映画『シャザム』笑えるけど、ツッコミどころに気づいてしまうとイラだってしまう作品

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上映時間 132分
製作国 アメリカ合衆国
監督 デヴィッド・F・サンドバーグ
音楽 ベンジャミン・ウォルフィッシュ
配給 ワーナー・ブラザース
公開日 2019年
主な出演者 ザッカリー・リーヴァイ(シャザム)
アッシャー・エンジェル(ビリー・バットソン)
マーク・ストロング(Dr.サデウス・シヴァナ)
ジャック・ディラン・グレイザー(フレディ・フリーマン)
ジャイモン・フンスー(魔術師シャザム)
総合評価
『シャザム』:

 

DCコミックスのクロスオーバー作品「DCエクステンデッド・ユニバース」の7作目として製作されてた映画『シャザム』。予告編を見て、DCコミックスには珍しくユーモアたっぷりに描かれていて面白そうだったので観てみました。

率直な感想、いろいろなことが気になってわたしの肌には合わない作品でした。期待していただけに残念でした。

あらすじ

思春期を迎えたビリーは、魔術師にヒーローの才能を見いだされ、世界の救世主に選ばれる。「シャザム!」という言葉を唱えると、S=ソロモンの知力、H=ヘラクレスの強さ、A=アトラスのスタミナなど六つのパワーを持つ筋骨隆々のヒーローに変身する。だが、ビリー(ザカリー・リーヴァイ)の心は少年のままだった。

引用:シネマトゥデイ

 

感想

人間様よりもか弱い魔術師ってどうなの?

おいおいおい、ふざけるなよ、とまずは言いたい。(もう言ってるけど)

どうしてか。そりゃー、人間様に容易くいいようにされる魔術師シャザムの、まー弱いこと。

いやいやいや、あなたほどの力の持ち主であれば普通に守れましたよね。てか、人間相手なんだから守れよ。

7つの大罪を解き放つ目玉をサデウスから簡単に取られてしまって、人間様>魔術師の縮図にはもはや言葉を失うどころか失笑でした。

これはもしかして、あれですかね。目玉を保管する場所が悪かったんですかね。もうちょっと神様たちが集う玉座よりであれば、「玉を取られることはなかったのでは?」と思うこともありましたが。

……いや、むしろ、シャザムの6つの力の内、先見の明をもつような神様の力があってもよかったと思いますけど。

どうしてわざわざ、ヘラクレス(強さ)とゼウス(パワー)の類似した能力にしたのか。そもそもそこが問題じゃありませんか。まぁ、だからかな、過去に力を授ける相手の判断を誤ったっていうのは。

魔術師とは言えとんだおバカさんですよ。まったく、話になりません。

 

少なくとも純粋な少年の物語ではないですよね、これ

まだまだ終わりませんよ。言いたいことはまだたくさんあります。

シャザムの力を授けるためには、純粋な心を持った者でなければいけないことを魔術師自身が堂々と語っていましたが。なに、あれ……。

ビリーは別に純粋でもなんでもありませんよね。冒頭での警察官に対する行為は、完全に業務妨害でしたよね。

海外ではわかりませんが日本では、「信用毀損罪・業務妨害罪」といって三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処するという立派な犯罪になりますから。純粋という言葉を履き違えているとしか思えませんし、逆に純粋だからといってなんでもやっていいにはならないと思いますけど。

現実問題、生き別れた母を探すためとは言え、ほかに探し出す方法はいくらでもあったはずです。しかも実際、シャザムの力を授ける場面では、ビリーに言い負かされていましたし。

魔術師さん、「あなた一体なんなの?」。力を授けたあとにビリーの目の前で消えていなくなるなんて。あれ、普通に考えたら目の前で死んでいるってことですから。自然な形で簡単に流されていましたけど、本当は怖いことですからね。

魔術師とはいえ、いち人ということには変わりありませんし、そんなこと冗談じゃ済まされません。

 

得られるのは爽快感よりも不快感

わたしにとって一番の苦痛だったのがバトルシーン(関連するシーンも含みます)です。

確かに14歳という年齢だから能力で遊ぶこともしますし、世間に隠さずYouTubeなどのSNSにアップしたくなる気持ちもわかります。そういう時代だからしょうがないですよね。

ただね、ただですよ。

あまりにも無責任すぎる行動がいちいち目についてしまい、イライラMAXでした。作中ではその無責任すぎる行動が原因で、市民の命を脅かすシーンまでありました。

シャザムの力をなんだと思っているんですか、人の命をなんだと思っているんですか。おふざけにもほどがあります。

そんなシーンを見せられて、いくら幼いとはいえスーパーヒーローの能力を得た以上は「大いなる責任」というものが伴うんですよ。これ、ベンおじさんが言ってたよ。

DCコミックスの世界とはいえ、『スパイダーマン』のレンタルぐらいはやっているでしょうから。スーパーマンやバットマン好きなヒーローオタクのフレディさんなら鑑賞済みだと思ったんですけどね。誰かがその言葉を伝えてあげなきゃダメでしょうよ。

 

最も○ ○で賞

出演者のなかから、個人的に目に留まった人物を勝手にピックアップしてかっこいいで賞&美しいで賞という名目で表彰しています。表彰の基準は様々で、見た目だけでなく役柄も重要視した上での判断となります。

 

最もかっこいいで賞

酷評な本作に対してこのような賞を果たして与えていいのか疑問ではありましたが、そのこととは別に考えて選んだのはもちろんこの方です。

主役のシャザムを演じたザッカリー・リーヴァイになります。理由はガタイがよかったから、というほかありません。むしろ、ほかになにがあるでしょうか。

演技?セリフ?……。イライラして観てましたから、いちいちそんなことは覚えていません。それよりかは胸板の厚さだとか、上腕二頭筋の逞しさぐらいしか、ほんと記憶になくて……。

肝心な顔はというと、中の下ではないでしょうか。ここでもちょくちょくとディスっていますが。そうでもしないと、ただ単にお金を返して欲しいと言っても面白くありませんし、もちろん返ってくるわけでもありません。

であれば愚痴のひとつやふたつ、次から次へとぼんぼん出るわ出るわで、そんなの可愛いもんでしょ。

完全に関係なく被害を受けているようなものですが、彼が出演している映画『マイティー・ソー』のファンドラル役はめちゃくちゃかっこいいです。まぁ、ファンドラル役でなくても冗談抜きに普通にかっこいい男なんですが。

撮影のために鍛え上げたという肉体美もSNSでちゃんとあげられていますし。嘘の筋肉呼ばわりされてしまった経緯もあって、論より証拠を提示したようです。

シャザムとして大活躍したのかどうなのかは甲乙つけがたいところですが、14歳らしく振舞う演技に関しては素晴らしいものがありましたよ。それだけは本当に良かったです。

 

最も美しいで賞

これに関して言えば、おっぱいだけを見ればローザ・バスケス役を演じたマルタ・ミランスです。

作中で実際にポロリしているわけではありませんが、豊満なバストの持ち主であることは洋服の上からでも容易にわかりました。

シャツを着ているときの胸元のチラリズムにはまんまとやられてしまいましたし、中々のセクシーでした。

 

あと若さで言えば、メアリー・ブロムフィールド役のグレイス・フルトンなのかな、と。

単に若いというだけで作中では美しさや可愛さを見出すことはできませんでしたが、一歩外に出た彼女の姿はというと、別人のように可愛いです。笑顔が素敵な女性だなと思います。

現在23歳と若く彼氏もいないようで、本作をきっかけに注目されそうな予感がします。

 

さいごに

個人的には『デッドプール』のようなおふざけムービーは好きですが、本作に限っては予想外に受けつけないという結果となってしまいました。

キャラクターや演出などはどれもよかったんですけどね。肝心の物語であれもこれもと気になってしまい……。魔術師シャザムもビリー版シャザムも少しは戦い方を知っていたならば、少しはマシな評価になったのかなと思います。

おふざけはほどほどにしないと、ですね。

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