スーパーヒーローじゃないけど羨ましい力をもつ超能力映画おすすめ10選
マーベルやDCコミックスのようなド派手な演出や世界を救うほどのスケールではないけれども、地味でどちらかといえば宇宙規模ではなく地球上で繰り広げられる超能力者たちが登場する映画を紹介していく。
アメリカン・ヒーロー(2015年)
ヒーローかどうかはさておき、念じると物を動かせる念力をもつ中年オヤジが登場する。
このオヤジは人のためではなく、自分のために能力を使う、いわゆる超能力の無駄遣いを連発しながら生きている。
気をつけなければいけないのが、けしてヒーローものの大活躍を期待してはいけないということ。
スカッと系ではなく、あくまでメッセージ系。
特殊な能力があるから羨ましいと人から思われるようなことでも、それを生かしきれない人は世の中にごまんといる。
要は、勇気をもって一歩踏みだせ。
自分にも言われているような気がして、恥じらいがざわざわっと黄泉の国から戻ってきた。そんな感情に襲われたよね。
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ダーケストマインド(2018年)
カラー別で超能力者が登場する。
なかでもオレンジの他人の心を読んだり操ったりできる能力が、まるでマーベル・コミックの『ジェシカ・ジョーンズ 』に登場するキルグレイヴみたく強力。
でも、欲しいか欲しくないかと言われたら、それほど魅力を感じない。
現実世界でも超能力者じゃなくても、こういった能力を持っている人がいるっていうのもある。俗にいう詐欺師。
それだったら、まだ、イエローの電気を操る能力かブルーの念動力の能力にロマンを感じる。
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クロニクル(2012年)
3人の高校生が念動力を手に入れたことで、はじめはイタズラ程度に使っていた力も最終的にはお国を巻き込むほどの事態へと発展してしまう。
高校生の頃に超能力を手に入れてしまったら誰でもやってしまいそうな、ある意味YouTuberの先駆け的な作品とも言える。
監督自身が『AKIRA』に影響を受けていると明言していることから、超能力の暴走とともにシリアスな展開になってくるのでハラハラ・ドキドキする。
「大いなる力には、大いなる責任が伴う」とは言うものの、思春期ってこんなもんじゃない。ねっ、ベンおじさん。
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ザ・スキャナー・ウォーズ(2010年)
思考するだけで人類を滅亡させる、まるで成功哲学者のナポレオン・ヒルによる本『思考は現実化する』を死の淵から甦らせたかのようなグロテスク満載の記憶しか残らない作品。
最強といえば最強なんでしょうけれども、人類を滅亡させたいとも思わない僕にとっては不必要な能力ではある。
スプラッター要素高めなので、そういう系統が好きな人にはズバズバ刺さるはず。
おっさんが覚醒するといった点では、断然『Mr.ノーバディ』を推す。
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ソムニア -悪夢の少年-(2016年)
思考の次は悪夢によって悲劇が巻き起こってしまう類の作品。
寝てしまうと悪魔が召喚されてしまうもので、超能力というよりかは呪いのようなものになる。
8歳なのに眠気を覚ますカフェイン剤を持参しなければいけない時点で、どう考えても心が痛む。
こんなの、絶対手に入れたくもない。
作品自体はダークファンタジーに寄せているので、怖いというよりかは大きな音にびくついてしまう。
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ジャンパー(2008年)
念動力の次に憧れるテレポート能力をもつ主人公が登場する。
彼のなかには金庫という文字は一切存在しない。
それどころか、どこでもドアを常備しているような能力を身につけているので、一瞬でどこにでも行けてしまう。旅の道中なんて楽しめたもんじゃない。
だけど、能力と引き換えに命を狙われ、追われる身となってしまう。
心から信頼できる友達をつくれないというのが唯一の欠点ではある。
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インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士(2014年)
インビジブル系の映画といえば、ちょっといやらしいのを想像してしまいがちですが、こちらもパンチラ程度のものであればちゃんと描かれている。
能力に関しては、子どもが透明人間になれて大人に対してやれることといえばその程度といったような感じ。
基本的な能力が強くなったわけじゃないので、特殊能力のないただの人間相手に手こずるのは、ただただもどかしい。
今の自分が透明人間の能力を手に入れたらなにをするか。
世間の注目を浴びてしまったらきっと実験台にされてしまうのがオチでしょうから、たぶん、同じようなことをしてしまうんだろうなー。
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スーパーヒーローへの道(2020年)
超能力者から煎じた薬を飲めば誰でも超能力者になれてしまう設定であることから、いろいろと超能力者が登場する。
フランス映画ということで演出とか、その他もろもろおしゃれが目立つ。
スーパーパワーを持ったとしても、人間であることには変わらず。最強になるわけじゃない。
超能力者ゆえの苦悩と絶妙なコミカル要素を加えた、なにげに完成度の高い作品へと仕上がっている。
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Netflixで観るインフィニティ-覚醒-(2018年)
高い念動力と治癒能力をもつ主人公が登場する。
しかし、副作用として体から放射線が放出されてしまうため、近づいてしまうと被ばくしてしまう末恐ろしい能力となっている。
それにもっとも恐ろしいのは、公開から5年経った今なおも観るのにお金がかかってしまうという点。
そろそろプライム会員に向けて視聴を解禁してもらいたいものです。
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The Witch/魔女
キム・ダミが最強の殺戮マシーンと化した作品。
最強の知能と攻撃能力が備わっているうえに念動力まで使えてしまうので、もはや誰も彼女のことを止められない。まさに最強の名にふさわしい女戦士と言える。ジャンヌダルクの域を超越している。
こんな能力あったら世の中で怖いものはなにもなくなると思う。
対等に戦えるのはスカーレット・ヨハンソンのルーシーぐらいしか思いつかない。
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まとめ
もしも超能力が手に入るなら、やっぱり念動力が一番いいなって思う。
物を意のままに動かせたり、自身の体を浮かせて空を飛ぶことができるようになったら、それはもう一度は天狗になってもおかしくない。
超能力って、やっぱ魅力的だなー。