Jelly Comb Bluetooth キーボードレビュー。1台持っておくとなにかと便利なキーボード
折りたたみじゃないほうのキーボードを買った。
「(理由)→軽さよりも安定性、実用性を重視したから」
とにかく腰を据えてタイピングできるキーボードが欲しかった。HHKB Professional BTの存在もあるけれども、そもそも使用する方向性が違っている。
[box class=”glay_box” title=”ココに注目!”] 良かったところ- Bluetoothの接続時、ワンタッチと長押しじゃー、訳が違う(HHKB Professional BTと比較した場合)
- 価格が安く、値段の割にはしっかりとした作りになっている
- 端末単体でスタンドがいらないので、余分な装飾、余計なコストがかからなくていい
- 確かな打鍵感
微妙だったところ
- カラーバリエーションがない
- もう一回りコンパクトのほうがよかった
外観レビュー
一般のキーボードと違うのは、キー単体が楕円形ではなく丸形になっているところ。だからといって特別変化があるわけでもなく、若干キーを打つときに違和感があるくらいのもの。そんな違和感も使っていくうちに慣れていくので、余計な心配はいらない。
キーボードの入力タイプとしてはパンタグラフ式が採用されている。キーピッチは19mm、キーストロークは1.9mmとなっている。
全体のキーの配列は、手元にあるMacBook 12インチと見比べてみると、スペースキー周辺のキー配列が異なっているだけであとはほとんど同じ。どちらも英語配列(US配列)。
HHKB Professional BT と見比べてみても同様の結果。キー配列がほとんど変わらないのでスムーズな移行が可能となっている。つまり、タイピングスピードに支障は出ないといっていい。
大きさに関しては、縦28.8cm、横17.1cm、高さ1.02cmとなっている。真横から見てわかる通り、左から右にかけて段々と薄くなったくさび形のデザインを採用している。この辺りは何気に嬉しいポイント。かっちょいい。
いよいよ今回紹介するなかで大注目の、溝。ご覧の通り、iPadでもiPhoneでも何でも立てかけられてしまう。溝の幅は最大厚さ12.0mm、最大幅27.2mmまで対応されていて、最大12.9インチのタブレットが使えるようになっている。
溝は十分な深さが確保されていて、ディスプレイには干渉しない。製品自体は720gの重さがある(手にもってみると思いのほか重たい)ので、タイピング時の端末のぐらつきはなく、安定性が保たれている。
充電の形状はmicroUSBを採用している。ケーブルは内蔵されてはいるものの、充電アダプターはないので別途準備が必要となっている。
使ってみてのレビュー
良かったところ
1.Bluetoothの接続時、ワンタッチと長押しじゃー、訳が違う(HHKB Professional BTと比較した場合)
まー、つまりそういうことになる。Jelly Comb Bluetooth キーボードだと、右上にあるBluetoothボタンをポチっと押すだけで、HHKB Professional BTは側面にある、しかも電池を入れる付近のスイッチを長押ししないとBluetoothが反応しない仕様となっている。
たったそれだけでと思うかもしれないけど、どんだけめんどくさがり屋なんだよ、と言われてしまえば言い訳の余地はありませんが、ちょっとした動作が手間に感じてしまう。そんな大したことじゃないとは思いますが、長く使っていると地味にありがたみが感じられる部分。嘘だと思うなら、使ってみてほしい。
2.価格が安く、値段の割にはしっかりとした作りになっている
とにかく安かった。HHKB Professional BTの約10分の1くらいの値段で買えてしまうので、普通にびびった。
見た目もまったく安っぽくなく、その分性能や機能が落ちているかというとそうではない。しかもキーボードカバーまで付いてて、どんだけ親切な人がこの製品を作ってくれたのか、一度でいいのでお礼を言わせてほしいくらい。
3.端末単体でスタンドがいらないので、余分な装飾、余計なコストがかからなくていい
外付けのキーボードを購入した次に欲しくなるのは、端末に付けるためのスタンドケース。これが一般的な流れなのかもしれませんが、今回のはそれがいらなくて済む。
厚さが12.0mm以内であれば、スマホケースを付けた状態でも使えてしまうのはお財布の懐事情にも優しいように思う。端末をさっと置けて、さっと電源を付けて、さっと使える気軽さはかなり魅力的。
4.確かな打鍵感
19mmのキーピッチと1.9mmのキーストロークがあるおかげで、打ちやすい。MacBook 12インチの比じゃない……比べる対象物間違えた。HHKB Professional BTよりかは快適さは劣るものの、コスパを考えると妥当以上のクオリティなのは間違いない。
キーの押し込み具合はやや硬い気もしますが、長文を入力するときも疲れることはない。この記事も全文Jelly Comb Bluetooth キーボードで仕上げた。
微妙だった点
1.カラーバリエーションがない
少ないならまだしも、なかった。ブラックしかなかった。個人的にはホワイトがほしかった。まー、ブラックもかっこいいですけど、HHKB Professional BTみたく、やっぱ、キーボードはホワイトでしょ。
2.もう一回りコンパクトのほうがよかった
正直、2台同時接続なんていらない。そんな場面、一度たりとも遭遇したことがない。今でもそう。むしろどの場面でその機能を使うのか、考えても思いつかなかった。その分、余分な贅肉を削ぎ落としてくれたほうがよっぽど幸せになれたはず。
【 総評 】自宅でも外出先でも気軽にガシガシ使えてしまうキーボード
なにはともあれ、最後に言えることは、HHKB Professional BTの3分の1の価格で購入できて、尚且クオリティが高いのは本当にいいと思う。買ってよかった。
楽な気持ちで扱えてしまうので、持ち運ぶ度に汚れがどうだとか、傷がどうだとか、いちいち気にしなくて済むのでありがたい。持ち運びに対する障壁を取っ払うことができたのは大きい。これからも遠慮なくガシガシ使っていきたいと思う。こんなキーボードを探していたという方は、下記のリンクをチェックしてみてほしい。
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