2022-03-25

映画『塔の上のラプンツェル』魅力的なキャラクターしか登場しない偏愛を語りなくなる作品

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上映時間100分
製作国アメリカ合衆国
監督バイロン・ハワード
ネイサン・グレノ
音楽アラン・メンケン
配給ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開日2010年(アメリカ合衆国)
2011年(日本)
主な出演者ラプンツェル(マンディ・ムーア、デラニー・ローズ・ステイン:幼少時、 中川翔子、小此木麻里:歌唱シーン、諸星すみれ:幼少時)
フリン・ライダー/ユージーン・フィッツハーバート(ザッカリー・リーヴァイ、畠中洋)
総合評価
『塔の上のラプンツェル』:

 

娘が大好きなラプンツェル。その理由は、おしゃれな髪型、そして可愛らしいドレスが娘にとってはたまらく世界が輝いているらしい。

目を輝かせて見つめるほど。その姿には親心をくすぶられてしまう。もう、たまらん。

てなわけで、ラプンツェルの感想を書いていく。

あらすじ

深い森にある塔で暮らすラプンツェルは、母親の言いつけを守り、一度も外に出ることなく暮らしてきた。18歳の誕生日の前日、彼女は塔に侵入した大泥棒フリンを長く伸ばした金色の髪を操って捕らえてしまう。やがて外界への好奇心を抑えきれなくなった彼女は彼に案内を命じ、憧れの外の世界に飛び出していく。

引用元:Google

感想

ディズニー映画はどうしてこんなにも面白いんだ。何度でも、何度でも、ときめきが止まらない。それは、『塔の上のラプンツェル』も例外ではない。

すんごく面白いし、泣いたり、笑ったり、感情の振れ幅も大きくて、感動で涙があふれてしまっている。でも、一番好きな作品は『アラジン』。

どんな話やねん。

冗談ではない話はさて置き、『塔の上のラプンツェル』はディズニー映画のなかでも上位に近いくらいお気に入りの作品になる。その理由は、魅力的なキャラクターの存在が大半を占めている。

まずはじめに紹介するのが、ラプンツェルの相棒でもあるカメレオンのパスカル。時にラプンツェルの気持ちに寄り添い、時に遊び相手になったりと。たぶん、一番親らしいことをしている。ラプンツェルからすれば常に一緒にいてくれる存在で、それが当たり前なんだと思う。

寝る時も、ご飯を食べる時も、お風呂に入る時も……。そんな描写は一切ないけど、容易に想像がついてしまう。旅を共にする描写ならある。あと、ロマンティックなキスシーンのときも。ちゃんと顔の周辺だけ赤く表現されてて、細部にまで気を配っているところに誠意しか感じねー。うん、やっぱ、素敵な作品だなて感じる。

続いて紹介するのは、フリン・ライダーでありユージーン・フィッツハーバートの本名をもつ男。フリンが不倫に聞こえて名前がややこしいですけど、存在自体もややこしい。うそ、それは冗談。

彼はラプンツェルにとって大切な存在になる男。ティアラを盗む泥棒の顔もあれば、キザでお調子者の顔をもつ。あとナルシストの一面もあったりする。時折お披露目される誘惑顔には、見てるこちらは100%腹が立つ。でも、憎めない。そんなキャラクターだ。

スタビントン兄弟を裏切ることもあれば、警護隊長の白馬マキシマスとはライバル的な関係になったりする。それにパスカルからは一時期警戒の対象になる。このようにいろいろと忙しいキャラクターではあるものの、ラプンツェルと同等かそれ以上にほかのキャラクターとの接点をもつ。作中では指名手配犯でも、作品のキャラクターとしては中心人物のひとりではある。

そんな彼とラプンツェルが育む愛のロマンスは涙なしには語れませんが、それ以上に心を鷲掴みされてしまったのがクローゼットのシーンになる。笑った笑った、声を大にして笑ってしまった。

内容は、以下参照。

  1. 無理な体勢による背中を強打→これで、たぶん、首の頸椎をやっちまったと思う。
  2. その後すぐさま、指のみ挟み撃ちの刑→内出血が間違いなく発生している。
  3. 間に無類の全身めった打ち→ターザンのごとくクローゼットに押し込んでいたので、打撲だけでは済まないはず。
  4. 最後にトドメの顔面強打→間違いなく歯と鼻は折れ曲がる。

まるでコントを繰り広げているみたいで、お気に入りのシーンになった。

最後ラプンツェルの紹介といきたいところですが、その前に紹介したいキャラクターはラプンツェルの育ての親であり誘拐犯のゴーテル。完全に憎たらしい。そのひと言に尽きる。

ラプンツェルがしきりに18年という数を口にするが、その間ずっと騙していた年数にもなる。これを聞くと怒りの感情しか出てこない。

鼻歌を歌うかのように、「ラプンツェル〜♪」という余裕こいた態度には心底呪いたくもなる。いっそのこと、家に昇る最中で落ちてしまえばいいとさえ思った。……叶った。

ラプンツェルを過保護の対象としてではなく、己の欲望のための拘束であることがわかっているからこそ尚更腹が立った。現代なら虐待問題で裁判も目じゃない。証拠しか揃わないから、勝てる。

いよいよ最後はラプンツェルの紹介といきたい。彼女はやることなすことハチャメチャなとこがいい。そういうとこ、好き。
常識を知らないから無鉄砲なところがあって、やっぱ主役というだけあって一番魅力的なキャラクターだった。

純粋だし、一生懸命だし。18年もの間偽の母親ゴーテルの教えを忠実に守る子で、外にはじめて出たかと思ったら、双極性障害を発症してしまうし。見てて飽きない。面白い。
ディズニーの主人公は基本、感情豊かなキャラクターが多いので、そいうとこもディズニー作品の好きな理由になる。

ユージーンとの出会いをきっかけに、たくましく成長していく姿や旅の過程で愛について知り本当の居場所を見つける姿には、親目線でいうところの感動しかない。もしかしたら、「はじめてのおつかい」レベル以上かもしれない。

そんな彼女に悲劇が訪れ、本当の愛や居場所を見つけたかと思えばユージーンが刺される事態が発生してしまう。

負傷したユージーンをラプンツェルは魔法の髪で治そうとする。かと思えば、不意をつかれてバッサリと髪を切られてしまい魔法の力を失ってしまう。つまりこのとき、「ユージーン、死す」。どうすることもできない悲しみのなか、こぼれ落ちた瞳の涙で蘇生する。

このとき、一瞬あることが走馬灯のようによぎった。

ザオリク?、ドラクエじゃねーかよ、これ。

はい、現場からは以上です。

 

最も○ ○で賞

出演者のなかから、個人的に目に留まった人物を勝手にピックアップしてかっこいいで賞&美しいで賞という名目で表彰しています。表彰の基準は様々で、見た目だけでなく役柄も重要視した上での判断となります。

 

最もかっこいいで賞

出典:Disney

ユージーン・フィッツハーバートを選んだ。選らんだ理由は、なんだかんだでいい男だった。ラプンツェルがフリン・ライダーよりもユージーン・フィッツハーバートのほうがいいと言うセリフには納得でしかない。本当はいい人なんだろうなというのがわかる。

なぜフリン・ライダーという名をもつようになったのかは、作中で本人の口から語られている。声優は、字幕版はザッカリー・リーヴァイ、日本語吹替版は畠中洋が務めている。

 

最も美しいで賞

出典:Disney

ラプンツェルを選んだ。選んだ理由は、彼女のキャラクター性にいい意味で心が翻弄されてしまった。娘も好きなキャラクターですし。着々とドレスを着用する日が近づいているのを隣で感じている。

声優は、字幕版はマンディ・ムーアで幼少時はデラニー・ローズ・ステインが務めている。日本語吹替版は中川翔子と歌唱シーンは小此木麻里、幼少時は諸星すみれが務めている。個人的に日本語吹替版推し。声とキャラクターのマッチ度が高く、歌も素晴らしくて鳥肌が立つ。

 

さいごに

ディズニー映画には家族と一緒に観られる作品が多くあり、そのなかでも本作は家族に娘をもつご家庭におすすめする。世界観にハマってしまったら最後。ドレス購入へのカウントダウンがはじまってしまうことは言うまでもない。

親目線で観ると感動の密度が急に濃くなるので、10何年もの間探し求めていた娘(ラプンツェル)が目の前にいるという奇跡に、涙がこぼれてしまうのは確実。再会を果たすハッピーエンドのシーンは拍手喝采を送りたくなる。このように大人が観ても楽しめる内容となっているので、ぜひ興味がある方は鑑賞してみてほしい。

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