映画『チャーリーズ・エンジェル(2019)』昔と同じで美女が2/3登場する大変見応えのある作品
上映時間 | 118分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
監督 | エリザベス・バンクス |
音楽 | ブライアン・タイラー |
配給 | ソニー・ピクチャーズ・リリーシング |
公開日 | 2019年(アメリカ合衆国) 2020年(日本) |
主な出演者 | クリステン・スチュワート(サビーナ・ウィルソン) ナオミ・スコット(エレーナ・ハフリン) エラ・バリンスカ(ジェーン・カノ) エリザベス・バンクス(レベッカ・ボスレー) ジャイモン・フンスー(エドガー・ボスレー) サム・クラフリン(アレクサンダー・ブロック) ノア・センティネオ(ラングストン) ジョナサン・タッカー(ホダック) パトリック・スチュワート(ジョン・ボスレー) |
「新生チャーリーズ・エンジェルもけして悪くはない。けど、旧チャーリーズ・エンジェルが恋しい……」
そんな感じの映画です。……って、どんな映画だよって話ですが。まじめな感想を言うと、エンジェルたちのこれからの活躍(続編)がひじょーーーに楽しみになる内容でした。
相変わらず美人揃いで泣けてきます。(うれし涙のほうです)
あらすじ
国際機密企業チャーリー・タウンゼント社で特殊訓練を受けたエリート女性エージェント組織、通称“チャーリーズ・エンジェル”のサビーナ、エレーナのもとに、巨大テクノロジー企業に勤める天才プログラマーのエレーナから「新開発のエネルギー源”カリスト”を会社が軍事利用しようとしている」という情報がもたらされる。
それを阻止すべく3人は命を懸けた戦いに挑む。新生チャーリーズ・エンジェルが特技と才能を生かし、直面する危機に立ち向かう、スタイリッシュ・スパイアクションー。
引用:Amazon.co.jp
感想
旧チャーリーズ・エンジェルと言っても、僕が知るエンジェルは2000年〜2003年のときに公開され登場したキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューの御三方。それ以外は世代じゃないから知らないというのが正直なところ。
この御三方が当時映画に登場したときはあまりの美しさにビビりあがりました。どれもが美しすぎて反則的だったのを覚えています。
反応を抑制するために別のところに集中力を注いでいたのは今ではいい思い出で。確かにハレンチです。卑猥な発言です。
女優さんたちの魅力が隅々まで溢れていて、キャラクターの活かし方や見せ方のうまさ、瞳の奥底に引き込まれてしまいました。
クレオパトラ級の美女が3人揃ってればごく自然なことで、もっとすごいのは彼女らのアクションシーンです。切れのよさと柔軟性を兼ね備えていて、見た目の美しさに騙されてやられてしまうのはチャーリーズ・エンジェルの常套手段みたいなものです。
このことは長年に渡って受け継がれており、今回の新生チャーリーズ・エンジェルでも冒頭に描かれていました。
その役目を担っていたのは、ドリュー・バリモアの後釜的存在でお色気担当のサビーナ・ウィルソン演じるクリステン・スチュワート。
美しさとたくましさの両方を兼ね備えていて、カツラ装着時の彼女はめちゃめちゃお美しい姿で、脱着後の彼女はめちゃめちゃワイルドでした。
キャラクターの設定上、変装のプロというわりには騎手になりきれていない感満載でしたが、それも彼女の魅力に免じて大目に見てあげられる範囲です。こういうとき、美人って得だなと思います。
クリステン・スチュワートの魅力はこれだけではなく、強い確率で印象に残るのは凛とした美しさとは真逆をいくかのようなジェンダーレスな髪型とメイク。
なんといってもジャスティン・ビーバーを彷彿させる髪型はなにをどうやったらそんなふうにできるのか、風になびいたり、濡れたり、いちいちかっこいいのでそこだけしか見ていませんでした。
同じようにできなくても、近しい髪型にはしてみたいものです。髪が生き残っている間は永遠の目標です。
髪型といえば、スタイルひとつで印象ががらりと変わっていたのが、ジェーン・カノ役のエラ・バリンスカ。
前髪を下ろしているときと髪を後ろに束ねて結んだオールバックスタイルのときで、大げさに言ってまるで別人のようでした。
彼女もまた美しさとたくましさを兼ね備えている存在ではありますが、言うならばクリステン・スチュワートとはジャンルそのものが違う類のものです。
ただ、前髪を下ろした彼女の姿というのは一気に美人度とキュートさが上昇して、欲望ってやつを抑えられなくなります。これを解放といいます。
途端にチャーリーズ・エンジェル御二方を差し置いて別格の人になってしまう勢いはもはや誰にも止められません。欲望と一緒です。
もうひとつエラ・バリンスカに関しては、キャラクターの設定で元MI6ともあってアクションには長けていました。謎の暗殺者との銃撃や打撃戦は1番の見どころで、長身のわりには動きが速くてとにかくやばかったです。ぜひ注目して観ていただきたいシーンです。
アクションといえば、今回チャーリーズ・エンジェルへの加入を果たすエレーナ・ハフリン役のナオミ・スコットにもきちんと見せ場はつくられていました。
なにも訓練をしていないただの女性ではありましたが、窮地に追い込まれるシーンでは火事場の馬鹿力を発揮し、天才エンジニアという役柄だけでなく意外といける口をもっていました。
それ以外ではまるでトイザらスのおもちゃのような新型エネルギー「カリスト」の開発に携わった人物という認識程度で、無理やり絞りださないと出てこない状況。
というのも、チャーリーズ・エンジェルのなかで唯一僕の好みではないからです。旧チャーリーズ・エンジェルではルーシー・リュー的な立ち位置で、感想文冒頭では御三方が美しいと言ったかもしれませんが、すみません前言撤回します。
全員が全員、美しいってことにはなりませんから、やはり現実は厳しいものです。
アラジンの人みたいですけど、今のところ観る気にはなれません。
最も○ ○で賞
出演者のなかから、個人的に目に留まった人物を勝手にピックアップしてかっこいいで賞&美しいで賞という名目で表彰しています。表彰の基準は様々で、見た目だけでなく役柄も重要視した上での判断となります。
最もかっこいいで賞
サビーナ・ウィルソン役のクリステン・スチュワートを選びました。理由は女性ですけど、男性以上に男前だからです。
私生活ではバイセクシャルを公言しています。2016年〜2018年の間はニュージランドのモデルのステラ・マックスウェルと付き合っていました。2019年8月以来、現在は脚本家のディラン・マイヤーと付き合っています。
Instagramのアカウントは公表せず、使用目的はあくまで友人との写真共有や連絡手段として活用。Twitterには興味なしで、インタビューで「何を投稿するの?誰に向けて?」と聞き返すなど長年私生活を語らない主義を貫いてきました。
そんなクリステン・スチュワートの意思を尊重して歴代の恋人たちも今まで2ショットをSNSへ載せたことはありませんでしたが、交際中ディラン・マイヤーのInstagramで遂に解禁されたようです。
クリステン・スチュワートがラジオ番組に出演した際は、「彼女にプロポーズしたい」とまで告白していたようで、もしかすると結婚まで秒読みなのかもしれません。2人の今後の展開が楽しみです。
[box class=”glay_box”]名前:クリステン・スチュワート(Kristen Stewart)
生年月日:1990年4月9日 (年齢 30歳)
出身地:アメリカ合衆国
身長:165 cm
[/box]主な出演作
映画 | パニック・ルーム(2002年) |
コールド・クリーク 過去を持つ家(2003年) | |
ミッションX(2004年) | |
ザスーラ(2005年) | |
ゴースト・ハウス(2007年) | |
ランド・オブ・ウーマン/優しい雨の降る街で(2007年) | |
イントゥ・ザ・ワイルド(2007年) | |
イエロー・ハンカチーフ(2008年) | |
トラブル・イン・ハリウッド(2008年) | |
トワイライト〜初恋〜(2008年) | |
アドベンチャーランドへようこそ(2009年) | |
ニュームーン/トワイライト・サーガ(2009年) | |
ランナウェイズ(2010年) | |
クリステン・スチュワー卜 ロストガール(2010年) | |
エクリプス/トワイライト・サーガ(2010年) | |
トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1(2011年) | |
スノーホワイト(2012年) | |
トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2(2012年) | |
オン・ザ・ロード(2012年) | |
アクトレス〜女たちの舞台〜(2014年) | |
アリスのままで(2014年) | |
エージェント・ウルトラ(2015年) | |
ロスト・エモーション(2015年) | |
カフェ・ソサエティ(2016年) | |
パーソナル・ショッパー(2016年) | |
ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(2016年) | |
ビリー・リンの永遠の一日(2016年) | |
モンスターズ 悪魔の復讐(2018年) |
最も美しいで賞
ジェーン・カノ役のエラ・バリンスカを選びました。理由はやっぱ前髪下ろしにやられてしまいました。断トツ、断トツで美しい&可愛かったので。それにスタイルも大人の色気たっぷりで妖艶です。
断トツと言えば、チャーリーズ・エンジェルのメンバーのなかでも飛び抜けて身長差がありました。調べてみると178 cmという長身で、アンバランスさが目立っていたのはやや残念ではありました。身長の大きい小さいは仕方ないことですけど。
少なくとも見せ方には気をつけていたことがなんとなく感じとれました。極力直立して横に並ばない、並ばせないとか。
私生活では恋人についての情報は今のところなく、これからの活躍によってなにかしらの情報が掲載されると思われます。
好きな映画では『もののけ姫』『風の谷のナウシカ』『ハウルの動く城』の3つをあげているそうで、ジブリファンでもあるようです。
[box class=”glay_box”]名前:エラ・バリンスカ(Ella Balinska)
生年月日:1996年10月4日 (年齢 23歳)
出身地:イギリス
身長:178 cm
Instagram:@ellabalinska
[/box]主な出演作
映画 | Junction 9(2015年) |
Thanatos(2015年) | |
Hunted(2016年) | |
Tiers of the Tropics(2017年) | |
Clover(2017年) | |
Room(2017年) | |
10 Men & Gwen(2017年) | |
A Modern Tale(2017年) | |
ドラマ | Casualty(2018年) |
The Athena(2019年) |
さいごに
感想ではキャラクターのことばかり書いてしまいましたが、肝心のストーリーはというと、国際機密企業チャーリー・タウゼント社内に裏切り者がいるという設定は面白いものがありました。
『24 -TWENTY FOUR-』ほどのドキドキ&してやられた感はありませんでしたが、そもそもドラマと映画では尺がまったく違うので、そう考えると十分楽しめる内容になっているのかなと思います。まんまと予想を外してしまいましたし。
嬉しかったのが、『リバーデイル』のメインキャストでもあるベティ役のリリ・ラインハートが何気に出演していました。ほんの一瞬でどこに登場するのか探してみてください。