映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』日本を象徴するドリフト文化と恥さらしの演技を世界へと発信した作品

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上映時間104分
製作国アメリカ合衆国
監督ジャスティン・リン
音楽ブライアン・タイラー
配給ユニバーサル・ピクチャーズ(アメリカ合衆国)
UIP(日本)
公開日2006年
主な出演者ルーカス・ブラック(ショーン・ボズウェル)
バウ・ワウ(トゥインキー)
ナタリー・ケリー(ニーラ)
ブライアン・ティー(D.K./タカシ)
サン・カン(ハン・ルー)
レオナルド・ナム(モリモト)
ブライアン・グッドマン(ボズウェル大尉)
千葉真一(カマタ組長)
総合評価
『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』:

 

うん、なるほど、今までのワイルド・スピードとは一線を画す作品だってことが、今になってよーーーーーーくわかった。これ、良いとこも悪いとこの両面がはっきりとわかれてて、煮え切らないものだった。

つまり、中途半端な部分がありすぎてワイスピの世界観を楽しもうと思っても、次の瞬間には夢から覚めてすぐ現実に戻されてしまうようなつくりだったので、本当にやめてほしい。鑑賞中、何度もそう思った。

この世界観に浸れない切なさ。まだ観られていない方には味わってほしくない。

あらすじ

大の車好きで、違法運転を繰り返していた男子高校生が、少年院行きを逃れるためにアメリカから日本へと渡る。新しい生活に馴染めずにいた彼だったが、深夜の立体駐車場で繰り広げられるドリフトレースの世界に魅せられ、自身もスピードとテクニックの限界に挑んでいく。

引用元:Google

感想

まず、言いたいのが「お下品」。完全にお下品なものに成り下がっていた。これじゃー、華やかさもへったくれもない。
冒頭のレースで、ブラジャーの脱ぎ捨てをレース開始の挨拶にする時点でジ・エンドだった。演出でいうところの酷い有様。むしろ、ここから破滅への道標が示されていた。今までどうして気づかなかったのか。はずい。

その後主人公ショーンの無鉄砲な行いのせいで、舞台はアメリカのアリゾナから日本の東京へと移る。そこには離婚した父親がいる。その父親は、在日米軍軍人で階級は海軍大尉という設定の人物になる。

で、息子との再会シーンで、なんと、まさか、真木よう子と一番最初にご対面を果たす。順番があきらかにおかしい。そして、真木よう子のよそよそしさから、本当に父親の彼女(Wikipedia参照)なのか疑いたくもなるような雰囲気MAXで、これ、完全に売春相手としか思えない。

僕の目は節穴なのか。お父さんが息子との再会で、気まずい表情を浮かべていたのは僕の単なる気のせいなのかもしれない。母親とは離婚状態にあるのなら、ひとつやふたつ息子に簡単でもいいから彼女を紹介してもよかったのではと思う。アメリカの文化ってそうじゃない。断定しちゃぅているけど。

もっとフレンドリーというか、画面に映っているのはアメリカ人2人のはずなのにユーモアさがまるで足りず、日本被れの光景を見せられているみたいで完全なるシュール映像だった。

続いては、会話でも映像でも日本人役者が絡むと途端にトーンダウンしてしまうのは、もはや本作の象徴でもある。いや、言い方優しすぎた、名物になる。

特に北川景子が痛い。うぶで垢抜けていない姿はかわいい。それは許せる。でも、ヒロインと絡むシーンでは、まるでお経を唱えているみたいで、監督は本当にこれでオッケーを出したのか疑問でしかない。腹から声が出ていないのが原因なのか知りませんが、言葉自体に感情がのっかっていない。そのせいで、いちいち夢から覚めてしまった。

ワイスピを観ているのに観ていないような、この感覚。誰か共感できる方は教えてください。

で、で、で、この北川景子を軽く超えてしまう役者といっていいのかわかりませんが、レースの掛け声担当の輩女子は本当にひどいものだった。「レディ」「セット」という、文字にするとそれぞれたった3文字程度の言葉であるにも関わらず、2人の輩女子がワイスピをワイスピでなくしてしまう、この破壊力にはある意味感服してしまう。

いやー、本当にすごい。あれほどやる気を感じさせないシーンに出会ったのは、はじめてに近いくらい神シーンだと思う。世界の恥さらしを、世界の作品でやってのけるという、その神経にはもはや言葉もでない。

ショーンの無鉄砲な行動しかり、小錦の登場もなんだか安っぽいし。よく考えたら未成年なのに高校生たちが普通に車を運転するという、理解に悩むシーンのオンパレードで。父親の約束なんてほぼお咎めなし状態で反省は見られず、むしろ行動はエスカレートする一方。ショーンのやりたか放題をただただ見せつけられて。しかも、ここぞというときに、予算の兼ね合いか知りませんがCGの活用もなく、くるくる回るだけの映像を見せられて一体なにが面白いのか。

その答えを見つけるのに頭のなかでさえくるくる回ってしまうという、まさに悪循環でしかない本作をどのように評価すればいいのか。

唯一評価に値していたのは最後のみ。おかえりなさい、ヴィン・ディーゼル。
 

最も○ ○で賞

出演者のなかから、個人的に目に留まった人物を勝手にピックアップしてかっこいいで賞&美しいで賞という名目で表彰しています。表彰の基準は様々で、見た目だけでなく役柄も重要視した上での判断となります。
 

最もかっこいいで賞

出典:「X3」(2006)

ハン・ルー役のサン・カンを選んだ。選んだ理由は、存在自体がかっこよかった。むしろ、ハンを主人公に描いてほしかった。いや、むしろ、そういうていで観ていた。どう考えてもショーンは主人公らしくない。ちょっとキモかった。タカシもキモかった。なので、もはや彼しか選択肢はほぼほぼない。

あと、ハンの名言は16年越しの僕の心に突き刺さった。奥深くまで突き刺さった。その名言は、「人生は単純で、選んだ道は後悔するな!」というセリフ。

現在フリーランス爆走中、ふー、しびれるー。

名前:サン・カン(Sung Kang)

生年月日:1972年4月8日(50歳)

出身地:アメリカ合衆国

身長: 183cm

Twitter:@sungkang

Instagram:@sungkangsta

Facebook:@Sung Kang

おすすめ作品3選

復讐もの。R-18のバイオレンスムービーで、グロ度は高め。まるでジョン・ウィックのような、オープニングで繰り広げられる爽快なアクションは見どころ。

シルヴェスター・スタローンVSジェイソン・モモアのマッスル対決をしている作品

殺し屋と刑がタッグを組んで悪に立ち向かう様が描かれている。サン・カンは刑事役を演じている。

  • Snakehead(2021年)

クールで心優しいハンとはうって変わって、ダークな雰囲気を漂わせる犯罪一家の息子役を演じている。

 

最も美しいで賞

出典: Wallpapers flare

シンディ役のニッキー・グリフィンを選んだ。選んだ理由は、ほかいないから。どう考えても、冒頭に登場するアメリカを舞台にしてたときのクレイの彼女が一番可愛かった。あとは、正直印象にも残らなかった。そんなとこ。

名前:ニッキー・グリフィン(Nikki Griffin)

生年月日:1978年4月16日 (年齢 43歳)

出身地:アメリカ合衆国

身長: 162cm

Twitter:@nikkigriffin

Instagram:@nikkigriffin

おすすめ作品3選

多くの美女が出演しているエロティック作品。ニッキー・グリフィンは、主人公の親友役で出演している。

別名うんこみたいな作品。よい子は観るべからず。

クリス・プラット主演の作品。ビキニ以上の露出のないポルノ映画のパロディ。ニッキー・グリフィンはどこかに登場している、はず。

 

さいごに

シリーズ史上もっとも出来の悪さと酷評された、その理由を今回なんだか知れたような気がする。

だけどあいかわらず登場するカスタムカーはかっこよくて、カーアクションのドリフトもいい。日本が世界に誇れる技術を発信できたと思う。あと、ちゃんと日本で撮影したというのもよかった。

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』での東京のシーンはさんざんなセットだったので。ああいうのこそ見るに耐えない。東京のどこだよ、と言いたくなる。

ワイルド・スピード3作目は、別物として気持ち楽にして観られると心に受けるダメージは少なくて済むのかなと思う。

 

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