邦画をナメるな!デスゲーム映画おすすめ10選
デスゲーム映画の有名作品といえば『ソウ』や『ハンガー・ゲーム』らへんがいち早くあがりそうなタイトルで、なにかと洋画に注目がいきがち。
だけど、恐怖でいうと邦画だって負けていない。むしろ、クレイジー。
そんなデスゲーム映画のなかでもおすすめの邦画作品を紹介していく。
『カラダ探し』(2022年)
映画であるのに売り出しポイントが主題歌……。そして、橋本環奈。
さらには作詞作曲を務めた椎名林檎まで名前が出てくるという、とことん見た目にこだわった作品。
作品以上に主題歌が目立っているのはある意味すごい。
カラダを探す前に、青春映画つくってないでデスゲーム要素の意味合いを追求するべきだったと心底思う。
予告編
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Netflixで観る『十二人の死にたい子どもたち』(2019年)
映画の完成度以上に、予告編のつくり込みがエグいくらい上手な作品。そのおかげで面目ただ崩れ。
とんでもねぇ密室ゲームがはじまるかと思ったらはじまりもしない。
ミステリーは一体どこへ消えてしまったのでしょうか、ていうくらい案外さっぱりした展開で、ある意味ビビる。
キャストが美男美女というだけで、目の保養以外なんの得にもならないからご注意を。
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『脳漿炸裂ガール』(2015年)
この世界観、好きな人にはハマる。
じゃー、一体誰に刺さる作品なのかというと、同タイトルの人気ボカロ曲にハマった人、エビ中にハマった人。
それ以外の方は……ちょっと、ねー。
「あー、面白かった。最高ー」といった満足感で脳漿がみたされることは、まずないかと思われる。むしろ、ごりごりのくっさい演技力によってどこかしらの脳細胞が破壊されること間違いなし。
そういった意味では炸裂してるよ、この作品。
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『JUDGE / ジャッジ』(2013年)
罪深い7人を集め、そのなかからさらに罪深いと思う人を選んでひたすらガチャンしていく作品。
七つの大罪(「傲慢・強欲・嫉妬・憤怒・色欲・暴食・怠惰」の7種類の欲望・感情・悪徳の総称)をモチーフにしているのはいいとして、完璧なまでに見事にスカしている。
罪の内容も想像以上に理由に差がありすぎて、むしろ一周回ってかわいそうに思えてくる。
有村架純が犯した罪なんてものも、今のご時世ならほとんどの人がジャッジによってさばかれてしまうというもの。
8つ目の罪をあげるとするなら、鑑賞者にただならぬ不快な思いと、時間の浪費をさせてしまったことじゃなかろうかと思ってしまう。
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『シンデレラゲーム』(2016年)
アイドルたちの下手な演技を見せるぐらいなら、まぢの本気のリアリティ番組みたいな設定にすれば、確実に面白かったはず。
やろうとしていることはめちゃめちゃよかった。ゆえに、ものすごく惜しいと思えた。
「俺のターン!」ばりに遊戯王みたいなカードバトルの設定にしたのも、あれは確実に間違ってた。正直いって地味。それに盛り上がりに欠けて、なんの緊張感もない。
得るものといえば、強いて言うなら目の保養にはなるくらい。
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『ジョーカーゲーム』(2015年)
ババ抜きだけで映画をつくったことに対して、まず賞賛を送りたい。そして、どう考えても無理があったとしか思えない。
ババ抜きで社会を生き抜く能力を見抜くとなっていたけれども、この時点でもはや意味不明。しかも、ルールがゆるゆるもいいとこ。
ゲーム中の脅しよし、暴力よし。これって、普通に縦社会を全面的に反映させてるだけで、被験者のなんの能力を見定めたかったのか。
考えば考えるほど無駄な時間を使うことになってしまう。
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『ドクムシ』(2016年)
スプラッターシーンはあるものの、演出がプロの技とは思えないほど陳腐。
「あれ?これってサメ映画に匹敵する?」みたいな。
それにチョメのシーンもたいしたものを見せるわけでもなく、まるで「エロの切り抜きでもしているのか?」ていうくらい残念なもの。
中途半端なのに無駄に回数だけは多いという、ある種の拷問といえる。オチも含めて誰も得することはない。
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『トモダチゲーム 劇場版』(2017年)
ライアーゲームを限りなくチープにしたもの。
これの一体なにを楽しめというのか。
吉沢 亮がかっこいいというのと、根本凪や内田理央が可愛いというくらいで、それ以上のものはない。
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『トリハダ 劇場版』(2012年)
日常に潜む恐怖を描いたもの。そして一人暮らしの女性は特に、これを観て怖がれる。
ラストシーンが煮え切らない終わりになっているのも、余韻が感じられて恐怖を引きずってしまう。
癖のある人間の恐怖を味わいたい方は、ぜひ。
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『人生逆転ゲーム』(2010年)
映画でやろうとしていることやパッケージも、どう考えてもカ◯ジを丸パクリなのがわかる。
低予算を逆手に開き直っているのか、ゲーム内容がチープさの極み。モニタ画面で神経衰弱をする映像のなにを楽しめというのか。
運も実力の内といった理屈はわかるけれども、参加者はどう考えても頑張りようがない。
顔芸だけで、さすがにやり通せないものがあるよね。
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まとめ
ここで普通なら『ライアーゲーム』『カイジ』『バトル・ロワイヤル』『GANTZ』を紹介するのがセオリーだとは思う。「緊迫感や緊張感があって楽しめる、面白い」といった点では、どう考えても王道映画に軍配があがるので。
だけど見方を変えて、あえての地雷映画もいいかな、と。
むしろ、あっさりとしたデスゲーム映画を楽しむのにはもってこいの作品じゃなかろうかと思う。文句にしても、イライラにしても、皮肉にも地雷映画から学べることは重々にしてある。