『ULTRAMAN シーズン2』FINALシーズンまで待って観ることを全力で推奨したい作品
ジャンル | アクション バトル |
公開日 | 2022年 |
製作国 | 日本 |
監督 | 神山健治、荒牧伸志 |
音楽 | 戸田信子、陣内一真 |
主題歌 | (OP)NOILION「3」、(ED)VoidChords「Transcending Time」 |
話数 | 全6話 |
配給 | Netflix |
主な出演者 | 木村良平(早田進次郎) 江口拓也(諸星弾) 潘めぐみ(北斗星司) 田中秀幸(早田進) 竹内良太(ジャック) 前野智昭(東光太郎) 牛山茂(エド) 魚建(井手) 曽世海司(ベムラー) 津田健次郎(アダド) 諸星すみれ(レナ) 白石稔(白石) 諏訪部順一(ペダント星人) 坂本真綾(イズミ) 佐倉綾音(ワドラン星人マーヤ) |
なっ、なんじゃこらー。
ありえへん、ありえへん。こんなの、まったくもってありえへーーーーーん。
なにが、つう話ですが……。
簡単に言えば、「シーズン2、ミスったな」。ちゃんちゃん。
あらすじ
世界中で地球人の大量消滅事件が発生──。レナと進次郎も、同時に消失してしまう。
そんな中、フリージャーナリストの東光太郎は恋人のイズミとともに「消失事件」の謎を追い始める。
異星人の正体はテロ組織「暗黒の星」。彼らは世界に向けて声明を出す。
「人類の半分を消滅させるか、地球の半分を割譲するか……どちらかを選べ」
その頃、消えた進次郎とレナは衛星軌道の異星人の船に転送されていた。
「暗黒の星」と科特隊の闘いに巻き込まれ、知りすぎた光太郎は、命を失いそうになるが……。
決戦の相手は巨大兵器「黄金の城塞」。街を破壊し尽くす巨大メカを相手に、ULTRAMAN、セブン、タロウに加え、ゾフィー・ジャック・エースも参戦。
ついにULTRAMAN6ヒーローが集結する!
引用元:ULTRAMANアニメ公式サイト
感想
まず、言いたいのが全6話って……。これシーズン2なの?スピンオフじゃない?
ふざけるのも大概にしてほしい。2019年のシーズン1公開から3年ほどこっちは待っていたのにも関わらず。それなのに全6話って……。
シーズン1全13話の足元にも及んでいない、この話数。大丈夫か。いや、けして大丈夫ではなかった。
物足りない、かなり物足りない。誰がタロウだけの誕生に終わらせているんだよ。俺たちが観たかったのはもっとその先の話だぞ。シーズン1で虜になってしまった切実な気持ちを返してほしい。
従来のウルトラマンとは違う、まるでアイアンマンのようなコスチュームに身を纏って、スペシウム光線なんてめちゃめちゃイケてた。ウルトラマン史上、随一のスペシウム光線じゃなかろうか。
しかも周りを取り巻く登場キャラクターも超魅力的な人物ばかりで、宇宙人がスーツを着てたりするものだから、並みの類ではない。そういうの察して観てたわけだから、古めかし特撮スタイルのイメージは見事に払拭されてしまった。このウルトラマンなら、好きになれる。いや、むしろなった。
な・の・に、今回にいたってはがっかりにもほどがある。
つか、今まで丁寧に描いといて、ジャックという情報屋がまるでハルクバスターを模したかのような装いをして登場するシーンは、ウルトラマンという特別感を薄めていた。
それに話数が少ないことが影響してか、人間模様が極端に薄いのもあった。これは普通に死活問題じゃなかろうか。あるのは東光太郎とイズミの身に起きる出来事を描いているといったぐらいで、そのほかまったくない。東光太郎とジャックの関係性だって取ってつけたみたいで、観ててもまったく感情が揺らぐことがなかった。つまり、一切の共感にいたらないという……。
こんなのありえます?
軽いも軽い、早田進次郎と諸星弾、早田進次郎と北斗星司の絡みが懐かしく思えてしまうぐらい、今回主役の東光太郎にはどこか物足りなさと、「あれ?そもそももはや人間じゃないよね?」といったなんとも言えない感情に悩まされてしまう。
これを観て面白かったなーという思う人が何人いるだろうか。内容が薄ければ、そらー、感想も薄くなるのは当たり前で。これ以上、シーズン2においてはなんの言葉も出てきやしない。
もうね、僕たちに残された道はきたる2023年のFINALシーズンに期待するほかありません。
最も○ ○で賞
出演者のなかから、個人的に目に留まった人物を勝手にピックアップしてかっこいいで賞&美しいで賞という名目で表彰しています。表彰の基準は様々で、見た目だけでなく役柄も重要視した上での判断となります。
最もかっこいいで賞
諸星弾を選んだ。選んだ理由は、5話で繰り広げられた戦闘が激アツだったから。普段クールでスマートな諸星のキャラクターの魅力を最大限引き出していた。
自ら刺されながらも立ち向かう姿は、なにがなんでも勝たなければいけない気迫が感じられかっこよかった。こういった人間味のあるシーンがもっとあればよかっただろうに……。
ちなみに声優は江口拓也が務めている。
[box class=”glay_box”]名前:江口拓也(えぐち たくや)
生年月日:1987年5月22日 (年齢 35歳)
出生地:日本
身長: 188cm
Twitter:@egutakuya
Instagram:@takuyaeguchi81
オフィシャルサイト:江口拓也 | Kiramune Official Site
[/box]おすすめ作品3選
[aside type=”boader”]このアニメがなかったら今の江口拓也はないと、ご本人が言うほど飛躍のきっかけとなったアニメ。キャラクターは、帝国軍人一家の三男の久城一弥の声優を務めている。
和久井健による漫画のアニメ化作品で、ヤンキーにSFやアクション要素を織り交ぜた作風となっている。ちなみに映画化もされている。江口拓也は、「芭流覇羅」副総長 兼 総長代理の半間修二の声優を務めている。
2022年に公開されたアニメのなかでも大ヒットしたアクションコメディ。江口拓也は、凄腕スパイのロイド・フォージャーの声優を務めている。
[/aside]最も美しいで賞
ワドラン星人マーヤを選んだ。選んだ理由は、ペダント星人によってまんまと鉄砲玉のように使われてしまう雑魚キャラ的な立ち位置でしたが、5話でやっと自らの意思で決断し行動に出たことが素晴らしかった。
まー、宇宙人ではありますけど見た目でいうと美しい部類に入る。何気に衣装もセクシーですし。なによりも声優を務めた佐倉綾音が可愛らしかった。ちなみに、ご本人はSNSをやっていないもよう。
[box class=”glay_box”]名前:佐倉 綾音(さくら あやね)
生年月日:1994年1月29日 (年齢 28歳)
出生地:日本
身長: 157cm
[/box]おすすめ作品3選
[aside type=”boader”]諫山創の大ヒット漫画のアニメ化作品。実写映画も公開されている。佐倉綾音は、マーレ編にて登場するキャラクターガビ・ブラウンの声優を務めている。
堀越耕平の漫画のアニメ化作品。”個性”と呼ばれる超常能力をもち、最高のヒーローを目指す主人公とその仲間たちの活躍を描いている。佐倉綾音は、主人公のよき理解者であり無重力を個性にもつ麗日お茶子の声優を務めている。
オリジナルの劇場アニメのなかでも異例の超ロングラン大ヒットとなったアニメ映画。佐倉綾音は、バーニングレスキューの隊員でRM03の操縦を務める10代の少女のアイナ・アルデビットの声優を務めている。
[/aside]さいごに
期待値が大きかっただけに、その落差もかなり大きいものとなった。くどいようだけど全6話というのはありえない。1話30分にも満たない作品なのに、まったくもって楽しめない。むしろ、楽しむことさえできない。
まるで説明書を映像化しただけの作品に、どうやって楽しめというのか理解に悩む。これならFINALシーズンの公開まで待って観たほうが賢い選択になる。
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