韓国ドラマ『39歳』2話目の展開が衝撃的すぎて思わず感想を書いてしまった作品
| ジャンル | ヒューマン 友情 ロマンス |
| 公開日 | 2022年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 原題 | 서른, 아홉 |
| 監督 | キム・サンホ |
| 話数 | 全12話 |
| 配給 | Netflix |
| 主な出演者 | ソン・イェジン（チャ・ミジョ） チョン・ミド（チョン・チャニョン） キム・ジヒョン（チャン・ジュヒ） ヨン・ウジン（キム・ソヌ） イ・ムセン（キム・ジンソク） イ・ムセン（パク・ヒョンジュン） |
2話までしか観ていないのに感想を書くのはどうかと思ったけど、この韓国ドラマむちゃ面白い。
韓国ドラマのなかで久々の大ヒット。ハマった。
あらすじ
うれしいことも辛いことも、ともに乗り越えてきた親友3人組。40代を目前にした今、それぞれの愛と人生、そして突然降りかかる悲しみに、強いきずなで立ち向かう。
引用元：Netflix
感想
出典：Netflix
僕が知る今までの韓国ドラマ（『梨泰院クラスとか、サイコだけど大丈夫とか、スタートアップ：夢の扉とか』）といえば、1話目でグイグイと引き込まれてしまうような展開や演出が定番になっていましたが、本作にいたっては2話目でグイッと引き込まれてしまった。
[kanren postid=”8027″]しかも今さっき2話目を観終えた頃で、タイムリーな感情のネタを提供していく。
『39歳』という限定的なタイトルになっているのも潔さが感じられ、完全に女子目線で描かれているのに、男性である僕にもなぜか共感ができてしまった。こんな39歳確かにいるよなーと身近に感じられる登場人物の存在がむちゃくちゃよかった。あと、物語の展開の仕方もうまかった。
2話までしか観ていないのでその範囲内の感想にはなりますが、女子同士の友情や不倫、恋愛、グルメ、内輪話など、バラエティに富んだ内容が描かれていて、観てて飽きない。これからも飽きる気配を感じさせない。
むしろ、女子が3人も集まるとこんなにも腹を抱えて笑えるものばかりなのかと、40歳を目前にしている奇妙な仲良し3人組がなにかと話題を欠かさないので、下手な漫才や寸劇を見るよりかはよっぽど価値を感じている。
知る人ぞ知るネタの中に、電話越しのオナラのくだりとか、爆笑でしかなかった。必死に私ではないことを相手に伝えて。「最近のスマホは音を拾いやすい」といったユーモアある皮肉めいた返しも、なるほど、そこでそういう返しをするのか、と勉強になった。
今現在、好意を寄せている相手がいてまだ付き合えていない人は、本作を観て異性への関わり方を学ぶことを強くおすすめする。言語は違えども、やろうとしていること（恋愛）は世界共通なので、学べるものは学んでおいたほうがそれに越したことはない。
ここからは、魅力的な女子3人組のことについて紹介をしていく。
■チャ・ミジョ役（ソン・イェジン）
出典：nate연예
| ステータス | |
| 年 齢 | 39歳 |
| 仕 事 | ジェイ皮膚科院長 |
| 居 住 | 高級マンション |
| 車 | メルセデス・ベンツ EQC |
| スマホ | Galaxy Z Flip3 |
オンヌリ児童養護施設出身で、7歳の時に養子となり裕福な家庭で育つ。高校2年生のときに、実母を探しに出かけたのをきっかけに2人の親友と出会う。
病院を開院する際に借りたローンを完済したことで、少し休みたいとのことでアメリカで1年間の休暇を計画している。
そんな最中、病院の引き継ぎ相手でもあるキム・ソヌとお互い不器用ながらも独特な恋愛を繰り広げていく。いざとなったら頼れる存在の姉チャ・ミヒョンをもつ。
■チョン・チャニョン役（チョン・ミド）
出典：nate연예
| ステータス | |
| 年 齢 | 39歳 |
| 仕 事 | 演技講師 |
| 居 住 | 高級マンション |
| 車 | なし |
| スマホ | Galaxy Z Fold3 |
俳優を志すも元恋人がきっかけで夢を諦めることになる。女子3人組のなかでは一番のお調子者。センスのいい毒舌やジョークがいちいち心に刺さる。
40歳になる前に新しい挑戦をしようとした時に、医師から衝撃的な事実を突きつけられてしまう。
チャンプエンタテインメント代表のキム・ジンソクとは不倫関係を築いている。体の関係はない、健全のようで健全ではない関係を続けている。
■チャン・ジュヒ役（キム・ジヒョン）
出典：nate연예
| ステータス | |
| 年 齢 | 39歳 |
| 仕 事 | 百貨店のコスメ部門マネージャー |
| 居 住 | 実家 |
| 車 | なし |
| スマホ | Galaxy S21 5G |
ガンになった母の看病のため大学進学を諦めて、29歳で就職をする。今まで一度も恋愛に踏み込めずに、KLOUDのDRAFTビール片手にドラマばかりを見てはときめいている。
チャイナタウン社長兼シェフのパク・ヒョンジュンに恋心を抱くも、可愛い彼女らしき存在を目の当たりにし、あえなく撃沈をしてしまう。常に酒を飲んでいるイメージが強く、女子3人組のなかでたぶん一番の酒豪。
と、こんな女子3人組を中心に、恋愛話に花を咲かせる場面もあれば、悪いとわかってても不倫の関係性を絶てない自分の弱さと、それを諭す友人とのケンカも、情があるから言いたくも、そして怒りたくもなるわけで。失恋をしたときに心の支えとなる親友の存在は限りなくでかいと感じる。
彼女らの間には隠し事がなく、家族以上の存在に見えて、男の友情物語もいいけど女の友情物語はもっといいぞとなった。
生きてれば悩みなんて尽きないですし、一人ひとりがいろいろな問題を抱えながらも懸命に生きていく姿には、笑いと、ときめきと、愛情というのを考えさせられた。まだ途中経過ですけど、3話目も楽しみでしかない。よっしゃー、気合入れて観るぞー。
最も○ ○で賞
出演者のなかから、個人的に目に留まった人物を勝手にピックアップしてかっこいいで賞＆美しいで賞という名目で表彰しています。表彰の基準は様々で、見た目だけでなく役柄も重要視した上での判断となります。
最もかっこいいで賞
キム・ソヌ役のヨン・ウジンを選んだ。選んだ理由は、女性に対する、特に好意をもつチャ・ミジョへの立ち振る舞いがやや大袈裟ではあるものの、ジェントルマンだったから。性格の優しさが表情から滲み出ていましたし。
酒を飲んで酔ってしまうと、チャ・ミジョへのよるもどかしさからか、今まで丁寧な言葉で関わりをもっていましたが、勢いで感情のままに言い放つセリフは痛快だった。
それまでは機械人間みたいに感じていたので、完璧な人間なんてどこにもいないことがこれで証明されて、妙に安心をした。恋愛なんだし、遠慮という鎧を脱いでもっとぶつかっていってもらいたい。
[box class=”glay_box”]名前：ヨン・ウジン
生年月日：1984年7月5日 (年齢 37歳)
出身地：韓国
身長：185cm
[/box]おすすめ作品3選
[aside type=”boader”]実在した王族の逸話をモチーフに、2人の王に愛され7日間だけ王妃の座につき廃妃された女性の悲恋を描く王宮ロマンス。運命の流れに巻き込まれながらもそれぞれの愛を貫く姿に心打たれる内容となっている。
冷血判事と熱血判事の奮闘を描いた法廷ラブコメディ。普段は冷静を装っているも、急にツンデレになるヨン・ウジンの姿は見どころ。
超内気な男社長と、超社交的な陽キャラ女子によるオフィスラブコメディ。ヨン・ウジンはそんな超内気な男社長を演じている。人柄のよさが全面的にあわられて素敵なキャラクターだった。
[/aside]最も美しいで賞
今回、付き合うなら誰といった視点で考えてみた。そうなると、チョン・チャニョン役のチョン・ミドを選んだ。選んだ理由は、付き合って一番楽しそうだし、変に見栄を張ることもなく自然な姿で付き合える相手だと思った。
チャ・ミジョは、ちょっと位が高そうな女性のイメージが強くて、近寄り難い雰囲気を醸し出していた。特定の人にしか心を開かなさそうで、悪くいうと冷たい人間に感じた。思わずどんだけ周囲に予防線を張っているんだよ、と言いたくなる。
チョン・チャニョンは、ちょっと自分の世界に入りすぎている感じがして、たぶん、こだわりが強いはず。価値が合わなさそうだと思ったので選ばなかった。
[box class=”glay_box”]名前：チョン・ミド（전미도）
生年月日：1982年8月4日 (年齢 39歳)
出身地：韓国
身長：161cm
Twitter：@JEUNMiDO
Instagram：@lovejeonmido
[/box]おすすめ作品3選
[aside type=”boader”]松雪泰子と芦田愛菜主演のドラマ「Mother」の韓国リメイク版。 母性とは愛とは何かを描いた感動の人間ドラマ。チョン・ミドは、元恋人役で特別出演している。
悪霊に取り憑かれた一家を救おうとする神父の戦いを描いた作品。チョン・ミドは、悪魔が憑依した少女の母親役で出演している。
医師5人の日常を描いたドラマ。チョン・ミドは、脳神経外科の副教授役で出演している。ミュージカル出身で折り紙付きの歌のうまさを誇っている彼女が、音痴の設定で役を演じているところは注目。
[/aside]さいごに
思い立ったら即行動といった形で即席の感想になってしまいましたが、全部観終わったあとでは、これまた作品に対する印象も変わってくるかもしれませんので、そのときは改めて書いていきたいと思う。
それよりも2話観ただけで、こんなにも動かされてしまったことに驚きを隠せない。まぢで衝撃的な展開すぎて、全部受け止めるのは無理に近い。3話目が一体どんなはじまりをするのか怖い気持ちもありますが、目の前で繰り広げられる人間ドラマをしっかり受け止めていきたいと思う。
