映画『ワンダー 君は太陽』人の醜さは心に現れ、人の美しさも心に現れる!全人類が観るべき作品

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上映時間113分
製作国アメリカ合衆国
監督スティーブン・チョボスキー
音楽マーセロ・ザーヴォス
配給ライオンズゲート(アメリカ合衆国)
キノフィルムズ(日本)
公開日2017年(アメリカ合衆国)
2018年(日本)
主な出演者ジュリア・ロバーツ(イザベル・プルマン)
オーウェン・ウィルソン(ネート・プルマン)
ジェイコブ・トレンブレイ(オーガスト(=オギー)・プルマン)
イザベラ・ヴィドヴィッチ(オリヴィア(=ヴィア)・プルマン)
マンディ・パティンキン(トゥシュマン先生)
ノア・ジュープ(ジャック・ウィル)
総合評価
『ワンダー 君は太陽』:

 

ミュージカル映画以来、久々に心が震える映画を観た。むしろミュージカル映画以外でこんなにも震えたのは初めてに近い。

理想系の家族の姿を見せられて、幸せな気持ちを抱かないわけがない。まぢで素敵すぎる。こんな家族の在り方を求めていきたい。

あらすじ

遺伝子疾患による風変わりな容貌を持つ少年。小学校5年生で初めて登校した彼は、偏見やいじめを受けるが、家族の深い愛情と勇気に支えられ、少しずつ困難を乗り越えていく。やがて周囲も彼の魅力に気づき、輝き始める学校生活。そして彼は、忘れ得ぬ修了式を迎える。

引用元:Google

 

感想

ひと言でいうと、感動。これは軽いものではなくて、すごく重い、重たいほうの感動になる。

心がときめいて感動するものではなく、試練を乗り越えた先に感動がある類のやつ。

容姿が醜いといった理由で、学校へ行っても周りのみんなから避けられ、変な目で見られ、罵られ。10歳の子どもが経験するにはあまりにも過酷な状況を描いている。これが泣けてくる。

確かに、学校の周りの生徒たちは素直な反応であることは間違いない。お節介は抜きでリアルに描いている。作中でもオギーが言うように、誰も意地悪をしないし、笑いもしない。ジロジロ見られるだけ。いきなり目の前にチューバッカがいたら、ジロジロ見るのは当たり前。それと一緒のことであると。

どれほど苦しめられ、どれほど耐え抜いてきたのかが汲み取れる言葉ゆえに、同情心を抱くというよりも親心で見てしまって辛い。必死に乗り越えようとする姿が本当に切ない。

絶対その場から逃げ出したい状況なはずなのに、ちゃんと学校へ行って。誰からも話しかけられるわけでもなく、1人で昼食を食べる状況とか、想像するだけで身の毛がよだってしまう。扱いでいうと空気と一緒ですよ。そんな状況に慣れるはずがない。

強すぎる。どうやったら、あんなに強い子に育てられるのか、むしろ知りたい。

そんなオギーにも親友と呼べる友達ができるようになるのだけれども、子どもの世界も大人と変わらず、ちゃんと人間ドラマをやっていた。これが切なすぎて、オギーの気持ちもわかるし、親友のジャックの気持ちもわかる。

ジャックの気持ちを考えると、いつもつるんでいる友達の前で心にもないこと(オギーの悪口)を言ってしまったのは、その心境の裏腹には相手の期待に応えなきゃとか、自分が不利な状況にならないように偽りの自分を演じようとか、はっきりと自分がどうするべきかわかっていない状況の段階にある。

オギーと一緒にいるといろいろ知識があって楽しいといっただけで、目の前にある感情にしか見えていない。本当に大事なのはその先にあるもので、オギーとどんな関係を築きたいのか。

オギーを中心に彼を取り巻く環境の人たちにもちゃんと焦点を当て描いているところが、まぢで素敵すぎる。

そういった意味では、オギーの姉ヴィアと親友ミランダの心情も心に容赦なくグサグサと突き刺さった。

ヴィアはいつもオギーを気にかけている母に対して、ある種の嫉妬心みたいな感情を抱いてしまう。自分は母からは愛されていないとさえ思ってしまい、亡き叔母との思い出の地でひとり泣いてしまう。

わかる、わかる。ものすごく、わかるこのシーン。ヴィアの立場からすると、オギーの周りにはいつも母や父がいて自分は見られていない。(気にかけられていない)

て、ことは期待されていないのと同じだから、存在意義さえわからなくなってしまう。唯一の親友だったミランダからも避けられ孤独になる。家でも孤独、学校でも孤独。死ぬな、普通。

そんな彼女も演劇部で生きがいを見つけていくわけですが、そこには親友のミランダがいて彼女自身も孤独を抱えている人物のひとりで、母やヴィラに対して素直になれないでいるぶん、オギーの前では涙ながらに心の内を話す。

この2人のやりとりも、ミランダに対するオギーの心遣いが優しくてほっこりしてしまった。使う言葉の一つひとつが賢い。こんな相談相手がほしいとさえ思う。

ミランダは、ヴィラになりきることで彼女のすごさを実感していき、そこにはオギーの存在が強く関係していることに気づく。

どんだけすごい人間なんだよ、オギーは。いつも誰かの中心にいて、周りの人々を動かす不思議な力をもっているオギーの姿を見て久々に心が熱くなった。

小さな身体で辛い現実を乗り越えるために必死に闘って、たくさん傷ついて泣いたり、たくさんおもしろいことをして笑ったりと、父親の視点、母親の視点、姉の視点、友達の視点、いろいろな視点を通してたくさんの愛が詰まった作品に出会えたことに感謝しかない。

 

最も○ ○で賞

出演者のなかから、個人的に目に留まった人物を勝手にピックアップしてかっこいいで賞&美しいで賞という名目で表彰しています。表彰の基準は様々で、見た目だけでなく役柄も重要視した上での判断となります。

 

最もかっこいいで賞

オギー役のジェイコブ・トレンブレイを選んだ。選んだ理由は、未だかつてないほど、こんなにも子役に心を動かされたことはない。どんな気持ちで、どんな考えをもって演じたのか、まったく想像もつかない。天才子役と言われる意味がわかる。

順風満帆な人生なんてどこにもなく、オギーの人間性に誰よりも魅了されてしまった。かっこいいの次元を超えている。彼の存在は、もはやスーパーヒーローと同意義といっても過言ではありません。

名前:ジェイコブ・トレンブレイ(Jason Statham,)

生年月日:2006年10月5日(15歳)

出身地:カナダ

身長: 136cm

Twitter:@JacobTremblay

Instagram:@jacobtremblay

おすすめ作品3選

ジェイコブ・トレンブレイの名が知れ渡った作品。天窓が1つだけついた狭い部屋で5歳の息子と母親が脱出を決心し、社会へ適応していく過程で生じる葛藤や苦悩を描いている。原作は、アイルランド出身の作家エマ・ドナヒューのベストセラー小説「部屋」。

小学6年生の仲良し3人組が、好きな女子に対してお下品なネタをお披露目している作品。男なら誰もが通るであろう、大人への階段を登っていく姿は見どころ。

ディズニー&ピクサーによる長編アニメーション作品。北イタリアの美しい港町ポルトロッソを舞台に、「シー・モンスター」と呼ばれる種族の少年ルカのひと夏の冒険を描いている。ジェイコブ・トレンブレイは、主人公ルカの声優を務めている。

 

最も美しいで賞

ヴィラ役のイザベラ・ヴィドヴィッチも捨てがたいほど美人でしたが、ミランダ役のダニエル・ローズ・ラッセルを選んだ。選んだ理由は、好みのルックスだったってことが大きく影響している。めちゃめちゃタイプ。可愛いですし、ほんまにきれい。

活躍しているんだろうなと思いきや、出演作も少なくて残念。まだ知名度も低いことが驚きで、情報も少ない。

作中では、オギーとの会話中に我慢して泣く姿が印象的だった。美人さんが泣く姿にはめっぽう弱くて、心をもっていかれた。

名前:ダニエル・ローズ・ラッセル(Danielle Rose Russell)

生年月日:1999年10月31日 (年齢 22歳)

出身地:アメリカ合衆国

身長:160cm

Instagram:@danielleroserussell

おすすめ作品3選

リーアム・ニーソン主演の作品。ニューヨークを舞台に刑事を引退した主人公が連続誘拐殺人事件の猟奇殺人鬼を追う様が描かれている。

軍事コンサルタントが仕事でハワイを訪れ、再会を果たした元恋人と敵対してた相手との間で恋心が揺れ動く様を描いたロマンティックコメディ。ブラッドリー・クーパー、、エマ・ストーン、レイチェル・マクアダムスの豪華キャストが出演している。

主役に抜擢されたはじめての作品。『ヴァンパイア・ダイアリーズ』シリーズの新章を描いた学園ファンタジーもの。

 

さいごに

こんなにも心が幸せになる映画はほかにはない。幸せな家族の姿をずっと見ていたいくらい、久々に大興奮をしてしまった。

僕が一番好きなシーンは、学校生活に嫌気が差して悲しむオギーに対して母親が綺麗事を一切言わずに伝える言葉。なかでも、「心は人の未来を示す地図で、顔は人の過去を示す地図」のセリフは奥が深くて印象的。

まだ観ていない方は今すぐにでも鑑賞をおすすめする。もう観てしまったという方でも、グサグサ心に刺さるセリフにも注目して観ていただけたらと思う。

 

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