『キングコング 髑髏島の巨神』圧倒的スケールで描かれたコング様の勇姿が痛快すぎる作品。
上映時間 | 118分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
監督 | ジョーダン・ヴォート=ロバーツ |
音楽 | ヘンリー・ジャックマン |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開日 | 2017年 |
主な出演者 | トム・ヒドルストン(ジェームズ・コンラッド) サミュエル・L・ジャクソン(プレストン・パッカード大佐) ジョン・グッドマン(ウィリアム・”ビル”・ランダ) ブリー・ラーソン(メイソン・ウィーバー) ジン・ティエン(サン・リン) トビー・ケベル(ジャック・チャップマン少佐) ジョン・オーティス(ヴィクター・ニエベス) |
どうも、バンコ(@banco_oc)です。
ただなんとなく、なにも考えずに純粋に映画を楽しみたいと思い、『キングコング 髑髏島の巨神』を観てみました。
怪獣映画を観るのはゴジラ以来久方ぶりで、気持ちも若干高ぶっていました。子どもの頃のように、妙にワクワク・ドキドキしてました。
で、鑑賞してみた感想ですが、これ・・・普通に面白い。
これぞ怪獣映画という感じの内容で、コングの迫力に圧倒されっぱなしでした。
すんげえー、でかいし、怖いし、強いし、なにげに優しいところもあるし。
118分の間楽しめました。
それに、エンドクレジットで流れたシーンには思わずニヤリとしました。
あれはまぢでヤバいよなー。
あらすじ
コンラッド(トム・ヒドルストン)率いる調査遠征隊が、未知の生物を探すべく、神話上の存在とされてきた謎の島に潜入する。しかし、その島は人間が足を踏み入れるべきではない“髑髏島”だった。島には骸骨が散乱しており、さらに岩壁には巨大な手の形をした血の跡を目撃する。そして彼らの前に、神なる存在であるキングコングが出現。人間は、凶暴なキングコングに立ち向かうすべがなく……。
引用:シネマトゥデイ
感想
ド定番のストーリー展開が逆にいい
いや、つまらないだろう、と反対意見も挙がるかと思います。
新鮮味ががなくてつまらないと。
いや、いや、いや。
怪獣映画なんだから、ボク個人の意見としては正直これでいい。
いや、むしろ、こうでなければ変につまらなくなってしまうと思う。
ある人間がとある島国に上陸して、そこには未確認の巨大生物がいて、そのなかにコングがいて、スカル・クローラーがいて。
島や人間を守るためにコングはスカル・クローラーと戦うという、なんともざっくりとした説明になっていますが、結局はコングが悪い奴(スカル・クローラー)をやっつけてくれる話です。
どうですか、味っ気ない話でしょ。
でも、これ以外なにが考えられますか。
なにもないよね。だって怪獣映画だもの。
登場する巨大生物が気持ち悪すぎてどこぞのホラー映画よりも怖い
ほんと、ヤバいぐらい気持ち悪すぎて、鳥肌ものでした。
次はどんな化け物が出現するのか、観てるこっちもハラハラ・ドキドキで、映像から目が離せませんでした。
突然、巨大なクモみたいな化け物が竹やぶから出現して人間をひと突きで殺したかと思えば、コウモリのような化け物が人間をかっさらい、鋭いくちばしでひと突きして手足をもぎ取りながら殺したりと。
なかなかグロい映像もあって、ある意味ホラー映画よりも十分怖いと思えるものがありました。
とにかく、ボクから言えることは瞬き厳禁です。
トム・ヒドルストンではなく主役はあくまでコング
なのはいいとして、それにしても調査遠征隊の隊長コンラッド役を演じたトム・ヒドルストンの役割が微妙すぎて、なんか可愛そうだった。
彼はいちを、『マイティー・ソー』ではソーと並ぶ人気の高いロキ役を演じている俳優なんですけど。
本作ではコングの存在が色んな意味ででかすぎて、当の本人はびっくりするぐらい影が薄くて、監督も彼をうまく活かしきれていなかったように感じます。
彼、一体、なにをしたかなー、というぐらい印象がなくて。
見せ場といえばスカウトされるときのシーンぐらいで、あとはサイコ・バルチャー相手に刀で無双をかましていたときぐらいです。
その反面、スカイデビルズ指揮官のプレストン・パッカード大佐役を演じていたサミュエル・L・ジャクソンは、コングに負けず劣らぬ存在感を放っていました。
嫌な奴だったけど。
そんな奴らしい、結末にすっきりしたのは確かです。
さいごに
怪獣映画をいろいろと観たわけでもないので、どの作品よりも面白いとか比較することはできませんが。
ただ本作に限って言えることは、コングの勇姿に興奮しっぱなしでアドレナリンも全開でした。
コングの初登場シーンなんて、すごくかっこよすぎて素直にやばかったですから。
ほんと、純粋に楽しめましたし、髑髏島の生態系の頂点に君臨するコングの最強ぶりが確認できた作品になりました。
普段あまり観ないジャンルの作品だからこそ、新鮮味があってたまにはいいなあと思った次第です。
気になる方はどうぞ。