2017-01-14

『ダーク・プレイス』愛が生んだ皮肉な事件だってことがわかった!

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上映時間112分
製作国
イギリス
フランス
アメリカ合衆国
監督ジル・パケ=ブランネール
音楽グレゴリー・トリッピ
配給
エンターテインメント・ワン(イギリス)
マース・ディストリビューション(フランス)
A24(アメリカ合衆国)
ファントム・フィルム(日本)
公開日
2015年(イギリス/アメリカ合衆国)
2016年(日本)
主な出演者
シャーリーズ・セロン(リビー・デイ)
ニコラス・ホルト(ライル・ワース)
クリスティーナ・ヘンドリックス(パティ・デイ)
コリー・ストール(ベン・デイ)
クロエ・グレース・モレッツ(ディオンドラ・ワーツナー)
タイ・シェリダン(若き日のベン)
スターリング・ジェリンズ(若き日のリビー)

どうも、バンコです。

ゴーン・ガール』の原作者ギリアン・フリンが描く新たな事件として、予告を観た瞬間、これは絶対に観なければと思い、鑑賞してみました。

パッケージのキャッチコピーは、「一家惨殺事件で生き残った少女あの夜、彼女が見なかったものとは」というもの。

”見なかった”の文字が赤字になっていますが、事件の真実を知るうえでこの部分が重要ってことです。

彼女は一体何を見なかったのか、鑑賞してみると、なるほどと腑に落ちる内容のものでした。

ミステリーとしてはよくできていましたが、個人的には鳥肌が立つほどの衝撃を受けることはありませんでした。

今でもボクのなかでは、ドラマ『キリング』の衝撃的な展開が忘れられず、本当のミステリーを体感したい方にはおすすめ。

衝撃度がほかのミステリー作品とは比にならないくらい高いですから。

では、話を戻して、今からは『ダーク・プレイス』の感想について書きたいと思います。

あらすじ

8歳のときに起きた一家惨殺事件で生き残ったリビー(シャーリーズ・セロン)のもとに、有名事件の真相について話し合う「殺人クラブ」から招待状が届く。彼女が兄の犯行を目撃したと証言したことで、当時15歳だった長男ベンが終身刑を宣告された事件について話してくれれば謝礼を支払うという。生活費に困っていた彼女は申し出を受け、家族を襲った悲しい事件を振り返るが……。
引用:シネマトゥデイ

感想

たくさんの愛が悲惨な結果を生んでしまった、なんとも皮肉な作品!

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まず、言えることは、本作にはたくさんの愛がつまっています。

母の愛、リビーの愛、ベンの愛・・・。

母は子どもたちを愛し、リビーは母や兄弟を愛し、ベンはディオンドラを愛し。

ただ、これらたくさんの愛が交わることなく何重と交差してしまったがゆえに、事件は解明されることなく28年間ものあいだ真相がわからないまま闇の中へと葬られてしまいました。

お互い歩み寄ろうとはせず、一方的な愛情を注ごうとして。

それぞれがそれぞれの愛を優先してしまい、そのことが原因で皮肉にも事件が起きてしまったのは紛れもない事実です。

報われない愛のカタチって、きっとこのことを言うんでしょうね。

牛の残虐シーンでみせたクロエ・グレース・モレッツの表情がトラウマレベル!

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ベンを、一家の人生を、変えたと言ってもいいほど悪影響を与えた正真正銘の悪女ディオンドラ。

そんな悪女を演じたのは、ヒットガールことクロエ・グレース・モレッツになります。

彼女、こう見えても現在19歳のピッチピッチガールです。

キュートで可愛らしいルックスが売りなんですが、本作に限っては話は別です。

キュートさや可愛らしさの欠片もない、もしろ牛を残虐するシーンでみせる狂った表情からは、恐怖すら感じました。

これが19歳がみせる演技なの?と、彼女の演技力の高さにもただ、ただ、驚くばかりでした。

やれ、やれ。

ちなみに、彼女は去年(2016年)の9月に突然の休業を発表しています。

期待をしていた女優だけあって残念です。

爆乳母ちゃんがいちいちチラつくぜ!

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本作でパティ役を演じたクリスティーナ・ヘンドリックスという女優さん。

一家の母であり、事件のきっかけをつくった張本人であります。

そんな彼女、ルックスは超美人なんですが、着ている衣装が影響しているせいか、少々ふくよかな印象を受けます。

で、そんな彼女が登場するたびにどうしても気になってしまうのが、胸元。

見ないと意識していても、胸の大きさがくっきりと目視確認できてしまいます。

これがいちいち気になって、物語に集中できませんでした。

この作品、いちをミステリー・スリラーなんですけど、ボクの頭の中は、深刻な問題よりも変な想像ばかりが先行してしまいました。(笑)

変態と言われてしまえば否定の余地はありませんが、これはある意味、クリスティーナ・ヘンドリックスの存在や魅力を知ることができた素晴らしい作品と言えます。

それにしても、クリスティーナ・ヘンドリックスの画像をいろいろと調べてみましたけど、ほんと、ヤバイくらいの爆乳をしています。

叶姉妹といい勝負だなあ、これ。

さいごに

リビー役を演じたシャーリーズ・セロン自身、過去に父親の暴力が原因で母親が助けようと射殺した暗い過去を抱えながらこれまで生きてきました。

本作でリビー役を演じるうえで、その過去と重なる部分がおおいにあったようです。

怒りや苦しみの感情と向き合い、トラウマに支配されることなく乗り越えてきた彼女。

そんな彼女が、本作で一体どんな演技をみせてくれるのか。

それは本作を鑑賞してみてのお楽しみです。

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