映画『トランスフォーマー 最後の騎士王』世界観とかは壮大だけどわかりにくいところも多い作品
上映時間 | 149分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
監督 | マイケル・ベイ |
音楽 | スティーブ・ジャブロンスキー |
配給 | パラマウント映画(アメリカ合衆国) 東和ピクチャーズ(日本) |
公開日 | 2017年 |
主な出演者 | マーク・ウォールバーグ(ケイド・イェーガー) イザベラ・モナー(イザベラ) ローラ・ハドック(ヴィヴィアン・ウェンブリー) ジョシュ・デュアメル(ウィリアム・レノックス) ジョン・タトゥーロ(シーモア・シモンズ) スタンリー・トゥッチ(マーリン) アンソニー・ホプキンス(エドモンド・バートン) |
どうも、バンコで(@banco_oc)です。
前回、「『エイリアン:コヴェナント』見た目とかやってることは普通に怖くて気持ち悪いけどクセになる作品」を観てからというものの、立て続けにシリーズ作品を鑑賞してみました。
鑑賞してみた感想はというと、とにかく良くも悪くもスケールが大きすぎてよくわからなかった。ただそれだけで、そんな印象しか正直残っていません。
以下、具体的な感想について書いています。
あらすじ
人類とトランスフォーマーが反目し合い、オプティマス・プライムが姿を消してしまう中、地球の存亡を左右する危機が到来。事態を収束すべく、発明家ケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)、オプティマスの後を継いでオートボットを率いるバンブルビー、謎多き貴族の老人(アンソニー・ホプキンス)、オックスフォード大学の教授(ローラ・ハドック)によるチームが結成される。
引用:シネマトゥデイ
感想
とにかく見分けがつきにくいオートボットたち
どっちが味方でどっちが敵なのか、今回も残念ながらまったくもってボクの目や脳みそでは見分けがつきませんでした。
過去のシリーズでも同じように悩まされていましたが、状況は一向に良くはならず。
いや、あのですね。作品自体が面白くないというわけではありませんが、意識が朦朧としていたなかで観ていたこともあって、バトルシーンとかでもどちらが優勢に立たされているのかわからずじまいで。
今思うと実は敵のほうを応援していたのかもしれないですし、そこのことを思うとボクって完全にただイタイ人ですよね。
それって結構な勢いで恥ずい。
しいてわかるのは、オプティマス・プライムとバンブルビー、それにメガトロンの3機ぐらいで、あとはなにがなんだかという感じです。
そんな物覚えの悪いボクにさらなる追い討ちをかけるかのように、オートボットの数機が合体して新しい姿になるのは、あれは本当にやめてほしいと思った。
いや、いや、まぢで覚えられないから。
見た目が細々してリアルなのはいいことなんですが、それがボクにとっては逆に仇となって覚えられない状況を生み出しているのは言うまでもありません。
スケールが壮大すぎて逆に何をしているのかわからない
各バトルシーンでのことなんですが、圧巻のCGでずいぶんと楽しませていただきました。けど、結局はどのシーンも記憶にはほとんど残っていません。
というのも、あまりにもCGのクオリティが高すぎて逆によくわかりませんでした。
世界観とか描き方とかは、本当に本当に文句なしにすごいものがありました。本作の最大の魅力であることは間違いありません。
眠気なんてブッ飛びましたから。今まで数々のCG技術を駆使して描かれた作品を見てきましたけど、今回のやつはまぢでやばかったです。
終盤シーンは大興奮せずにはいられませんよ。
スーパーカーの登場には大興奮!だけど・・・
なんですよ。これは。このシリーズを観ていて毎回思ってたことなんですが、この際いい機会だから言わせてもらうけど。
「オプティマス・プライムのトランスフォーマー前の車って、ほかのものと比べてみてもかなりダサいよね!」
あー、言えてすっきり。
これは本当に唯一、残念なポイントで。
あのトラックって、図体のない頭のみにしか見えないんですよね。
貨物トラックのように、せめて荷台にコンテナさえついていればまだ見た目がいいとは思うのですが。
いや、むしろ、そっちのほうが断然かっこいいとは思います。
今回登場するスーパーカーに大興奮しましたけど、その一方で図体なしトラックは絵にならないというか、やっぱりういてました。
オートボットたちをまとめるリーダーなんですから、その辺はもっとこだわってほしかった、というのが本音です。
さいごに
最後は悪口みたいになってしまいましたが、まあ、言うならば今回は、作品の魅力についてというよりも素直に思ったことを文章にしてつらつらと書いていきました。
今までこのシリーズを観てきた人なら、人から言われなくても観るだろうし。いきなり本作から観るなんてアホなマネはしないとは思いますけど。
1作目の「トランスフォーマー」(2007年)から観て、2作目の『トランスフォーマー・リベンジ』(2009年)、3作目の『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(2011年)、4作目の『トランスフォーマー/ロストエイジ』(2014年)、と。
順番に観てオートボットたちの見た目の変化を楽しむ。
そういう楽しみ方もありなのかもしれません。