気疲れしない腕時計。BEAMSの安い腕時計を購入しました
長らく愛用していたポールスミスの腕時計が壊れてしまったので、このタイミングに新たに腕時計を購入しました。
先に言っておきます。けして高くはなくリーズナブルなものです。そういった意味での気疲れしない腕時計になりますので。
その名も「BEAMS TALKINGWATCH」
90年代に爆発的ヒットとなった時計で、当時学生さんからおしゃれ好きさんまで幅広く注目を集めていたようです。その人気の理由に、一瞬見ただけでは時計とは判断しずらい不思議なルックスや時計がしゃべって時間を知らせてくれるという斬新さがヒットに繋がった・・・みたいです。
なんとなく、なんとなく、わかるような気がします。爆発的ヒットになった理由が。こういうの、ボクは好きです。
でもボクが学生の頃にこの時計が発売していて買っていたかというと、たぶん買っていなかったと思います。今と昔ではずいぶんと興味も好みも変わりましたし。そもそも高校生の頃はおしゃれの基準がハイブランド思考でしたので、まず眼中になかったと思います。
今でこそ年齢も経験も重ねていろんなことが見えるようになりました。なんでもかんでも値段が高ければいいってもんじゃないってことを人生を通して学びました。
さっちが、「価格=価値」ではないってことです。
「BEAMS TALKINGWATCH」を購入した理由
ボクがモノを買う基準というのは、フィーリングか明確な目的意識があるかです。今回に関していえば、前者のフィーリングが2割になります。8割が目的意識です。
まず冒頭でも述べたように、ポールスミスの時計が壊れてしまったので修理には今のところ出さずに、そろそろほかの時計が欲しいなあと思っていました。プライベートで使うというよりも仕事で使うものを。
仕事柄、工場で働く機会もあるので、壊れてもいい、汚れてもいい、といった条件のものをネットで探していました。それから、いろいろと探しているときにちょうど良さげな「BEAMS TALKINGWATCH」を見つけました。
お手頃な価格であることから、少し冒険をしてみようと思いホワイト・ブルー・オレンジとカラーがあるなかで、普段は選ばないようなオレンジを選びました。仕事着でも普段着でもどのようなアクセントになるのか、楽しみでした。
「BEAMS TALKINGWATCH」を使ってみた感想
実際に使ってみて思ったことは以下の3つに集約されます。
- ボイス機能は使わないし、使い物にならない
- カラーは冒険してみてよかった
- おしゃれのアクセントとしてよかった
ボイス機能に関しては、ある程度耳の近くでないと聞こえづらくてなにを言っているのかさっぱりわかりません。しかも音声がボク好みでなかったのが一番残念に思うポイントでした。女性の声ではなくて、機械音声のほうが聞き取りやすそうでいいのになあと思いました。音声を聞き取りづらいと感じるのもこのことが影響しているのかもです。
時計を見なくても時間を把握することができると思っていましたが、残念ながらいくらか静かな環境でないと聞き取るのは難しいです。個人的に耳は良いほうなんですが。あまりにも聞き取りづらいので、意識を時計の音声に向ける必要があります。そういった面で、ボイス機能は意外と手間だなあと思いました。いつか使わなくなるだろうと思っていましたが、すぐに使わなくなりました。
ただ、この時計を買ってよかったと思ったのは、おしゃれとしてはいい感じにアクセントになっていたことです。子どもを病院へ連れていたときにお医者さんから、「面白い時計をしているね?なに、それ?」と声をかけられたことに内心驚きました。オレンジだし、目立っていたんでしょうね。お医者さんをも視線を釘付けにするすんごいやつです。この時計は。
まとめ
今回、ごりごりの見た目重視で購入したもののボイス機能こそあれですが、買ってよかったと思います。価格の面で手軽さがあって、仕事でもプライベートでも今は「BEAMS TALKINGWATCH」を使っています。一度しか効き目はありませんが、あわよくばネタとしても成立しますし。手に入れやすい価格帯にも好感がもてる良い時計です。