2020-10-21

Leica M4 ✕ Lomography CN 400 | 青の個性が光るフィルム

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Leica M4にはじめて装填したフィルムというのが、「Lomography CN 400」になる。

理由はたまたま手元にあったからといっただけで、これといって特にこだわりがあったわけではない。

このフィルムを使うと決めたのは、感度400なら室内や夕方の撮影でもイケると思ったから。それに夜の撮影も試してみたかったというのもあった。

青が特徴的なフィルムと言われていて、海や空を写したときの色味もどんな感じの雰囲気になるのか試してみたかった。

そんなわけで、今回もいろいろなシチュエーションでの撮影を試みた。

「Lomography CN 400」特徴

全体的にこってりとした印象ではあるものの、空の色味は段違いに美しく表現されている。

ハイライトがかった砂浜が写真全体を引き締めている役割を担っていて、空や海との相性もばっちり。この独特な色彩表現は思わずクセになりそうだ。

 

散歩中に何気なく撮ってみた1枚。

柿と空の優しい色味にグッと引き込まれてしまう。やばい、このフィルム。やばい、この色味。

この写真を見たときから、お気に入りのフィルムになった。

最高かよ、ロモ。

 

「Lomography CN 400」作例

念願のファーストフォトは、まるで色温度を弄ったかのような仕上がりになってしまった。

2枚目、3枚目に関してはなぜかトロピカルな雰囲気が醸し出されていて、4枚目に至ってはギロチンをされてしまったかのような写真になってしまった。

初心者のあるあるなのかもしれませんが、この頃はシャッタースピードも絞りもよく意味を理解していないなかで撮影を行った。

とりあえず感度400のフィルムなら晴れの日はシャッタスピードを1,000にして絞りをF8、曇りの日はシャッタスピードを1,000にして絞りをF4、雨の日や室内はシャッタスピードを1,000にして絞りをF2という認識でシャッターをバシバシ切っていた。

その結果、見事に黒つぶれのオンパレード。

やられた。約12枚もの写真がやられてしまった。

しかも36枚撮りなのに32枚で現像が終了していたので、半数ほどの写真がやられてしまう洗礼を受けてしまった。

フィルムカメラで撮影することの難しさを痛感した。

 

「Lomography CN 400」で撮影したお気に入りの1枚

青い屋根とベランダのデザインが特徴的なアパート。

ひと目見たときからおしゃれだなーと、ときめいた。いつかフィルムで撮りたいと思ってはいたので、夢が実現して単純にうれしかった。

構図は若干の補正を施してはいるものの、どの角度から撮れば見栄え良く写るのかを散策しながら撮影場所を探した。

最終的に選んだのは向かい側にある病院の駐車場から見る角度が雰囲気的によかったので、そこから撮影を行ったという思い入れのある1枚。

 

まとめ

特徴通り青の個性が光る素敵なフィルムでした。春から夏にかけて活躍しそうな感じがします。

今回は数々の失敗作を生み出してしまいましたが、Leica M4を使い慣れた頃にリベンジを果たしたいと思います。

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