2019.4 / 観た映画とドラマ。
面白い映画やドラマがあっても記事にして紹介しきれていないのはもったいないと思い、それならば気楽に紹介できる場をつくろうとはじまったこの企画記事も今回で15回目を迎えます。
4月は新年度の月。なにか新しいことをはじめたくなるといいますが、わたしは「そんなに……」といった感じで、いつもと変わらず映画にドラマに明け暮れていました。とはいっても、映画やドラマ三昧の生活を送っていたわけではありませんが。
今回、映画はどれも最高の作品でした。どれもおすすめです。
ドラマはというと、ハマった作品はやっぱり観終わるのも早く、反対にハマらなかった作品は途中でストップしている状態です。
理由は様々ですが、いつか観ようとは思っています。あとはタイミング、ですかね。
2019年4月は映画4作品、ドラマ4作品を鑑賞
鑑賞した作品数は先月よりも映画は6本減って、ドラマは2本増えた結果となりました。
数字だけを見れば、堅実な映画・ドラマライフを送っているかのように思います。そう思った理由は特にありませんが、どちらも作品数が同じになったのは今回がはじめてのような気がします。
だからといって、どうこうなる話ではありませんが。ぞろ目はけっこう珍しいのかなと思って、話題に触れてみました。ただそれだけです。
では、4月に観た映画とドラマを紹介したいと思います。
映画部門
『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』(2018年)
前作『ボーダーライン』の続編にあたる作品。前作は善と悪の境界線すらわからなくなる混沌とした世界で、エミリー・ブラント演じるFBI捜査官ケイト・メイサが悶々と葛藤の狭間でなんとか戦い抜こうとする姿がかなり印象的な作品でした。
そんな彼女は本作には出演しておらず、主役をベニチオ・デル・トロ(アレハンドロ・ギリック)とジョシュ・ブローリン(マット・グレイヴァー)の2名にバトンを渡すような形となっています。
これがまたすごいことになっていて。予告編にも流れますが、デル・トロ演じるアレハンドロが銃殺するシーンは異常なまでの重圧感がありました。脳みそにGがかかりすぎてだいぶ負担になりました。
内容が内容だけに、いろんな意味で重たすぎます。この作品。
マットの男気溢れる決断と、アレハンドロのやり抜こうとする遂行力っていうんですかね。男2人の勇姿は一見の価値ありかなと思います。
予告編
『万引き家族』(2018年)
劇場公開を終えデジタル配信がリリースされるまでずいぶんと期間が長く、待ちに待ち望んでいた作品です。その分期待値も高かったですが、ある意味裏切られるような形で期待以上のものがありました。
いろんな賞を受賞した理由がわかりましたし。むしろ、鑑賞しないとその理由はわからないかと……。
基本、出演者のみんなは名演技をかましています。
日本の国のどこかで今なお現実に起きている社会問題がテーマになっていて、観る者はずいぶんと考えさせられる内容となっています。複雑な心境すら抱きますから、心して観られて下さい。
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『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)
伝説的ロックバンド「クイーン」のボーカリスト・フレディ・マーキュリーの伝記映画。面白いとか面白くないとか、はっきりいってそんな次元のものを超えている作品です。
ブログ記事にも書いていますが、本編クライマックスシーンはまるでコンサートでも見てるんじゃないかと思うほど本気で再現性は高いです。
この作品を観てからというものの、クイーン熱がひどくガンガンアルバムを聴くようになりました。
タイトルにもなっている「ボヘミアン・ラプソディ」は、なかでもお気に入りの一曲です。
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『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)
MCUシリーズ第22作品目の映画で、すべての作品はこのためだけに作られていたといっても過言ではありません。
有給を取ってまで、劇場公開日の初日の朝一番に観に行きました。
最高とかそんな簡単な言葉では締めくくれない、作品に対する想いとか愛とか労いとか、特別な気持ちを抱かせてくれました。
わたしの映画人生のなかで間違いなく語り継がれる作品のひとつになります。
前作で宿敵サノスに完膚なきまで完敗したアベンジャーズが、本作では一体どのようにして再び立ち向かうのか。新たにキャプテン・マーベルが加わり、まったく想像もつかない予想を超える展開になっています。
レンタルするとかしないとかそんなことよりも、もはやリリースと同時に購入するでしょ。これは。
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ドラマ部門
『ULTRAMAN』(2019年)
たいして面白くないだろうと思いきや、想像以上に面白かったアニメ作品。久々の大ヒット作で、イッキ見してしまいました。
いうならば現代版ウルトラマンのようなもので、特撮のウルトラマンシリーズの内容を知らなくても全然楽しめると思います。
若干アイアンマンに通ずるものがありましたが、そこは横目にスルーで。
じっくり観ればよかったのですが、そんなことは甚だ無理な話で、早くシーズン2が配信されるのを待ち望んでいる状態です。
「あー、まだかなー」と駄々をこねたくなるほどハマると思います。
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『リバーデイル〈シーズン3〉』(2018年)
4月はエピソード17「急襲」、エピソード18「ノックアウト」、エピソード19「死神」の3話が配信されました。
このエピソードでは、農場やジャグの母親のドラッグ問題、アーチはボクシングでハイリスクの戦いを強いられどんどんどんデンジャラスさも増しいき、エヴリンの衝撃な真実も判明するなど、学生生活にしてはずいぶんと刺激的なキャンパスライフを送っているようです。
Twitterでもつぶやきましたが、彼ら彼女らは一体いつごろテスト勉強をしているのか、ふと疑問に思いました。
わたしが考えるなかでは、このまま誰ひとりとして落第する生徒はいなんだろうなー、と。たぶん、みんなで卒業を迎えるはずです。
そもそもなんのためにみんなは学校へ行っているのだろうか。気になってしまうと、いろいろ疑問に思ってしまします。
予告編
『スモーキング』(2018年)
悪のなかの悪を成敗する、殺し屋4人が主役のドラマ。殺し屋4人は、普段はホームレス生活を送っているというなんとも斬新な設定で、それぞれがいいキャラクターをしています。
殺し屋4人の内訳は、リーダー的存在で刺繍剥がしの担当を務める左辺 重蔵。切り込み隊長的存在で脳みそまで筋肉化しているゴロ。人一倍気配りがきく兄貴的存在で調達名人の八丁。弟的存在で良くも悪くも様々な劇薬が作れるヒフミン。
それぞれが想像を絶するような闇を抱えていて、えげつないなーと思いつつもそれがドラマ全体に面白さを与えていました。
『ULTRAMAN』同様にイッキ見した作品です。
予告編
『ブラック・サマー: Zネーション外伝〈シーズン1〉』(2019年)
Netflixでなにも観るものがないなーと徘徊をしていたときに、何気なく観た作品です。
ゾンビ系のサバイバルというと、心理的に『ウォーキング・デッド』と比べてしまう癖がついているため、こういう作品は中々受け入れずらい傾向にあります。
1話観てとりあえず観るのをやめている状態ですが、レビューには話が進むにつれて面白さが増してくるようなので、タイミングが合えばまた再開したいと思っています。そのときにきちんとしたレビューができればと思います。
予告編
まとめ
先月よりも数は少ないものの、観たものはどれもこれも素晴らしい作品でした。映画にドラマに充実した生活を送ることができました。
まあ、でも、『ブラック・サマー: Zネーション外伝〈シーズン1〉』を観たあたりから一時期はNetflixの解約を本気で考えました。理由はあまりにも観たいなと思う作品がなかったので。月々お金を支払うのがもったいないと思いますし。
そのあと奇跡的に面白そうな作品を見つけることができたので、なんとか踏みとどまりましたけど。Netflixにはこれからもコンテンツには力を入れてほしいものです。
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