『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』今年1位2位を争うほど観なきゃ損なレベルのドラマ!
どうも、バンコです。
2016年10月5日(水)よりスタートした石原さとみ主演のドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』。
現在(10月16日)2話まで公開され、視聴率も2話連続二桁を記録するなど大変好調のようです。
しかしネット上では、石原さとみが演じた河野悦子に対して不平不満の意見をちらほら見かけるようになりました。
今回はそれらを含め、ボクがドラマを観て思ったことをブログに書いてみました。
あらすじ
まずは、あらすじです。
いつもポジティブで、おしゃれが大好きな河野悦子は、ファッション編集者を目指し、出版社に入社します。しかし、配属された先はなんと思い描いていた世界とは正反対の地味な「校閲部」でした。
校閲とは、原稿の文章の間違いや矛盾を直し、正すこと。それでも悦子は、そこで全力勝負!原稿の気になる点を舞台になった場所に直接確認しに行ったり、作家に矛盾点を訴え大きく変更させたり…
悦子は仕事に打ち込んでいくうちに、やがて校閲の「地味にスゴイ」ところ、そして「仕事って本気でやれば超面白い」ということに気づいていきます。
引用:ciatr
感想
続いて1話・2話とドラマを観た感想です。
率直な感想としては、すごく面白いです。このドラマ。
今年ハマった国内ドラマとしては、『ゆとりですがなにか』に続いて2本目です。
普段から海外ドラマを観ることの多いボクですが、今年の国内ドラマのなかでも唯一おすすめの作品です。
では今からは、個人的に面白いと感じた理由を紹介します。
『リーガルハイ』古美門研介に匹敵する河野悦子の毒舌&早口セリフが圧巻!
『リーガルハイ』の古美門研介(堺雅人)といえば、型破りな毒舌に加え超長いセリフを早口で一気にしゃべることで話題となりました。古美門研介の毒舌&早口は、ドラマの名物でもあります。
で、そんな彼を思い出させるかのように、河野悦子を演じる石原さとみも毒舌&早口で古美門研介には負けていないほどキャラが確立されています。
どちらのキャラに対しても言えることですが、よくあんなに長いセリフを早口で言えるなあと感心します。
それに毒舌ぶりは、観てて超すっきりするほど気持ちがいい。
思ったことを素直に言えて、なおかつ言っていることも正論ですから、すごくカッコイイと思う反面すごく羨ましく思います。
あんなに感情表出できたら、言っている本人もさぞかし気持ちがいいでしょうね。
今のボクに足りないものをもっていて、久々に尊敬できる主人公と出会いました。
校閲の常識をぶっ壊す主人公の勢いが観てて気持ちいい!
ひょんなことから校閲の仕事に携わることになった主人公の河野悦子。
そもそも校閲という言葉さえしらなかったボクですが、本ドラマを通してなんて素敵な仕事なんだ!と純粋に思いました。
もちろん、そこには河野悦子の仕事ぶりが大きく影響していますが。
タイトルは『地味にスゴイ!』となっていますが、校閲の仕事(特に河野悦子)は『もの凄くスゴイ!』とすら感じました。
しかし一方で、一部ネット上では河野悦子の仕事ぶりに対して、「現実とかけ離れてありえない!」、「校閲の仕事に誤解を招いてしまうのでは?」というような意見も見られます。
でもよく考えてみてください。ドラマですから。
確かに校閲の仕事に携わっている人からすれば、河野悦子の仕事ぶりは非常識なものなのかもしれません。
が、そんなことを言っていしまうと、ほかのドラマはどうなの?って話になりませんかね。
刑事ものとか学園ものとか、すべてにおいてツッコミどろこ満載ですから。
それに仮に河野悦子の仕事ぶりが非常識でも、校閲部の方々がきちんとした校閲の仕事を行っているように思います。
あくまで河野悦子はキャラクターであって、真面目な校閲の仕事のドラマとなると誰もこのドラマを見ようとは思いませんよね。
気になったことはとことん追求する姿勢やよけいなお節介な部分も全部含めて河野悦子であり、今の若い人に足りてない情熱とか熱意とか、そういうメッセージ性を含んだものなのではないかと、ボクはそう感じます。
それよりも、主題歌がクレヨンしんちゃんの主題歌と似ているとか、河野悦子のキャラクターが『リーガルハイ』の古美門研介と被っているとか、河野悦子のファッションや部屋が蜷川実花の世界観のようだとか、そちらのツッコミを入れるべきじゃないかと思いますけど・・・。
一人暮らし女性ならファッションや部屋づくりのお手本になるドラマ!
本ドラマの注目ポイントはなんといっても、河野悦子のファッションスタイル。
各1話で最低でも3着以上は服装に変化があり、ファッションのお手本となる場面が盛り沢山です。
おしゃれ好き女子にとっては、真似せずにはいられないほど可愛いファッションばかりですので注目してみてください。
またファッション以外に彼女が住むおでん屋の2階の部屋の空間づくりも、さすがファッションの編集者を目指しているだけあってかなりおしゃれです。
ファッションスタイルも部屋づくりも色彩の使い方がド派手かつ匠で、前述した通り蜷川実花の世界観のような印象を受けます。
ド派手だけどしつこくない主張が個人的には好印象です。
毎日河野悦子のような女性と仕事をしていたら、便乗してモチベーションも上がるだろうなあ〜。
見た目がおしゃれで可愛いし、仕事に対して意欲的だし。何より仕事を楽しんでいるところがすごく素敵です。
逆に脱力系キャラの森尾登代子とは、仕事に対してのモチベーションが違うような気がして、ちょっとというような感じがします。
それでも女性としての魅力はありますので、同じ職場だとするとテンションはかなり上がりますけどね。(笑)
男性はキュートな出演女優に癒やされるドラマ!
女性視聴者にとっては、登場キャラクターのファッションはお手本になるかもしれません。
しかし男性視聴者にとっては、河野悦子演じる石原さとみを含め森尾登代子演じる本田翼や今井セシル演じる足立梨花など、美人キャストを観ることのできる癒し系ドラマでもあります。
目の保養にもなりますし、何より美人は正義です。
まあ人それぞれで女性のタイプは違うと思いますが、個人的には石原さとみ推しです。
男性だけでなく女性からも人気が高く、メイク、ヘアースタイル、ファッションなどすべてにおいて注目の的となっています。
もちろん見た目の可愛さだけでなく、彼女のキャラクターもバリバリ働く女性から支持を得ています。
人によっては少し厚化粧だからとか、性格が明るすぎるとか、背が小さいとかあるかもしれません。
本田翼が演じた森尾登代子のようなナチュラルメイクで、スタイルもシュッとしてて、あの脱力感がいいという男性陣の方もいると思います。
それに足立梨花が演じた今井セシルのような女性がタイプという男性も。
『ゆとりですがなにか』で感じた美人キャストが少ないという面を、本ドラマでは一蹴してくれています。
恋愛に関して・・・
正直、ボクは恋愛ものには興味がありません。
人の恋愛物語を観て何が楽しいのか、いまいち理解することができないのです。
今後、折原幸人を巡って、河野悦子と森尾登代子の三角関係に展開がありそうですが、この3人のなかで誰が誰と付き合おうとまったく関心が湧きません。
それよりも個人的には、河野悦子の仕事ぶりを観て得られることのほうが多くありますから、そちらに注目して観ていきたいと思います。
気になったことは気が済むまでとことん追求するあの探究心。
そして人の数十倍、いや数百倍努力を行うあの熱心な姿勢。
モチベーションが高い部分も含め、彼女を観てると明日も仕事を頑張ろうとすごく勇気をもらえます。
世の男性諸君!さらにサラリーマンの方々。
できる男の条件については、河野悦子から学ぶべし!
さいごに
まあここまで色々と書いてきましたが、本ドラマはタイトルに反してもの凄くスゴイ内容のものですしもの凄く面白いドラマですので、今まで注目して観ていないという方はこれをきっかけにぜひ観てみてください。
2話目が終わりましたが、今ならHuluにて見逃し配信中ですのでそちらで過去のエピソードを視聴することが可能です。
『地味にスゴイ!』の番組の回し者ではありませんが、ボクから言えることはこんなとこです。