより一つひとつの作品のスペースが狭く、1,200円の価格を考えたらもう少し広くて作品のバリエーションがあってもいいかなあって思いました。
まあ、久々に福岡までおでかけできて個人的には満足なんですけどね。たまに行く都会はやっぱりいい刺激になってええです。街並みとか歩いている人とか、普通におしゃれですから。