園子温監督のド変態ぶりが炸裂しているマニアック映画おすすめ10選
独特な世界観をつくりだすことで有名な園子温監督。そんな監督の性悪であり、グロテスクであり、観る者を不快にさせるマニアックな作品を集めてみた。
ファンの方以外、正直価値を見い出せないものとなっているので、それでもという方のみ読み進めていただきたい。
園子温監督のおすすめマニアック映画10選
10.『愛のむきだし』
[box class=”glay_box”]公開日:2009年
ジャンル:ロマンス、ドラマ
出演者:西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラ、尾上寛之、清水優、永岡佑、広澤草
[/box]AAAのボーカル西島隆弘と満島ひかり主演の作品。当時22歳の安藤サクラが出演しているのが驚き。しかも、ベテラン女優のオーラを放っているかのような、あの堂々とした佇まいには感服してしまう。
満島ひかりと安藤サクラとの絡みのシーンは本作いちの見どころ。つか、盗撮の際のアクロバティックな動きがやばすぎる。まぢで観てほしい。
予告編
[btn class=”simple”]『愛のむきだし』を今すぐ観る[/btn]9.『地獄でなぜ悪い』
[box class=”glay_box”]公開日:2013年
ジャンル:アクション、コメディ
出演者:國村隼、堤真一、二階堂ふみ、友近、長谷川博己、星野源、坂口拓(TAK∴)、成海璃子
[/box]ヤクザが映画をつくる映画。とにかく人が死にまくる。グロ描写もかなり大袈裟。でも、それはそれで潔く見える。
長谷川博己のぶっ飛んだ役柄と、それを成せる俳優としての手腕が光っている。今となってはなかなか見れない姿なので、そういう面でも価値がある。
ダイレクトなエロ描写はなくとも、二階堂ふみの雰囲気がプチエロい。
予告編
[btn class=”simple”]『地獄でなぜ悪い』を今すぐ観る[/btn]8.『愛なき森で叫べ』
[box class=”glay_box”]公開日:2019年
ジャンル:スリラー、クライム
出演者:椎名桔平、満島真之介、日南響子、鎌滝恵利、YOUNG DAIS、川村那月
[/box]北九州監禁殺人事件をもとに製作された作品。椎名桔平演じる村田丈がなにかやらかす感があって、一時も気が休まらなかった。
作品の独特な雰囲気と、マインドコントロールの怖さと、グロさ、ほどよいエロさが入り混じった園子温ワールドが炸裂している。人間の怖さが認識できる作風には納得しかない。
予告編
[btn class=”simple”]『愛なき森で叫べ』を今すぐ観る[/btn]7.『エクステ』
[box class=”glay_box”]公開日:2007年
ジャンル:ホラー
出演者:栗山千明、大杉漣、佐藤めぐみ、つぐみ、町本絵里、佐藤未来、山本未來、夏生ゆうな
[/box]髪の毛を題材にした、死体からエクステを作る変人を演じた大杉漣が確実にぶっとんでた作品。もう、クレイジーを通り越して最高。
一にも二にも髪の毛が出る映像が多用されているので、鑑賞中は身体がむずむずとなってしまう。不快なシーンをつくらせたら、右に出るものはまずいない。
予告編
[btn class=”simple”]『エクステ』を購入して観る[/btn]6.『自殺サークル』
[box class=”glay_box”]公開日:2002年
ジャンル:ホラー、スリラー
出演者:石橋凌、永瀬正敏、さとう珠緒、宝生舞、野村貴志、ROLLY、嘉門洋子、萩原明、余貴美子
[/box]テーマが重すぎて、トラウマになってしまう。特に映像が。
駅のプラットホームで楽しげにおしゃべりをする女子高校生の集団が、電車が入ってきたかと思った瞬間に、手をつないだまま飛び降り自殺をするんですから、やることなすことグロすぎる。ダイレクトなタイトルも不快でしかない。
登場人物がなにを考えているかわからないので、観てるこちら側も不安を煽られる。でも、逆にそれが緊張感を保ててよかった。
予告編
[btn class=”simple”]『自殺サークル』を今すぐ観る[/btn]5.『アンチポルノ』
[box class=”glay_box”]公開日:2016年
ジャンル:ドラマ
出演者:冨手麻妙、筒井真理子、不二子、下村愛、福田愛美
[/box]独特な色彩を使った映像と、冨手麻妙の体を張った演技が魅力。
園子温監督の嗜好があまりにも偏りすぎて、独特なセンスが光りすぎている。悪趣味全開。ゆえに、観る人を選ぶ。
受け入られる人のほうが確実に少ない、クセの強い作品。
予告編
[btn class=”simple”]『アンチポルノ』を今すぐ観る[/btn]4.『映画 みんな!エスパーだよ!』
[box class=”glay_box”]公開日:2015年
ジャンル:ドラマ、ミステリー
出演者:染谷将太、池田エライザ、真野恵里菜、マキタスポーツ、深水元基、柾木玲弥、神楽坂恵、安田顕、高橋メアリージュン、冨手麻妙
[/box]バカげている内容と言われたら、それまでで。確かに物語全部が変化球で、理解不能に陥る。理解しようとするほうが、むしろダメなのかも。
はっきり見えるのは数々の女優のセクシー姿で、特に池田エライザのハレンチシーンは、ものの数秒ですけどこれだけ見ればあとはなにもいらなくなる。
極めて、やっすいエロスがちりばめられた作品になる。
[kanren postid=”5074″]予告編
[btn class=”simple”]『映画 みんな!エスパーだよ!』を今すぐ観る[/btn]3.『紀子の食卓』
[box class=”glay_box”]公開日:2006年
ジャンル:ホラー、ドラマ
出演者:吹石一恵、つぐみ、吉高由里子、並樹史朗(並木史朗)、宮田早苗、三津谷葉子
[/box]タイトルだけを見れば温かい食卓を囲む家族の物語かと思えば、違った。『自殺サークル』の続編となる作品なので、そんなはずがない。全然生ぬるくない。
クライマックスに向けて歯車が徐々に狂い出す物語は健在で、ラストは圧巻の描写。観終わったあと、一時動けなくなり放心状態になった。良くも悪くも感じ方がはっきりと分かれてしまう。
予告編
[btn class=”simple”]『紀子の食卓』を今すぐ観る[/btn]2.『奇妙なサーカス Strange Cirus』
[box class=”glay_box”]公開日:2005年
ジャンル:ホラー、スリラー
出演者:宮崎萬純(宮崎ますみ)、いしだ壱成、桑名里瑛、高橋真唯、不二子、田口トモロヲ、大口広司
[/box]性的シーンのオンパレード。しかも暴力と合わさって、ほんまにカオス。グロ、エロときて、子どもを絡ませてくるところが、いつにも増してタチが悪い。
近親相姦や児童虐待なんてものは受け入れられない。登場人物のほとんどが狂っている様を見せられるので、重圧なストレスでしかない。
ラストのどんでん返し、そしてさらにどんでん返しするというきみの悪い展開には、完全に参る。
予告編
[btn class=”simple”]『奇妙なサーカス Strange Cirus』を今すぐ観る[/btn]1.『性戯の達人 女体壺さぐり』
[box class=”glay_box”]公開日:2000年
ジャンル:ピンク
出演者:夢乃、神崎優、鈴木敦子、桐生アゲハ、笹田留美、サンダー杉山
[/box]史上最低にして最高のピンク映画。登場する女流陶芸家をこれでもかとド変態キャラに仕立てて、壺相手にピンク全開で体当たりさせるという、なんとも異質な作品になる。
もはや理解不能。変なものを見せられてしまったと、100%そんな気持ちを抱く。まさに園子温監督の代表するオカルト作品。
予告編
[btn class=”simple”]『性戯の達人 女体壺さぐり』を購入して観る[/btn]
まとめ
いかがでしたか。気になる作品には出会えたでしょうか。
全部クセやらアクやらが強すぎて、もしかしたら観れないという方もなかにはいるかもしれません。園子温監督の作品を受け入れるには時間がかかるのは当たり前ですから。むしろ、一生受け入られない可能性のほうが確率は高い。
本当に、本当に、気になるなという方だけどれかつまんで鑑賞することをおすすめする。それ以外の方にとっては不愉快でしかないので。くれぐれもお気をつけください。
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