『ULTRAMAN』予想以上に面白くてハマってしまったアニメ作品

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原作 円谷プロダクション
清水栄一、下口智裕
監督 神山健治
荒牧伸志
キャラクターデザイン 山田正樹
音楽 戸田信子
陣内一真
アニメーション制作 Production I.G
SOLA DIGITAL ARTS
公開日 2019年
話数 全13話
主な登場人物 早田進次郎(木村良平)
諸星弾(江口拓也)
北斗星司(潘めぐみ)
早田進(田中秀幸)
佐山レナ(諸星すみれ)
井手光弘(魚建)
エド(牛山茂)
ジャック(竹内良太)
遠藤庸介(花輪英司)
倉田(関戸博一)
白石(白石稔)
アダド(津田健次郎)
ベムラー(曽世海司)

 

 

新年度のはじまりとともに突如Netflixで配信されていた『ULTRAMAN』。ウルトラマンがCGになった現代版かなにかと思いきや、まぁ、その通りでした。

これ面白いのと半信半疑ではありましたが、いつの間にかどっぷりハマってしまいました。

Netflixで観るものがなくて困っていたときに、いいタイミングで鑑賞することができラッキーでした。

今さら昔のウルトラマンは観たい気持ちになりませんが、現代版の『ULTRAMAN』はフルCGなので新鮮味がありました。

けっこう馬鹿にできないくらい面白かったです。

あらすじ

かつて、巨大な怪獣や侵略異星人による危機から地球の平和を守り続けてきた“光の巨人”がいた。その名は、ウルトラマン。科学特捜隊の早田隊員と同化していた彼が、その使命を終えて地球を去ってから時は過ぎ、人類は繁栄の時代を迎えていた。しかし、それは表向きの平和に過ぎなかった…。

今、再び“光の巨人”の力が求められる時、光の因子を受け継いだ新たな英雄が現れる。だが、それは巨人にあらず。メタリックボディの強化スーツに身を包んだ等身大の悩み多き高校生だった…。

彼の名は、早田進次郎。かつてウルトラマンであった男、早田進の息子が、新世代のウルトラマンとなるべく奮闘する新たなる物語が、ここに幕を開ける!!

引用:ULTRAMANアニメ公式サイト

 

感想

これどこかで見たことがるといった不満みたいなものはある

面白いと言いつつも、もちろんツッコミどころがないわけではありません。

まず言いたいのが、いろいろな要素と被っていたこと。

ULTRAMANが変身するときのスーツに関して言えば、アイアンマンのパワードスーツを連想させるものでした。しかもナノテクノロジーを駆使したスーツのやつに。

変身の仕方は違えども、順番にスーツが体に密着していく姿はほとんど一緒でした。

次に言いたいことは、若干GANTZを連想するものがありました。

顔がむき出しになっているスーツ姿や、バトルシーンが思った以上に残酷なところとかは、似てるなと思いました。

本作に登場する敵のほとんどが異星人だからなのかわかりませんが、制裁のやり方が強烈です。想像以上にグロテスクでした。

その辺は自ら観るか観ないかを判断してもらえたらと思います。

3つ目、最後に言いたいことは特にありません。

ただ言えることは、シーズン1を全部観てしまうとその後のシーズン2が観たくなるということ。これはある意味致命的です。

だって、いつ配信されるか今のところ未定のようですので。できる限り早く観たい、そんな叶わない願望を抱いてしまいます。

3つ目に言いたかったことはこれかなー。

 

あちらこちらに散らばっている謎が欲求に拍車をかける

この人怪しいとか、なにか裏がありそうだなとか、登場人物の関係性とか、物語の骨組みがなによりも素晴らしいと思いました。

たとえば、先ほど怪しい裏がありそうだなと思うのがエドという人物で、この方は人間ではなくゼットン星人です。

ゼットン星人というのは過去に唯一ウルトラマンを倒した種族です。

エドにはそんな力がないと言われていますが、その辺はまだはっきりとした内容はわかっていません。

もしかしたら……という展開は十分考えられます。

科学特別捜査隊の指揮官で、時々意味深な行動に出るときがあります。

目的はなんなのかなにを考えているのか、一向に見えてこない状況で科学特別捜査隊の人たちに力を貸していること自体が不気味です。

表情からは一切心理は読めませんし。なにかが起こりそうな予感だけはします。

それと不気味な人物といえばあと2人いて、ひとりはベムラー、もうひとりはアダドです。

ベムラーは一番はじめにはじまりの敵とか、かっこいいことを言い残したあとちょくちょく進次郎の目の前に登場します。

ウルトラマンと同様にスペシウム光線を放てるところは疑問が深まります。この方一体誰なんだろう、と。

ウルトラマンや科学特別捜査隊にとっても完全に悪いやつでもなさそうなので、彼もまた存在が気になります。

たぶんそうであろうと思われるウルトラマンン怪獣のダダがモデルとなっているアダドは、芝居がかった態度と口調は鼻につくものがありますが、その強さは本物です。

実際、ウルトラマンやセブンが束になってもまったく歯が立ちませんでした。ウルトラマンらが、子どものようにあしらわれるシーンは衝撃的でした。

星団評議会に精通しており、ベムラーとの関係性やエドとの関係性も気になるところではありました。

基本、シーズン1ではほとんど真意がわからず謎ばかりが深まる一方でした。

地球上で暮らす異星人や科学特別捜査隊、星団評議会の動向がシーズン2ではどういうふうに描かれるのか、今すごく気になります。

 

キャラクターの成長がわかりやすく描かれていて良い

ウルトラマンである進次郎に人間の弱さがモロに出ていたところや、気になる子がいても積極的にいけないところ、とか。

真面目で素直で、優しい人柄で、しかも見た目はかっこよく欠点が見つからない男ではありましたが、唯一バトルにしても恋愛にしてもなよなよする姿には正直イライラすることはありました。

こういうタイプの人間には急かしてしまいたい性分で、さっさと行動に移してしまえよと野次を飛ばしたい気持ちではありました。

ただ、この進次郎のキャラクターのおかげで、その後登場する諸星弾や北斗星司のキャラクターが活きてくる、そんなふうに思いました。(逆も然りですが)

諸星はどちらかといえば、クールでいつだって冷静沈着な男です。一方で北斗は自分は強いと言い切るなど傲慢なぼっちゃんといった感じです。

うまい具合にこのお三方のバランスがとれていて、作品の面白さに深みを与えていました。

そして、もうひとり外せないキャラクターは佐山レナです。

恋愛シーンなんていらねーなーと思いましたが、進次郎が人としてウルトラマンとして成長する過程で欠かせない存在でした。

佐山レナはウルトラマンの大ファンという設定ですが、実はウルトラマンを憎んでいて、進次郎はそのことを知り動揺をしてしまいます。

なぜ憎んでいるのか、佐山レナ自身の口から直接真実を知ることとなります。

ただでさえ、自身がウルトラマンという重荷を背負ってしまっているのに、人助けをする正義の味方と誰しもが思っていたものを、犠牲になった人たちのことまで見えていなくて、このことは確かにと心に深く響くものがありました。

このことは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でも考えさせられました。

表舞台だけでなく裏舞台の実態というテーマは、現実を知る上で学び多きものになりました。

このように物語の展開とともにヤングたちの成長する姿が描かれていて、なかなか刺激的でした。

 

最も○ ○で賞

出演者のなかから、個人的に目に留まった人物を勝手にピックアップしてかっこいいで賞&美しいで賞という名目で表彰しています。表彰の基準は様々で、見た目だけでなく役柄も重要視した上での判断となります。

 

最もかっこいいで賞

新生ウルトラマンの進次郎といいたいところですが、ここはなんだかんだいって正義の味方っぽい、今なお謎のキャラクターでもあるベムラーを選びました。

案外見た目はクールですし。宇宙人っぽい(宇宙人ですけど)声も、聞くたびに段々素敵に思えてきました。

それにしても、お父さんである早田進をフルボッコしてたときは、はじめはこいつがラスボスかと思っていましたが、完全に予想は外れました。

むしろ逆で、いいヤツなんじゃないかと思えてきました。

科学特別捜査隊の人たちが進次郎に期待しているように、ベムラーもまたそのひとりで、早田進を最後の最後まで殺めなかった理由がわかりました。

ただ、ベムラーに関してはまだまだ謎は深まる一方で、スペシウム光線を使えることからネットではウルトラマンとも言われています。

まぢでかー、と思いましたが、真実はまだわかっていない状況です。いつになるかわかっていませんが、続編でベムラーの素性も少しは明らかになると思いますので、シーズン2の配信を心待ちにしたいと思います。

 

最も美しいで賞

ウルトラマンの大ファンのアイドル・佐山レナを選びました。

理由は、可愛いと思える女性キャラクターがほかに登場していないからです。

これだけの理由があればもう十分と思いますが、どうでしょう。

CGのクオリティの高さに気をとられてなかなか気づきませんでしたが、今思えばウルトラマンはむさ苦しい男たちが結集している作品でした。

このことは特撮にはありがちなことなんでしょうけど。

通行人のなかにはぱらぱらといましたが、それにしてもあまりにも主要の女性キャラクターの存在が少ないと感じます。

なぜでしょうか……。やっぱり、ヒーローの世界はまだまだ男社会だからでしょうか。

考えても納得のいく答えは出てきそうにもありませんので、これ以上考察するのはやめておきますが。

思ってた以上にあっけなく、進次郎と佐山レナの恋愛も大きな進展なく一方通行で終わってしまうのも、なんだか物足りなさを感じました。

残念ながらノーキュンです。

もしかすると恋愛の進展に見込みがないかもしれませんので、過度に期待はしないほうがいいかもです。

アイドルとウルトラマンとでは、やっぱり恋愛をするのは難しいのかもしれませんね。

 

さいごに

ウルトラマンの世界をフルCGで描いた作品で、控えめに言って最高に面白かったです。

現代版といいつつも技術的(ウルトラマンのスーツなど)には近未来的な要素があって、ワクワクしました。変身する映像とかは、かっこよかったです。

その反面、グロテスクな映像が含まれていますので年齢は制限されると思います。

家族みんなではとまではいきませんが、大人が個人で楽しむぶんはいい作品かなと思います。

 

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