2019-08-13

『ストレンジャー・シングス 未知の世界 〈シーズン2〉』シーズン1よりも面白くなって帰ってきた。

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ジャンルSF
超自然
ドラマ
ホラー
ミステリー
スリラー
原作ザ・ダファー・ブラザーズ
公開日2017年
話数全9話
配給Netflix
主な出演者ウィノナ・ライダー(ジョイス・バイヤーズ)
デヴィッド・ハーバー(ジム・ホッパー)
フィン・ヴォルフハルト(マイク・ウィーラー)
ミリー・ボビー・ブラウン(イレブン:エル)
ゲイテン・マタラッツォ(ダスティン・ヘンダーソン)
ケイレブ・マクラフリン(ルーカス・シンクレア)
ナタリア・ダイアー(ナンシー・ウィーラー)
チャーリー・ヒートン(ジョナサン・バイヤーズ)
ノア・シュナップ(ウィル・バイヤーズ)
ジョー・キーリー(スティーブ・ハリントン)
総合評価
『ストレンジャー・シングス 未知の世界 〈シーズン2〉』:

 

『ストレンジャー・シングス 未知の世界〈シーズン1〉』じんわり、グイグイと感情に語りかけてくる面白さがある作品」の執筆時点で実はシーズン2へ突入し観ていたのだけれども、不覚にも停止ボタンを押すことができず続けて観ていたこともあり、思いの外早い段階でシーズン2を制覇してしまいました。

ゆったりと物語が展開するシーズン1とは打って変わって、シーズン2ではいろいろな変化が起きていました。今からはそんなシーズン2の感想について紹介していきたいと思います。

あらすじ

ウィルの突然の失踪から一年が経とうとしているが、ホーキンスの町に、昔のような穏やかな日々は戻ってこない。それどころか、事態は混沌とするばかり…。

引用:Filmarks

 

感想

シーズン1よりもいろんな意味でスケールアップしている

つまり、面白くなって帰ってきました。

キャラクターの容姿はもちろんのこと、登場人物の関係性にも少しずつ変化が見られ、これまた新鮮な気持ちで観ることができました。

たとえば、イレブンの髪型は坊主姿から少し成長してショートヘアになっていて、ますます少年化が進んでいました。

これが、まるでカツラを被っているかのように不自然で、シーズン1のイメージを払拭するには相当な時間が掛かりそうでした。

 

続いてバイヤーズ家では化け物退治を終えやっと幸せなひと時が訪れたかと思いきや、また違った形で化け物退治に参戦するようになり、もうこれは運命なのでしょうか。

もはや同情するしかありませんが、ジョイスの愛息子ウィルの身に大変なことが起こってしまいます。

 

その大変なことというのが、シーズン2のラスボス的な存在になります。

前回登場した化け物(デモゴルゴン)は下ネタのような容姿をしていましたが、今回はタコとクモを合体させたような相変わらず異様な姿をしていました。

それがウィルの体内に入って共存しようとするわけですから、これがまたタチの悪い性質をもった相手になります。

やたら熱に弱いですが、対処法はわかっても退治しようようにもウィルが犠牲になってしまいますし。まあ、それでも周りの友人や家族、研究所の人たちはなんとかして助けようと必死に解決策を見つけようとします。

 

このドラマを見て思うのが、やたら女性陣が強いということ。力うんぬんかんぬんというよりかは、ジャンヌダルク並みに相手の懐へ入る勇気があるというか。

生まれながらにして戦士出身という人物が多いのではないかと、もはや錯覚すらしてしまいます。

世の腰抜け男性陣はこれを見て見習うべき、と言わんばかりに女性陣の豪快さには脱帽です。

そのひとりジョイスはウィルを守りたいという気持ちが伝わりすぎて、演技に神がっていました。子どもを愛する気持ちがわからないという方は、ジョイスだけを見ると良いです。

ドラマだから簡単な決断のように見えましたが、ジョイスがウィルに終盤で下した内容というのは精神的にかなり重圧がのしかかるものだったと思います。愛すべき息子だからこそ一緒に前へ進むために決断したあのシーンは、子どもをもちはじめたからこそ印象深いものがありました。

子の命を守るか、大勢の命を守るか。「すべてを犠牲にしてまでも守るとは」、すべてはジョイスから学べました。

 

一方でジョイスの身の回りの変化としては、恋人のボブが登場します。見た目はメタボだけれどもハゲていないのが唯一の救いのキャラクター。

ただキャラクター的にはかなり愛せる存在です。ちんぷんかんぷんな状況でも、ジョイスが手伝ってほしいことには素直に行動しますし、バイヤーズ家を守ろうとする本物の男でした。ここ最近稀に見る、本当の本当にいい奴でした。

個人的にはプログラム言語が使えるというだけで、ドストライクなキャラクターでした。

 

バイヤーズ家絡みの話題で次にジョナサンについては、ナンシーとの恋の行方が気になるところだと思います。結果については明かせませんが、ただ想像に容易いかと……。そんな感じにふたりは発展していきます。

 

ではスティーブンの存在はというと、シーズン1ほどの勢いはありませんでしたが、彼は彼なりに新しいキャラクターのポジションを確立していました。

そう、シーズン2はある種スティーブンによる新時代の幕開けとでもいいましょうか。

ひょんなことからダスティンと異色のコンビを組むようになり、二人三脚で化け物に立ち向かうわけですが、これが意外にもお似合いでした。ふたりがゲイという意味ではなく、波長的な意味合いになりますけど。

シーズン3ではこのコンビはさらに開花するみたいなので、非常に楽しみではあります。

 

そんなダスティンですが、シーズン2では恋に落ちてしまいます。ライバルが親友のルーカスというのがこれまた面白い設定で。

そんなふたりが恋する相手は今回初登場する、マックス・メイフィールド(セイディー・シンク)になります。

初登場シーンはかなりインパクトがありました。なんせ、スケーボーをもって車から出てきたと思いきや兄貴に向かって怒鳴り散らしていましたから。

それはもう、やんちゃな小娘といった感じです。人生、紆余曲折と、いろいろありますが、のちにマイクたちの仲間になります。

 

初登場するキャラクターはもうひとり、マックスの兄ビリー・ハーグローブ(ダクレ・モンゴメリー)です。

この方の登場により学校ではキング・スティーブンの称号は彼によって剥奪をされてしまいます。ケンカが強くて、筋肉質で、髪金長髪のテンション高め、THE・ワイルドな男です。

ナンシーを狙うと思いきや、まったく見向きもしない展開は意外でした。こういう男に限って相手の女性を狙いそうな気がしましたが、もはやそういう鉄板ネタはお古なんでしょうね。

 

最後に紹介するのは、シリーズ初登場であり、超能力者であり、エルの過去を知る者のカリ(リネア・ベルテルセン)です。コードネームはエイトです。

相手に幻覚を見せることやその反対に見せないようにする能力をもっていて、イレブンよりもいろんな意味で能力的にはパッとしない印象でした。

戦闘向きではないので、一時的な問題に対処する分にはいいかなと思うような能力です。

普段はデッドプールに出てきそうな仲間と一緒にいて、強盗をしながら生活をしています。一時的にイレブンも仲間になりますが、それどころではないことを理由に自ら辞退をしてしまいます。

イレブンの過去が明かされる重要なチャプターでもありました。

 

最も○ ○で賞

出演者のなかから、個人的に目に留まった人物を勝手にピックアップしてかっこいいで賞&美しいで賞という名目で表彰しています。表彰の基準は様々で、見た目だけでなく役柄も重要視した上での判断となります。

 

最もかっこいいで賞

前回はウォーキング・デッドのノーマン・リーダス(ダリル)似のチャーリー・ヒートン(ジョナサン・バイヤーズ)を選びましたが、今回はジョナサンの恋敵でもあったスティーブ・ハリントン演じるジョー・キーリーを選びました。

その理由は活躍ぶりがハンパなかったからです。それにダスティンとのコンビは本当に最高でした。

スティーブンに子守できる力があったとは、意外でしたし、本当の兄貴のように子どもたちに関わる姿は優しさに溢れていました。シーズン1では到底想像できなかっただけに、今回ばかりはポイント高めです。むしろ、このギャップはずるいような気がします。

そんな彼ですが、なにかと話題になっているドラマ内での交際相手についてはいないようです。

映画『After Everything(2018年公開)』で共演し、2017年から現在に至るまでアメリカの女優マイカ・モンローと交際中だからです。

彼女とはレッドカーペットに一緒に登場したり、SNSにお互いの写真を載せたりと、健全に交際しているようです。

 

最も美しいで賞

続いてこちらは、前回同様に今回もまたナンシー・ウィーラー役を演じていたナタリア・ダイアーを選びました。

理由は可愛さに文句の付けどころがなかったからです。

彼女の笑顔に癒やされ、ひとり画面に向かってニタニタする自分の姿が気持ち悪いと思ってしまうほど、その可愛さに平伏しています。

たとえばこちらのInstagramの写真は、超やばい感じの代表格です。これを見た日には、もうすでに彼女の虜になっていました。

実生活については、「『ストレンジャー・シングス 未知の世界〈シーズン1〉』じんわり、グイグイと感情に語りかけてくる面白さがある作品」で紹介していますのでそちらを読まれてください。

 

さいごに

上記ではあまり触れられていませんでしたが、主要キャラクターのマイクはというとずっとイレブンに恋をしていました。イレブンがいなくなってからずっとトランシーバーで生存を確認していましたが。

これを気持ち悪いと見るか素敵な恋と見るかは人それぞれだと思いますが、わたしはどちらかといえばムリーなタイプのほうです。なんだか重たすぎます。

あれ、もうひとり触れられていない人物がいたような気がしますが……。

……

……

……

……

……

……いました。

彼です。ホッパー所長さんです。

彼はというと、なにか変化ありましたかね。事件解明に向けていつも必死こいて動き回っているイメージしかありません。

そんな感じで、シーズン2もかなり面白い内容でした。

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