『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』予想に反してすごく面白かった作品!
上映時間 | 117分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
監督 | デイヴ・グリーン |
音楽 | ティーブ・ジャブロンスキー |
配給 | 東和ピクチャーズ |
公開日 | 2016年 |
主な出演者 | ミーガン・フォックス(エイプリル・オニール) ウィル・アーネット(ヴァーン・フェンウィック) スティーブン・アメル(ケイシー・ジョーンズ) ピート・プロゼック(レオナルド) アラン・リッチソン(ラファエロ) ノエル・フィッシャー(ミケランジェロ) ジェレミー・ハワード(ドナテロ) タイラー・ペリー(バクスター・ストックマン) ブライアン・ティー(シュレッダー) |
どうも、バンコです。
前作『ミュータント・タートルズ』を観ることなく、『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』を観てみました。
予告編を観て面白そうだったから、といういたって単純な理由です。
まあ、前作を観なくても楽しめるだろうか心配はありましたけど、まったくもって問題なく楽しめました。
ボクが想像していたタートルズとはイメージもかなり違ってて、CGでキャラクターもリアルになっていたぶん面白味もだいぶ増していました。
懐かしさを感じるよりも、それ以上に映像美とかアクションとかにしてやられた感じです。
予想に反して面白く、得した気分です。
あらすじ
タートルズの宿敵シュレッダー(ブライアン・ティー)は、マッドサイエンティストのバクスター・ストックマン博士(タイラー・ペリー)と、マヌケな子分ビーバップ(ゲイリー・アンソニー・ウィリアムズ)とロックステディ(ステファン・〝シェイマス″・ファレリー)の協力で脱獄を果たし、再びNYを恐怖に陥れようとする。タートルズたちはTVレポーターのエイプリル・オニール(ミーガン・フォックス)、そして新たな仲間、ホッケーマスクをかぶったNY市警のケイシー・ジョーンズ(スティーヴン・アメル)らとともに悪事を阻止しようとするが、彼らの前に立ちはだかるのはイノシシとサイのミュータントに変貌したビーバップ&ロックステディだった!さらには異次元からきた新たな敵、悪の帝王クランゲの世界征服の野望も加わって、戦いの舞台はNYからブラジル、そして空中戦へともつれ込む!
そんな中、甲羅よりも強い絆で結ばれていたはずのタートルズに分裂の危機が…?!最大のピンチを迎えたタートルズは世界を、そして仲間を救えるのか――?
引用:公式サイト
感想
『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』を観る前は抵抗があった!
その理由に、言葉は悪いんですけど、どっからどうみてもCGでリアルになったタートルズのメンバーの姿が、ちょー気持ち悪いんです。
リアルになったぶん、全身緑色のカラーとか、正直受けつけませんでした。
タートルズのテーマカラーだからしかたないとはわかっていますが、アニメでは気にならなかった部分がリアルになるとこうも違うのか、技術力が高いってのもどうなのかなあと思うところはありました。
まあ、見慣れてくれば大丈夫なんですけどね。それまでが・・・ですね。
変なイメージもタートルズのハイスピードアクションを目の前に打ち砕かれてしまう!
本作を観てて一番驚いたのは、亀のとろいイメージを払拭するぐらい、作中で繰り広げられるアクションが爽快。で、軽快。
こんなにもスピーディーに流れるようなアクションは、観てるだけで気分もスカッとします。
CGだからそこ通常のアクション映画では表現できないレベルのものが可能になっていますし、タートルズメンバーの連携プレイは最高以外の言葉が見つかりません。
亀の動きが遅いってのはいつの話なんだい?という感じです。(笑)
悩むレオナルドにスプリンター先生がアドバイスした言葉が深い!
リーダーとして彼ら兄弟をまとめる自信がないと、1人レオナルドが悩むシーンがあります。
そのときスプリンター先生から告げられた言葉が、個人的に深く心に刺さりました。
言っていることはとてもシンプルだったんですが、その言葉の意味が深いといいますか、悟りのレベルに達したスプリンター先生だからこそ納得できる言葉でした。
アニメ・タートルズで懐かしのキャラクターが登場!
今回、本作には悪役キャラクターに、サイのミュータント・ロックステディやイノシシのミュータント・ビーパップが登場します。
アニメのときとキャラ設定は変わっておらず、お二方のアホすぎる言動や行動にクスッと笑えるシーンが満載です。
そして、忘れてはならないのが、ディメンションXの悪の帝王クランゲです。
相変わらず見た目のキモさは健在で、むしろCGになってグロテスクさがいつになく増していました。
食事中や食後にクランゲの姿を見ようとは思えず、そのグロテスクさは嘔吐しそうなレベルです。
お三方とも悪役なんだけど、どこか憎めないところがあって、悪いヤツなんだけどいい奴でもあるというようなちょうどいいキャラ設定が個人的に大好きです。
場違いレベルの美女の出演にニヤリ!
前作『ミュータント・タートルズ』から続けて出演しているヒロイン役のミーガン・フォックス(役:エイプリル・オニール)。
ひと際目立っていたというか、これはもう場違いレベルの美女です。
タートルズらしからぬ美女の登場に、違和感を覚えたのはボクだけではないはずです。
冒頭に流れるお色気ムンムンのシーンには、ただ、ただ、釘付けでした。
それにしても、アングルによっては”叶 恭子”に似ていると思うのはボクだけでしょうか。
海外ドラマ『ARROW/アロー』主演のあの俳優も登場!
今ではもう、ボクの中ではオリバー・クイーン役のイメージしかない、俳優のスティーヴン・アメル。
彼の出世作も、実は海外ドラマ『ARROW/アロー』だったりします。
本作ではケイシー・ジョーンズ役を演じていて、オリバー・クイーンのクールなキャラとはうって変わって、今度はアイスホッケ一筋の好青年キャラでした。
オリバー・クイーンのイメージが強いだけに、べらべらとセリフを話す姿は逆に新鮮でした。
さいごに
前作を観なくても、いきなり本作を観ても十分楽しめる作品です。
冒頭に前作の解説が入ってて、なんとなくストーリーも把握しやすかったですし。
なによりも、瞬きするのも惜しいと思えるほどの数々のアクションシーンは、何度観ても楽しむことができます。
予告編からもその雰囲気を味わえますので、チェックしてみてください。
本編は予告編の比じゃありませんから、そのまま本作を鑑賞しちゃってください。では。