タイムループ・タイムリープ系映画のおすすめ10選
現在から未来や過去に瞬間移動することができたらなー。宝くじとか、馬券なんかを買って一攫千金を狙って人生一気に勝ち組……。お気楽にも、のんきにそんなふうに思ったりして。
でも、現在から未来や過去に瞬間移動することができたとして、それが一週間、いや二週間、さらにはその先もずっと続いてしまったら。
それはそれで気が滅入ってしまうというか、恐怖でしかない。
瞬間移動なんて楽しいことばかりじゃない。
むしろ振り戻しの人生を何度も経験し心がすり減ってしまうことだってある。
そんなタイムループ・タイムリープ系映画のおすすめの作品を紹介していく。
『ハッピー・デス・デイ』（2017年）
画像引用元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000494.000022141.html
仮面の恐怖はスクリーム以来。ベビーフェイスもそれなりに怖いものがある。
けれど何度もループ映像を見せられてしまうと、恐怖も慣れる。
それどころかだんだんお笑い路線へとシフトチェンジして、一周回って笑えてしまう。
大学生の女の子が自分が殺されてしまうループから抜け出せなくなるといったユニークなコンセプトは、この作品にしかない強みで。だんだん乱れてくるジェシカ・ローテの表情もツボでしかない。
予告編
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『デジャヴ』（2006年）
画像引用元：Disney+（ディズニープラス）
タイムループ・タイムリープ系の映画で絶対これは外せない作品。
なんといっても最後1分に驚嘆してしまう。
というのも最後にデジャヴというタイトルを回収するので、その伏線が秀逸すぎてあっぱれ。
予告編
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『コンテニュー』（2020年）
画像引用元：『コンテニュー』公式サイト
主人公がまるでデッドプール。あんなにおちゃらけてはいないけどね。いいパパしてる。
殺されて、やり方を覚えて、強くなる類のタイムループ・タイムリープ系作品。殺し屋たちとやたら血まみれでどんちゃん騒ぎをするので、ハードボイルド要素が高めかと思ったら、親子や夫婦愛も描かれているのでずっと騒がしいというわけではない。
フランク・グリロの50代とは思えない肉体には、ただただ驚嘆に値する。
予告編
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『ミッション：８ミニッツ』（2011年）
画像引用元：https://www.fami-geki.com/vod/movie-source-code/
列車爆発事故の犯人を割り出すために、ひたすら事件8分前の出来事を繰り返すのだけれども、これがまた脚本がまぢで巧妙で、最高に面白い。
製作した人は天才って思う。それくらいタイムループ・タイムリープ系の作品のなかでは群を抜いている。
個人的には最高傑作。
予告編
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『LOOPER/ルーパー』（2012年）
画像引用元：LOOPER/ルーパー – ポニーキャニオン
30年後の自分を殺害するかしないか、未来を変えようとする話。
超能力の子どもが登場した時点で、悪夢は繰り返される。そんな気がしてならない。
『ダイハード』シリーズで最強の異名をもつブルース・ウィリスが弱々しく見えるという貴重な作品でもある。
一方で未来の自分の姿がハゲていることに、誰も気にかけていないし、ツッコまない。
さすがアメリカ、ハゲに優しい国なんだなと思う。
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『オール・ユー・ニード・イズ・キル』（2014年）
画像引用元：http://www.edgeoftomorrow-movie.com/film-gallery/
タイムループ・タイムリープ系映画のなかでも、必ずといってほど候補に挙がる。
死ぬたびに強くなるジャンルを切り開いた作品といっても過言ではない。
宇宙からご来店されたエイリアンを倒すために、何度もやられてコンテニューされるシーンはまるでゲームみたいで楽しめる。
つか、笑えないくらいやられる。それでもお国のために、いち米軍のメディア担当だったトム・クルーズが立派な戦闘員として成長していく描写は痛快。
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『バタフライ・エフェクト』（2004年）
画像引用元：Hulu
タイムループ・タイムリープのデメリットは、ひとつの出来事を変えたあとに別の出来事が生まれてしまうこと。
運命を変えてしまうと、当たり前のように別の運命がつくられてしまうのですが、これがなんとも悲惨。
人生、うまくできていないことをちゃんとあらわしている。
この映画で得た教訓は……「感謝しながら、今を生きろ！」だな。
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『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜』（2013年）
画像引用元：『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜』公式サイト
時間はあるようでない、ないようである。そんな果てしなく、答えのない世界で、人生でもっとも大切なものは一体なんであるのか。
愛こそ、人生でもっとも尊重すべきものなんだなと思える素晴らしい作品。
どんなに忙しくても、心に余裕がなくても、日常のどこかで立ち止まって考える時間を設けてあげること。
映画を観て学ぶのもいい、本を読んで学ぶのもいい、誰かに話を聞くのもいい。
振り返るって大切なことなんだなー、て思う。
予告編
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『パーム・スプリングス』（2021年）
画像引用元：https://www.fami-geki.com/vod/movie-palmsprings/
コメディ系ジャンルの作品。やりやりしていないから90分間とにかく幸せな気分になれるし、笑える。
タイムループからなんとか抜け出そうとするナイルズとサラの行動が、だんだん挑戦的になっていくので、やろうとすることがまぢで面白い。
死に方にもこだわるって、これやばいよね。
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『明日への地図を探して』（2020年）
画像引用元：Amazon.co.jp
何を伝えたいのか。テイストは『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜』に似ている。
だけど超青春だし、音楽とか、映像とか、特にファッション。これは参考にしたくなるほど、めちゃめちゃおしゃれだった。
テンポよく話も進むので、気軽にタイムループ・タイムリープ系映画を観たい方におすすめ。
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まとめ
なんだかんだで、心がすり減ってしまうどころか満たされてしまうものばかりの紹介になった。
どれもハズレがないので、まだ観られていない方は気になる作品からまずは鑑賞をしてみてほしい。
タイムループ・タイムリープ系映画って絶対製作するの難しいはずなんですが、どの作品も飽きさせることなく上手につくられている。その手腕がまぢですごいと思う。
