新型BlackBerry発表!「BlackBerry Mercury」の全貌が明らかに!
どうも、バンコです。
「BlackBerry Mercury」と称されていた注目の製品ですが、スペイン・バルセロナで行われた25日のMWV 2017プレスカンファレンスの発表で、遂にその全貌が明らかとなりました。
ほかのメディアで得た情報を参考にまとめてみました。
正式名称は「BlackBerry KEYone」
なぜ、このような名前になったのか詳細はわかりませんが、無事に製品が発表され、とりあえず喜びのひと言です。
製品発表会では、TCL Communicationのニコラス・ジベルCEO自らが「企業ユーザーだけではなく、コンシューマーにも最高のセキュリティーを備えた最高の製品」と新製品の説明を行ったとのこと。
「BlackBerry KEYone」の外観
本体右側面にはSIMスロット、ボリュームボタン、カスタマイズ可能なショートカットキーがあります。また、左側面はシンプルに電源ボタンのみとなっています。
SIMトレイは、SIMとmicroSDカードとの共用が可能なようです。
背面にはBlackBerryのロゴが刻印されており、また大型のカメラがわずかに飛び出しています。
本体上部は片側に3.5mmのヘッドフォン端子を備え、下部側にはUSB Type-C 3.1端子を挟んでスピーカーが左右に並んでいます。
側面とイヤホンジャックの設置場所がiPhoneとは異なるため、iPhoneユーザーでもし仮に買い替えを検討している方は使い慣れるのに少々時間がかかりそうです。
いつものクセで押し間違えとか普通にありそうな気がします。
「BlackBerry KEYone」製品の特徴
特徴①:QWERTYキーボード
BlackBerryでおなじみのQWERTYキーボードに、タッチセンサーを搭載。
QWERTYキーボードの表面がタッチセンサーになってて、画面表示のスクロールがこれで可能になるというもの。
キータッチ中の指の移動範囲が小さくなるのは純粋に嬉しい配慮。
見た感じ製品自体縦長いような印象を受けますし、QWERTYキーボードでいろいろと操作ができるとなると仕事も捗りそうな気がします。
ちょっとしたブログ記事を書くときなんかに。
特徴②:ショートカットキー
QWERTYキーボードのそれぞれのキーには、アプリケーションを割り当てることが可能です。
Fを押せばFacebook、Gを押せばGoogleブラウザといった具合に、キーを長押しすることでアプリが立ち上がります。
普段から使用するアプリをショートカットキーに設定しておけば、目的のアプリを探す手間が省けて時間の節約にもつながりますね。
これは何気に便利です。
特徴③:指紋認証センサー
今やどの端末にも搭載されている指紋認証センサーですが、本製品にもQWERTYキーボードのスペースキーには指紋認証センサーが搭載されています。
ワンタッチでちゃちゃっと端末の使用を解除できるのは、もはやなくてはならない機能のひとつです。
「BlackBerry KEYone」アプリケーションの特徴
特徴①:「BlackBerry Hub」
FacebookやTwitterなどのSNSやメール、予定を時系列で一覧管理できる類のもの。
それぞれアプリを立ちあげなくても、スムーズにコミュニケーションが図れるメリットがあります。
特徴②:「DTEK by BlackBerry」
BlackBerryではおなじみのセキュリティアプリ。
セキュリティのレベルは細かいカスタマイズが可能。
これにより、自分のスマートフォンを仕事に使うユーザーでも、安心して端末を利用することが可能になるようです。
「BlackBerry KEYone」の主なスペック
機種名 | BlackBerry KEYone |
メーカー | TCL Communication |
OS | Android 7.0 Nougat |
プロセッサ | Snapdragon 625/8コア |
メインメモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
外部メモリ | microSD(2TBまで) |
ディスプレイ | 約4.5型IPS LCD |
解像度 | 1620×1080ピクセル |
バッテリー容量 | 3505mAh |
アウトカメラ | 有効約1200万画素 |
インカメラ | 有効約800万画素 |
ボディーカラー | 黒 |
サイズ | 約72.5(幅)×149.3(高さ)×9.4(奥行き)mm |
重量 | 約180g |
ネットワーク | FD-LTE:Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 13, 17 20, 28A TD-LTE:Band 38, 40, B28 |
ポート | USB Type-C |
バッテリーは、歴代のBlackBerry端末のなかでも最大の3505mAhを搭載してます。これにより長時間の使用が実現します。
カラーバリエーションはなく、ブラックのみとなります。
製品の発売は2017年4月を予定しており、価格帯はヨーロッパが599ユーロ(約7万900円)、イギリスが499ポンド(約6万9700円)、アメリカが549ドル(約6万1000円)となるようです。
日本市場についてのアナウンスは発表会では行なわれなかったようで、製品が国内で発売するかどうかは今のところ不明なようです。
[voice icon=”https://yoikagen.com/wp-content/uploads/2016/09/IMG_2634.png” name=”バンコ” type=”l”]どうか神様(ニコラス・ジベルCEO)!頼むから日本でも発売しておくれ〜。[/voice]