映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』1回観ただけでは理解できん、情報量てんこ盛り作品

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上映時間126分
製作国アメリカ合衆国
監督サム・ライミ
音楽ダニー・エルフマン
配給ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開日2022年
主な出演者ベネディクト・カンバーバッチ(スティーヴン・ストレンジ / ドクター・ストレンジ)
エリザベス・オルセン(ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ)
ソーチー・ゴメス(アメリカ・チャベス)
ベネディクト・ウォン(ウォン)
レイチェル・マクアダムス(クリスティーン・パーマー)
キウェテル・イジョフォー(バロン・カール・モルド)
総合評価
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』:

 

おいおい、嘘だろ?完全に予告編に騙されてしまった。あと、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のエンドクレジットも。

てっきり、今回のヴィランは闇堕ちしたストレンジがマルチバースの影響によって登場するかと思いきや、違った。見事に、きれい、さっぱり、騙されてしまった。

そのヴィランの正体は早い段階でわかるものの、わかってからは頭の中で”えっ?”と一瞬固まってしまった。

まさかー、この期に及んで悪に転じるとはね。サノスが登場して以来、唯一報われなかったスーパーヒーローといえば、この方。

あらすじ

ある日、巨大モンスターから少女を救い出したドクター・ストレンジは、その少女がマルチバースを移動できる能力を持つことを知る。やがて彼は、悪の存在から狙われる身となった彼女と人類を最大の脅威から守るため、新たな敵に立ち向かっていく。

引用元:Google

感想

出典:© DISNEY/All Star Picture Library/Zeta Image

うん、そう、スカーレット・ウィッチ。またの名は、ワンダ・マキシモフ。MCUシリーズのなかでは、かなり人気を集める女性ヒーロー。その人気の理由は、エリザベス・オルセンが演じているというのが大きい。

僕もブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)演じるスカーレット・ヨハンソンとだったら、今はエリザベス・オルセンを選んでしまう。そのくらい魅力的な女優さん。

正式な初登場を果たした『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の頃と比べたら、その美しさは歴然。ずいぶんと美人になったことがわかる。

で、そんな彼女がアベンジャーズらと数々の死闘を繰り広げ世界を救ってきたのにも関わらず闇落ちしてしまったのには、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のときに夫であるヴィジョンを自らの手で死なせてしまったのが原因になっている。

大切な人を失ってでも世界を救わないといけない現実に、遂に精神が崩壊してしまいスカーレット・ウィッチが誕生してしまった。この辺の経緯については、ディズニープラスで配信されている『ワンダヴィジョン』を観るとよくわかるらしい。(僕はまだ観ていない)

作中で彼女がストレンジに対して「欲しくもないパワーを持った気持ちはよく分かる」と言うシーンがある。これは、彼女自身の悲痛の表れであることが汲み取れる。

人体実験によって開花させられた能力も自ら得た力ではなく与えられたものになり、同時に意思関係なく使命をも与えられてしまった。

このとき一度はヴィランとして登場したものの、アベンジャーズらとの戦いを通して真の敵が誰なのかを知り、自身がなにをすべきか自らの意思で理解することにいたった。闇から光へと向かい、世界を救うために戦っていた。

そんな最中、自らを恐れなかった唯一の存在であり最愛の人ヴィジョンを失なってしまったわけですから、精神崩壊が起きないほうがおかしい。再び悪に染まってしまった彼女の愚行は、それはそれは恐ろしいってもんじゃなく、闇落ちしてしまったゆえ自らの願望一点のみに集約されてしまう。

しかし、自分さえよければほかはどうでもいいといった意思や行動が目立つ一方で、スカーレット・ウィッチ(ワンダ・マキシモフ)の心の中で完全に光を拭いきれてはいなかった。

その原因は、ヴィジョンとの間に生まれた2人の子どもがいたから。この2人の子どもは別世界に存在しており、スカーレット・ウィッチ(ワンダ・マキシモフ)が完全なる悪に染まることなく、心の平穏をもたらしていた。

その生活を手に入れようと、今回異次元空間を行き来できる能力をもつアメリカ・チャベスを狙い吸収してやろうというのが、本作の物語の中核となる部分。本作ではアメリカ・チャベスの成長過程も描かれている。あと、能力を開花した頃や家族についても、しれっと描かれている。

ぶっちゃけ、本作に詰まっている情報量が多くて、感想も途中なにを書いていいのかわからなくなってしまう。(ストレンジの話なんて、この感想にほとんど出てきていない事態を招いている。汗)

マルチバースを表現したCGの出来のよさや、作中に登場したワンダゴア山(スカーレット・ウィッチが玉座と言っていたところ)は実母のマグダがワンダとピエトロを産んだ場所だったとか、いろいろ小ネタも仕込まれているので、むしろ126分に詰め込んだ製作陣の手腕の高さに驚かされる。

イルミナティが君臨する世界のメンツも面白いものがあり、情報がないと「あれ?X-MENの人では?ファンタスティック・フォーの人では?」と混乱するところもあるので、観終わったあとには必ず調べることをおすすめする。

まー、そんなこんなんで、最後に言いたいことがある。

「どんだけ、スカーレット・ウィッチは強いの?最強じゃん」
 

最も○ ○で賞

出演者のなかから、個人的に目に留まった人物を勝手にピックアップしてかっこいいで賞&美しいで賞という名目で表彰しています。表彰の基準は様々で、見た目だけでなく役柄も重要視した上での判断となります。
 

最もかっこいいで賞

出典:VOI

スティーヴン・ストレンジ / ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチを選んだ。選んだ理由は、イルミナティの弱さにげんなりしてしまったのと、ベネディクト・ウォンはあるようでないといった理由から。

まー、つまり、ベネディクト・カンバーバッチはいろいろかっこよかったという話。

たとえば、違う世界にいるドクター・ストレンジで、オールバックやショートヘアー、乱れたロングヘアーに長い髭の姿もビジュアル的にはどれも似合っててかっこよかった。

性格も見た目も若干異なるドクター・ストレンジがいるのは単純に面白いと思った。マルチバース、いろいろ複雑でややこしいところはあるけれど、その反面いいところもあって面白い。今のところ僕が抱いているのは、そんなとこ。

名前:ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)

生年月日:1976年7月19日(45歳)

出生地:イングランド(国籍:イギリス)

身長: 183cm

おすすめ作品3選

難病に犯されつつ量子宇宙論に貢献したスティーヴン・ホーキングの前半生を描いた作品。ベネディクト・カンバーバッチは、そんな彼の若き頃を見事に演じきっている。

世界最大の暗号解読に挑んだ天才たちと、その中のひとり数学者アラン・チューリング役をベネディクト・カンバーバッチが熱演している名作。

BBC制作のドラマ『SHERLOCK』の特別編にあたる作品。つまり、ドラマ版はまぢで、くそやべぇーほど面白いから観てほしいってこと。ワトソン役マーティン・フリーマンとの掛け合いが、本当に本当にツボる。

 

最も美しいで賞

出典:映画ポップコーン

ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンを選んだ。選んだ理由は、もはや言うまでもなくファンだから。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』以降彼女の魅力にどハマりしている。

むしろ、本作のヴィランとして登場してよかったとさえ思っている。だって、その分出演時間が長くなっているので。ファンゆえに観たい症候群に陥っている。

彼女が出演する作品で、MCU然り、『ウインド・リバー』(2017年)も観た、『GODZILLA ゴジラ』(2014年)も観た。次に観ようと思っているのは、2013年に公開されたいくつかの作品が気になっている。

名前:エリザベス・オルセン(Elizabeth Olsen)

生年月日:1989年2月16日(33歳)

出身地: アメリカ合衆国

身長:168cm

おすすめ作品3選

ダニエル・ラドクリフとデイン・デハーン主演の作品。デイン・デハーンの美しさ、魔性さ、危うさに惹かれてしまう一本になる。

韓国産のリメイク作品。ジョシュ・ブローリンを主演に迎え、20年間ものあいだ監禁された男の復讐劇を描いている。韓国版は評価が高いことからハリウッド版も期待がもてるはず。

アベンジャーズでおなじみのホークアイ役のジェレミー・レナーと共演している作品。アメリカの社会問題を描かれていることから、考察すると奥深い作品となっている。

 

さいごに

多彩な技で相手を翻弄する魔法使いのドクター・ストレンジですら、手も足も出なかったスカーレット・ウィッチの強さを思い知らされる作品になっている。

その強さはサノスをも超えていると言われている。確かに、チート級のストーンさえなければ、サノスもスカーレット・ウィッチによってやられていたのかもしれない。その可能性を十分秘めていることを本作で示している。

情報量が多く整理するのが大変ですが、あと伝えきれていない情報としてスティーヴン・ストレンジとクリスティーン・パーマーの恋愛模様にも注目していただきたいところ。少なくとも僕は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』よりも、こちらのほうが好きではある。

 

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