2019.5 / 観た映画とドラマ。
面白い映画やドラマがあっても記事にして紹介しきれていないのはもったいないと思い、それならば気楽に紹介できる場をつくろうとはじまったこの企画記事も今回で16回目を迎えます。
5月はどちらかといえば、映画は今まで鑑賞経験のある作品をもう一度見直すような月でした。ドラマは今回リアリティ番組のジャンルに挑戦しました。
昔の作品を観て懐かしんだり番組の新たな可能性を感じたりと、いろいろ楽しかったです。
2019年5月は映画6作品、ドラマ2作品を鑑賞
鑑賞した作品数は先月よりも映画は2本増、ドラマは2本減という結果となりました。映画月6本というと、個人的に思うのは多く観ているのかなー、と。ドラマは面白い作品をさほど見つけられませんでした。なんでかな?……
気分に左右されやすいので、そのときは映画を観たい気持ちのほうが強かったのかもしれません。
将来的にはこんな暮らしがしたい、そんな理想に近づくための教養としては、いいドラマを見つけられたかなと思います。
それでは、5月に観た映画とドラマを紹介したいと思います。
映画部門
『億男』(2018年)
原作を読み面白かったこともあり、それならば映画も観てみようと思ったのがきっかけで鑑賞した作品。内容は、宝くじが当たったひとりの男の物語。
3億円もの高額当選したのをきっかけに、不幸な出来事が次々に起こります。ただ、その出来事は大学時代親友だった人の仕業でした。
なにがなんだかわからない状況のなか、男はお金の価値について学びます。お金の価値観もそうですが、根本的に人生観が変わります。
お金とは、幸せとは、仲間とは。これらのことについて再定義するきっかけを与えてくれます。
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『ザ・テキサス・レンジャーズ』(2019年)
Netflixのみで配信されている作品。元テキサスレンジャーの2人が、極めて残忍な凶悪犯を捕まえる物語。この作品、実話とわかった時点で鳥肌が立ちました。
凶悪犯のボニーとクライドの手口ですが、見て受けるストレスが尋常じゃありませんでした。なぜ?どうして?、凶悪犯なのに大衆から支持を得られているのか。完全に意味不明でした。というか、まったく理解できない。
これ、本当に人間がやった行為なの?と、恐怖すら感じるレベルで。なにが正義でなにが悪なのか、その意味を見いだせないまま彷徨ってしまうのも納得。
現役時代はバリバリでも老兵となってしまったフランク・ヘイマー(ケビン・コスナー)とメイニー・ゴルト(ウディ・ハレルソン)は体力こそあれですが、執念と経験で凶悪犯を追い詰めます。これが異常にかっこよすぎます。Netflix加入者であれば、これは観て損はないかと思います。
予告編
『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年)
『X-MEN:ダーク・フェニックス』の予告編を観て、無性に観たくなったのがきっかけ。
X-MENシリーズのなかでも評価が高いというのも、また観てみたいと思ったポイントのひとつです。本作では若かりし頃のプロフェッサーXやマグニートが登場する胸熱な展開になっています。
プロフェッサーXを演じるのはジェームズ・マカヴォイで、マグニートを演じるのはマイケル・ファスベンダーです。どちらもイケメンコンビの共演ともあり、これまたキャラクターの人気に拍車をかけるようなかたちとなっています。
センチネルによって滅びゆくミュータントを救うために、X-MENが壮絶な戦いを繰り広げる内容となっているため1秒たりとも目が離せません。
予告編
『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』(2015年)
昔から有名なシリーズみたいですが、流行に流されてわたしみたいに本作しか観ていない人も多いはず。トム・ハーディを一躍有名にした映画といっても過言ではない作品。またコアなファンも多いようです。
正直、相変わらず物語の内容は覚えていませんが、ノリノリの音楽を流しながら全力で鬼ごっこをしているイメージしか残っていません。確か、確かですけどね。
まあ、でも鬼ごっこといってもそんな可愛いレベルのものではなくて、基本は命がけ。生きるか殺されるかのどちらかで、シャーリーズ・セロンもまた本作へ出演したのをきっかけに、世界的に有名な女優さんになりました。女戦士でもあるフィリオサの生き様が、あまりにもかっこよすぎていい意味でショックを受けるはずです。
予告編
『みんな!エスパーだよ!』(2015年)
出演する女性陣がとにかくエロい悩殺作品。なかでもただいま絶賛大活躍中の池田エライザのエロいシーンは、今後貴重な映像になりそうな予感がします。いろいろな作品に出演する旬な女優さんですし。
物語は誰もが理解できるようなものではありませんが、これほどエロい要素を詰め込めばそれも許されるって話です。
世の男性諸君にとっては非常にありがたい内容です。これを観れば、感謝のしるしに園子温監督へ意味もなくお中元を送りたくなるはずです。
予告編
『クリード 炎の宿敵』(2018年)
ロッキーの宿敵でもあったイワン・ドラゴの息子ヴィクター・ドラゴと熱い戦いを繰り広げる胸熱作品。まさに男と男の一本勝負。王者に輝いたクリードがその立場の重圧に耐えながらも守る者が増え、日々恐怖とも戦いながら人間として成長する様が描かれています。
ひとりの男として、ひとりの父親として、ひとりのファイターとして、強敵ヴィクター・ドラゴへ立ち向かいます。
今回もかなり過酷なトレーニングを積んだようで、ずいぶんと体つきもたくましくなっています。心の芯までに響き熱いなにかを感じられる、これぞドラマティックな作品です。
物語の世界観に浸りすぎてしまうと、変に自信が湧き出てしまうので注意は必要です。
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ドラマ部門
『リバーデイル〈シーズン3〉』(2018年)
5月はエピソード20「プロムの夜に」、エピソード 21「おぞましき収穫」、エピソード 22「この夜を乗り越えて」の3話が配信されました。
このエピソードではいよいよ大詰めといった感じで、主にガーゴイルキングの正体であったり、農場の壊滅の部分で伏線が次々と回収されていきます。これでやっと終わりかー、リバーデイルの町にも安心が戻ると思いきや、最終話で物語は思わぬ方向へと進んでいきます。
よからぬ方向へと進まないといいですが。見た感じ、嫌な予感がする雰囲気ではありました。シーズン4の制作が早くも決定したようで、待ち遠しさはさほどありませんが気にはなります。
予告編
『タイニーハウス』(2019年)
理想の生活スタイルに合わせた暮らしの提案、つまり移動式の小さな家をつくる番組です。
この番組のなにが面白いかって、無理難題の要望に対しても120%の期待で応える職人たちのプロ意識の高さです。プロとして意識が高いのは、なにも建築だけでなくこれから住む人のことを考えた精神面のサポートもぬかりありません。
タイニーハウスのことを熟知しているからこそわかるその世界にうずめく理想と現実問題。これらについてゲストにはきちんと伝えるところは、日本の番組でいう「大改造!!劇的ビフォーアフター」の匠技に値するのではないかと思います。
いつかはこんな暮らしができたらと、毎回指を加えながら観ているのがわたしにとっての現実問題ではあります。
予告編
まとめ
5月は映画をたくさん観た月ではありますが、過去の作品を見返すのも全然ありだなと思いました。1回観ただけでは気づかない新しい発見に繋がりますし、過去とそのときで抱く感情も異なるので、面白さの定義にも変化が生じていました。
『タイニーハウス』のようなリアリティ番組は、将来を設計するうえでも十分参考になる可能性を感じるいい作品でした。キャンピングカーが欲しい今だからこそ、なおのこと購買欲求が徐々に高まっていますけど。買えるかどうかは話は別として。
いろいろな作品を観てはたくさんブログを書いた先に、夢のキャンピングカーを手にしている自分を想像するほか、今のわたしにはそれしか手立てがありません。