映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』最後にふさわしいミラ・ジョボビッチの究極アクションに大興奮した作品!
上映時間 | 106分 |
製作国 | イギリス ドイツ |
監督 | ポール・W・S・アンダーソン |
音楽 | ポール・ハスリンジャー |
配給 | スクリーン・ジェムズ(アメリカ合衆国) ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(日本) |
公開日 | 2016年(日本) 2017年(アメリカ合衆国) |
主な出演者 | ミラ・ジョヴォヴィッチ(アリス・アバーナシー) アリ・ラーター(クレア・レッドフィールド) ショーン・ロバーツ(アルバート・ウェスカー) ルビー・ローズ(アビゲイル) オーエン・マッケン(ドク) ウィリアム・レヴィ(クリスチャン) ローラ(コバルト) イアン・グレン(アレクサンダー・ローランド・アイザックス博士) エヴァ・アンダーソン(レッドクイーン) |
どうも、バンコです。
ついに!ついに!最終章まできたかという感じで、バイオハザードシリーズも2002年にはじまり2016年と(アメリカ合衆国では2017年に公開されていますが)、14年の歳月を経ていよいよファイナルを迎えることとなりました。
いや〜、長かった。ほんと長かった。
ここまでくるのに長すぎて、今までの内容なんてほとんど覚えていません。
まあ、毎回親切に本編がはじまる前にストーリーの解説がはいっていますが、これもなんとなくという感じでしか思い出されない状態で。
それでも楽しめる醍醐味が本作にはあります。
今回も最終章と言わんばかりに、ミラ・ジョボビッチは軽快なアクションを魅せてくれました。
彼女が繰り広げるアクションの数々は、最大の見どころポイントでもあります。
ストーリーが把握できず過去のシリーズの登場人物にも懐かしめないぶん、個人的にはバトルシーンで楽しむことができました。それだけでも十分お腹いっぱいです。
どうやったらそんな動きができるの?と、目を疑うようなアクションが繰り広げられていますから、気持ちもスカッとします。
バイオハザード好きな方だけでなく、無類のアクション映画好きな方にもおすすめの作品です。
これ観てストレス発散しちゃいましょう!
あらすじ
人工知能レッドクイーンとの戦いに敗れ、瓦礫の中で独り目を覚ましたアリス。そんな彼女の前に廃墟のコンピューターを通じてレッドクイーンが現れ、48時間以内に人類は滅びること、そしてそれを食い止める方法を告げる。敵からの思いがけない言葉に半信半疑のまま、アリスはラクーンシティへと向かう。 滅亡へのタイムリミットが刻一刻と迫る中、命を捨てて最後の戦いに身を投じるアリス。やがて明らかになる、彼女にまつわる重大な秘密とは?想像を絶するファイナル・ファイトの果てに見えるのは、希望か、それとも絶望か……!?
引用:『バイオハザード:ザ・ファイナル』公式サイト
感想
突然クリーチャーが出現するからビビりまくり!
もうね。どこからかいきなりクリーチャーが襲ってくるから、ビビるわけです。
水中からいきなり魚人のようなクリーチャーが飛び出してくるわ、空からは鳥獣のようなクリーチャーが襲ってくるわで、まあ色々と恐ろしい思いをする作品です。
たとえアリスが超人的な強さをもっていたとしても、観る側としてはとてもじゃないけど安心できません。
まぢで心臓バクバクで、様々なクリーチャーが登場するたびに生きた心地がしないのは、ある意味本作の魅力なのかもしれません。
あまりにもビビりすぎて、途中ほんとに観るのをやめようかと思いました。
過去のシリーズでは、こんな気持ちになることってなかったんですけどね。作り手の演出にあっぱれです。
これぞ究極のアクション!
作中で繰り広げられるアリスとアイザック博士とのバトルシーンは、圧巻を通りこしてもう快感です。
なかでも戦車上でのバトルシーンは、ど肝を抜かれてしまいました。
老眼ではありませんが、2人とも動きが速すぎて全然目が追いつかず、何が起きているのかさえわかりませんでした。
よくもまあ、あんなにも俊敏でなおかつ華麗な動きができたものです。
とてもじゃありませんけど、あのアクションは40代でできる代物ではありませんよ。
いかに訓練を重ねたのか、その努力が垣間見れるシーンでもあります。
個人的に思うアリスが本作で繰り広げるアクションは、
- 『ジェイソン・ボーン』のジェイソン・ボーン(マット・デイモン)
- 『ジョン・ウィック』のジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)
- 『トランスポーター』のフランク・マーティン(ジェイソン・ステイサム)
- 『96時間』のブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)
- 『ミッション:インポッシブル』のイーサン・ハント(トム・クルーズ)
- 『007 カジノ・ロワイヤル』のジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)
- 『アベンジャーズ』のブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)
どの人物よりも優れたものでした。
ところで、アリスのアクションシーンを見てると、『アベンジャーズ』に登場するブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)と重なってしまうのはボクだけでしょうか。
ハリウッドデビューを果たしたローラはというと・・・
正直、これでハリウッドデビューを果たしたといっていいものなのか。
出演時間といっても5分程度で、しかもセリフも「What are we gonna do?(どうするの?)」と「撃つよ」の二言で終了。
ローラのことを知っているならまだしも、知らない方にとってはただのエキストラにしか見えないぐらい、チョイ役中ののチョイ役です。
それにアリス演じるミラ・ジョボビッチ、クレア演じるアリ・ラーター、アビゲイル演じるルビー・ローズのお三方がいることで、普段テレビの前で美しいと感じるローラも今回ばかりはあまり目立たないような状態でした。
今回ローラのハリウッドデビューに関して、メディアでずいぶんと煽られたこともあって、みんなもいっているように残念感は否めない感じでした。
ただ、女優業を縄張りとしていない彼女が、本作に出演できただけでもすごいことだと個人的には思います。
『バイオハザードIV アフターライフ』でゾンビ役で出演した中島美嘉でさえ、セリフなんてものはなかったのですから。
チョイ役であろうがなかろうが、全力で挑んだ彼女の演技は称賛されるべきクオリティの高さが伺えました。
さいごに
いつかは終わってしまうとわかってても、その時がくると悲しいものですね。
このシリーズはすべて欠かさず観ていたので、感慨深いものがあります。
まあ、映画の内容は全然覚えていませんが。
14年間と長きに渡って製作され、ボクたちバイオハザード好きをワクワク楽しませてくれた、そんな素敵な作品であります。
いつかはリメイクか、もしくは新章として製作されることを心のどこかで期待したいと思います。
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