『タイドランド』あふれんばかりのセクシー色が出ていて、エロいよこのドラマ
2018年12月14日よりNetflixで配信されていた『タイドランド』。ちょっとかじる程度に観るつもりでしたが、まんまとハマってしまいました。
シーズン1の全話を観た今でも、ズバ抜けて面白かったというような感じはしなかったんですが。なぜか、一度観だしたら止まりませんでした。
予告編
▷ Netflix
作品情報
主なキャスト
シャーロット・ベスト
エルサ・パタキ
マルコ・ピゴッシ
アーロン・ジャクベンコ
マティアス・インウッド
マデリン・マデン
エピソード
全8話(シーズン1)
作品説明
オーストラリアで高い評価を得た犯罪ミステリーミニシリーズ「Secrets & Lies (原題)」(2014年)のクリエイターが手がけた作品。
あらすじ
出所後、故郷のオルフリン・ベイに戻ったキャル・マクティアは、殺人、ドラッグ、セイレーンをめぐり町の人々が長年ひた隠しにしてきた真実を暴く孤独な戦いに挑む。
引用:Netflix
感想
基本、登場人物の女性はみんなエロい
息を吐くようにドラマを観続けてしまったのは、実はこれが一番の理由です。ただひたすらエロい印象がありました。
閉鎖的なタイドランドという小さな町みたいなものがあるのですが、そこにはタイドランダーと呼ばれている人間とセイレーンのハーフが住んでいます。
男も女もやたらセクシーな人が多くて、そこで普通に乱行パーティーとかも開催されていました。昼間から開放的に性行為をやるシーンもありますし、ビビりあがるぐらい、やりたか放題でした。
そりゃー、あんな醜態を堂々と醸し出せる場所を全国のみなさんに知られてしまっては困りますよね。なぜなら、変な性癖をもっている人々が殺到するでしょうからね。
余談ですが、キャル・マクティア役を演じたシャーロット・ベストの胸は、そういう意味ではベスト級のサイズ、そしてベスト級の形をしていました。笑
現実と非現実的な要素が絶妙
ドラマにタイドランドやセイレーンの要素がなければ、ただのマフィア作品ということになりますが、それはそれでいろいろな展開が考えられそうで面白いとは思います。ただ、この場合、現実味と非現実味が混ざり合うことで、面白味が一気に増しているような気がしました。
たとえば、海に突如として現れるセイレーンの存在。あれはどう考えても不気味だし、ひとりかと思えば複数人いて、ますますやばそうな展開が予想されながらシーズン1を終えてしまいました。なんだかキャルとは深い関係がありそうで、先が知りたいと思いました。
それにキャルがタイドランダーとわかっても、必要以上に強くなかったのが逆によかったのかなと思います。必要以上に強いキャラクターというのは必要以上に扱いづらいみたいで、マイティ・ソーの扱いに対してアベンジャーズの監督が確かそんなふうに言っていたような気がします。
タイドランダーといえども、人間がもつ弱さや苦しみの部分がうまく描かれていたので、ファンタジー要素があんまり好きじゃないボクでも謙遜せずに観ることができました。
もちろん、おかしなところもある
おい、おい、おい、と言いたくなるような展開もありまして。まずは、重要人物が次々と殺されてしまっていたことです。まあ、これは製作者の意図なので、今さらなにを言おうと今後どうなるかは期待するしかない部分ではあります。
で、ボクが声を大にして言いたかったのは、キャルが起こした行動に対しておかしな点があったということです。1日も経たずして、2人の男性と体の関係をもつ君はある意味すごい。そして、ある意味おかしいよ、と言いたい。
ドロドロの恋愛ドラマなら別に驚くような内容ではないかもしれませんが、1日も経たずして2人の男性と体の関係をもつのは普通に驚きですよね。しかも、当の本人はまったく悪気がないような気がしますし。
「あー、2人の男を好きになっちゃった、どうしよー」とか、葛藤の部分が描かれていないので、罪の意識が一切ないように思えたりしました。製作者の意図でそういうのはわざわざ描かないと言われれば、こちらが勝手に想像するしかありませんけど。
出来事が起きてから終わりまで、何事もなかったように振舞われていたので、タイドランドの世界では普通なのかもしれませんが、この世の中では普通ではないことを誰か伝えてあげてー、ください。
さいごに
軽い気持ちで観たドラマですが、中身のほうはグッと引き込まれるようなつくりになっていました。シーズン2の配信はいつ頃になるかはわかりませんが、期待できる作品ではあります。セクシーな俳優さんや女優さんがいろいろ出演していますので、そういうのが好きな方は楽しめると思います。
▷ Netflix