Leica X-Eを持って子どもとおでかけ。季節外れの秋月を堪能
桜や紅葉の名所として知られる秋月。
本来であれば春や秋ごろに訪れるのがいいとは思うのですが、ここはあえて今。今の季節に訪れてみることにしました。
もしかしたら、桜や紅葉以外でほかのなにか、なにか魅力が見つかるかもしれない、そんな期待を胸に「憧れをこの手に。ボクがはじめて手に入れたデジカメ Leica X-E(Typ 102)」で紹介したLeica X-Eを持って秋月へおでかけしました。
秋月へ向かう道中にて魅力を発見
秋月もそうだけど道中がたまらなく好き。行き交う車はほとんど見られず、そこにいるのはボクらだけ。ほどよい日光の温かみと車の窓からひんやり冷たい風が流れ込み、数分、ほんの間だけ、日常を忘れて自然を感じる瞬間に癒されます。
流れる川の水もきれいなので、これからの季節、休日になると行きたくなる場所のひとつです。
歩けばたくさんの魅力に気づかされる
久しぶりの秋月。いつぶりかは覚えていませんが、今も昔も相変わらずいい雰囲気が漂っていました。
車から降りて秋月の城下町へ向かう途中、透き通った流れる水に目を奪われながらも気づけばカメラのシャッターを切っていました。
お店もいくつか営業していて、蕎麦が格段に旨そうだなあと感じるほど。美しいとかの次元を超えてて、自然の恵みに感動しました。
外観が珍しい自動販売機や消火栓を発見。至るところで、秋月の景観に配慮したモノたちが置かれていました。
こういうの、妻にとっては最高の代物なんだそうです。妙にテンションがあがっていました。ボクにはよくわかりません。
かの有名な桜並木ロード。春の季節には約500メートルも続く桜色のトンネルになるようです。
いつしか一度桜を見に行こうとしたとき、人の多さに混雑していたので、それが嫌でボクはまだその光景は見れていません。そのときは休日だったので、来年こそは平日のどこかのタイミングで見に行けたらと思います。
いい雰囲気の外観をした黒門茶屋。どこか歴史を感じて、一瞬で心を奪われてしまいました。店舗内には独楽、紙風船、ふき戻し、けん玉、ピロピロ笛と昔懐かしいおもちゃが売られていました。
お昼はここで蕎麦をいただきました。写真こそ撮り忘れてしまいましたが、コシがあって蕎麦粉独特の臭みもなく控えめに言って美味しかったです。ツルッとした心地よい喉越しがたまらなくよかったです。
職業柄なのか、働いている人を見てしまうと観察してしまい、その流れで写真を撮りました。ボク自身、普段は室内で働くことが多いので外で働く人を見てると、なんかいいですよね。素敵です。
秋月へ来て一番ワクワクしたのが木造の校舎。風情があるにもほどがあります。学校の怪談を思い出しました。
訪れたときはたまたま体育祭が開催されていたので、どんな種目があるのか一時見物してました。そのとき見たのは、男子も女子も一緒にダンスを踊っていました。
そういえばボクら世代のときはごりごりの組立体操が名イベントでしたから、時代も変わったものです。
鳥居くぐりその先にある黒門を通り抜けて、垂裕神社にて家族みんなでお祈りをしました。意外にも階段の数が多く勾配もあって登りはきつかったです。頂上へたどり着くまで地味にしんどかったです。
杉の馬場通りの奥に進むと、看板に古処庵と書かれたお食事処がありました。準備中だったので店舗内の雰囲気は確認できず、外にはいい雰囲気を醸し出しているものがあったので、とりあえずここで小休憩を兼ねて写真をいくつか撮りました。
ろまんの道の雰囲気がすごく印象的だった
帰りの道中で猫を見つけ、子どもが喜ぶもんだから少し遊んでから秋月の城下町をあとにしました。そのあと城下町から少し離れたところでレトロ市へ行きました。
この日はちょうどイベントが開催されてて、のど自慢的なイベントといろいろなお店でアンティーク雑貨が販売されていました。
通称幸福の豆と呼ばる「もだま」ですが、販売されているお店のろまんの道にも寄りました。店内は不思議な空間で圧倒されました。
もだまを持っていると、なにやら幸福な出来事が起こる代物みたいです。ホームページを確認したところ、遠方の方のために郵送にも対応してました。
なにがなんでも幸福を得たいという方はホームページを覗いて見てください。
まとめ
久々に秋月へおでかけしてみて、以前は見なかったような建物ができてたりして新鮮な気持ちでさんぽをすることができました。
子どもと来るのは初めてだし、休日の午前中は人の数も少なくてゆったりと家族の時間を過ごせました。季節外れの秋月は、気分転換にちょっとしたさんぽにはもってこいの場所です。
ただなんとなく町を歩いて時間を過ごすのなら秋月はおすすめです。個人的に秋月の雰囲気がサマーウォーズの世界観と被るので、夏になったらまたおでかけしたいと思います。