「YOGA BOOK with Windows」の魅力と残念に思うところ!
どうも、バンコです。
研修後にふらっと立ち寄ったヨドバシカメラ マルチメディア博多にて、奇跡的に「YOGA BOOK with Windows」に出会えました。
嬉しさも兼ねて、今から「YOGA BOOK with Windows」の魅力。それと正直、残念に思うところを紹介したいと思います。
これが世紀の発明「Halo keyboard」だ!
今年の10月14日よりLenovoから発売された世界最薄の2in1ラップトップ「YOGA BOOK」。
実は発売前からずっと気になっていたタブレットPCです。
この「YOGA BOOK」の魅力はなんといっても、物理キーボードがないこと。
フラットな状態になってて、キーが光って浮かびあがるタイプになっています。
メーカーによる名称は「Halo keyboard(ハロキーボード)」というのですが、なにやらこのキーボードはタイピングのクセを認識し、キー検知エリアをリアルタイムに調節してくれるようです。
つまり、使えば使うほどタイピング精度が上がるように設計してくれるといった優れものです。
そんな素晴らしい機能を試さないわけにはいかないと思っていましたが、店員さんが初期設定をしていたことと、ボクの時間の関係上タイピングできないまま致し方なくその場をあとにしました。
ああ、悲しい。ここまできて悲しすぎる。
ボクにもう少しの時間を与えてくれたなら、世紀の発明でもある「Halo keyboard」に触れられたのに。しかも一番に。
こればっかしは、残念としかいいようがありません。
次回ヨドバシに行くのにいつになるかわかりませんが、機会があればそのときはガンガン試してみたいと思います。
ネット上のレビューはどうなのか?
このタブレットPCでタイピングをしたことがないので、実際のところ打ちやすさとかがわかりませんでしたので、ネット上の情報をいろいろと見てみました。
情報によると、キーを打つたびにブルッと振動で入力をお知らせしてくれる機能がついているようです。キー単体ではなく、キーボード全体が震えるといった具合に。
ただ打つたびにキーボード全体が震えるため、その振動が意外にもわずらわしく感じるみたいです。
確かに、「iPhone」で文字入力中にいちいちブルッと振動されたら、少しうっとうしいかも。
設定で振動をオフに変更することは可能なようです。
そのほか振動のこと以外では、やはり慣れが必要みたいで、はじめはタイピングしづらいかもしれませんがそのうち慣れてくるであろうという意見が多くありました。
これでバシバシとタイピングしている自分の姿を想像しただけで、自分に酔いしれてしまいそうです。
あーあ、打ってみたい。こんな風に。
薄くて、軽いは正義!
とにかく手にとってもらえるとわかるのですが、「YOGA BOOK」の薄さと軽さには、ただ、ただ驚かされてしまいます。
だって薄さにしてわずか4.05mmでしかも重さも約690gと、これをノートブックとして考えると「Mac Book」の920kgよりも、世界最軽量と謳うNEC「LaVie Hybrid ZERO」の約779gよりも、軽いことがわかります。
見た目は、まるでキャンパスノートのようです。
いつもノートパソコンを持ち歩いている方は、カバンの中身の軽量化が図れることは間違いありません。
文章入力ができて、なおかつ手書きにも対応しているため、ぶっちゃけこれ1台で授業とかに参加することができるんじゃないかと思います。
ほんと、すんげえ奴です。こいつは。
どちらかと言えば、手書き機能はいらないかな!
本機の魅力のひとつでもある手書き機能ですが、ボク個人としてはいらない機能かなあと思います。
イラストはほとんど書きませんし、会議で使えると一瞬思いましたが、仮に「YOGA BOOK」でメモを取ってデジタル化したとしても、結局は手書きではなくきれいに文章を整えて書類にしたほうが見やすかったりします。
それに会議で話し合った情報を共有するなら、手書きよりも文章のほうが好ましいというか、スムーズに受け取りやすいと思います。
ましてやみんなが確認する書類になると、よっぽど手書きでまとめるのが上手だとか、字がきれいでない限り必要性はそこまで感じません。
それならば、付属品の「BOOK Pad、リアルペン(EMR芯装着済み)、リアルペン用のインク替え芯×3」がいらないぶん価格をもっと安くしてほしいものです。欲をいえば、付属品についても選択できるといいと思います。
普段から手書き機能を活用したことがないボクの意見ですから、もし有効的な活用方法などがあれば情報提供をお願いします。
Windows版とAndroid版のどちらがおすすめ?
今回ヨドバシカメラ マルチメディア博多に展示機としてあったのは、Windows版のほう。
Windows版とAndroid版の違いは、見た目で言えばタッチパッドがあるかないかの違いです。
Windows版にはタッチパッドが備わっていますが、Android版にはありません。理由はわかりませんが。
ノートパソコンとタブレットPCの差なのでしょうかね。
それともうひとつ、カラーもWindows版はカーボンブラックのみに対し、Android版にはシャンパンゴールドとガンメタルグレーの2種類あります。こちらも理由はわかりません。
基本的な性能は同じであって唯一OSが違うといっただけで、どうしてこんなにも微妙な差を設けたのか不思議でなりません。
まあ個人的な見解としては、性能とか価格とか多方面から考えてみても断然おすすめなのはAndroid版です。つか、欲しいです。
ノートパソコンとして使うぶんには、ボクの使い方では完全にスペック不足と思いますので。
ブラウザは最低でも5つ開いていますし、このブログ記事を書くための下書きとしてアプリも立ち上げています。
で、下書きが終われば、ブラウザから直接WordPressへ文章を移して、その間も画像加工アプリや画像保管アプリなどを立ち上げていますから、もっさり感が出ることぐらいは余裕で考えられます。場合によっては、SNSのアプリも立ち上げていますし。
「YOGA BOOK」を上手に使うなら、ブログ記事の下書きに集中したり仕事で書類を作成したりとか、マルチな作業を必要としないときに使うのがベストであると考えます。
逆にタブレットとして使う場合は、Kindleで雑誌を読んだり動画配信サービスで映画を鑑賞したりと、娯楽を目的に使えたらと思っています。
ブログ記事の下書きもEvernoteでなんとかなりますし、基本性能以上のことをするとなると本機ではなくほかのPCを検討するべきだと思います。
買いか、買いじゃないか!
本機の性能はお世辞にもすごくいいとは言えません。
内蔵されているプロセッサはAtom™ x5-Z8550(2.40GHz 2MB)、RAM容量は4GB、ストレージは64GBだし。
先ほどもいいましたけど、この性能であれば本機にはWindows版とAndroid版とありますが、サクサク動いてストレスなく操作できるのはAndroid版に軍配があがります。
本機に搭載されているCPUは、低価格Windowsタブレットよりは上ですが、Core m搭載の2in1 PCよりは低いといったところです。
重たい動画や画像編集には、不向きというのはいうまでもありません。
RAMは4GBで十分であると思いますが、ストレージのほうはサブ機として考えるのであれば妥協できるところです。
クラウドアプリやマイクロSDカードを上手に使えば、そこまで気にするほどでもありませんけど。
個人的な見解として、Android版の「YOGA BOOK」は買いであると思います。
どんな人に適したPCか?
重たいアプリを立ち上げて動画編集や、画像編集をするといった目的のある方にはおすすめしないPCです。また同時に、何個もアプリを立ち上げて作業を行う方にもおすすめしません。
CPUの処理速度が遅く、動作がもっさりとするはずなので。
Webでネットを閲覧したり、YouTubeで動画を視聴したり、またメールでのやり取りやOfficeソフトを使って書類作成とか、比較的軽いソフトを使っての作業であれば特にストレスなく操作できると思います。
メイン機としてではなく、あくまでサブ機として購入するのが望ましいと、ボク個人はそう思います。
スペックの割にはお手な頃価格ですから、金銭的に余裕のある方は冒険してみるのもいいかもです。