映画『SING/シング』物語にやや物足りなさを感じる作品

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上映時間 108分
製作国 アメリカ合衆国
監督 ガース・ジェニングス
主題歌 Faith ft. Ariana Grande」- Stevie Wonder
配給
ユニバーサル・ピクチャーズ(アメリカ合衆国)
東宝東和(日本)
公開日
2016年(アメリカ合衆国)
2017年(日本)
主な出演者
マシュー・マコノヒー(バスター・ムーン)
リース・ウィザースプーン(ロジータ)
セス・マクファーレン(マイク)
スカーレット・ヨハンソン(アッシュ)
ジョン・C・ライリー(エディ)
タロン・エガートン(ジョニー)
総合評価
『SING/シング』

 

どうも、バンコ(@banco_oc)です。

『怪盗グルーシリーズ』(ミニオン)や『ペット』を手掛けるイルミネーション・スタジオと、ユニバーサル・スタジオがタッグを組んだ映画『シング』を観ました。

劇場公開前からなにかと話題となっていたこともあって、歌にダンスに確かにすごかったです。圧倒されるものがありました。

ただし、残念な箇所が目について感動することもなく、総合的な評価としては微妙でした。

なんだろう・・・この感じ。

『ペット』同様、期待してたほど面白くなかったという結論に至りました。ほんと、残念です。

この会社、予告をつくるのだけは上手なんですけどね。

ミニオン以外、全然ダメダメです。

以下、感想になります。

あらすじ

劇場を運営するコアラのバスター・ムーンは、以前は活気のあった劇場に輝きを取り戻すべく、世界最高の歌唱コンテストをプロデュースしようと考える。感傷的に歌うハツカネズミや、内気なゾウ、25匹も子供がいるブタ、パンクロッカーのヤマアラシらが会場に集結し……。
引用:シネマトゥデイ

 

感想

登場キャラクターの異様な家庭環境が影響してとことん感情移入しにくい

このことは声を大にして言いたい。

だって、よく考えてみてください。

ムーンも、ロジータも、マイクも、アッシュも、ミーナも、ジョニーも人それぞれいろいろと問題を抱えてて、現状をなんとかしたい変えたいという状況に直面してます。

そこまではいいとして、問題なのは各キャラクターのぶっ飛んだ設定です。

ツッコミどころ満載すぎて、むしろ笑ってしまうレベルです。

 

ゴリラのジョニー

彼の父親はギャングのボスで、息子ジョニーもその一員です。

本当は嫌だと思いつつも、親の命令ともあり強盗や窃盗を繰り返します。

これ冷静に考えてみてください。完全に虐待ですからね。

しかもやってることも結構エグくて。

犯罪のうえに虐待だなんて、ジョニーと父親の感動シーンってものは台無しです。普通に冷めちゃいますから。

ほんと、勘弁してほしいものです。

 

ブタのロジータ

家事と25匹の子ブタたちの世話に追われる専業主婦のロジータ。

いっけんなんら問題ないと思われがちですが、まったくそんなことはありません。

問題ありありです。

というのも、ロジータの夫の育児放棄ぶりといえばそれはもう大問題です。

仕事以外、家事も育児も基本的にはノータッチです。

これはいくらなんでも、ロジータが可哀想に見えてしかたありません。

夫があまりにも家事や育児に協力的でないために発明された自動家事装置は超画期的でしたけど。

それでも、ダメダメ夫の姿に気持ちもげんなりです。

最低限度、家事や育児に協力しているボクからしてみると、おい、おい、もっとしっかりやろうよ、と言ってやりたい。

 

ヤマアラシのアッシュ

パンク・ロッカーとして彼氏とバンドを組んでいるアッシュ。

その彼氏の傲慢ぶりといえば、それはまあイタすぎ&残念な男です。

パンク・ロッカー以前の問題で、むしろ歌い手として終わっています。

その反面、アッシュの歌声はムーンの目に留まるほど才能に溢れています。

そのことをよく思っていない彼氏は、物語の途中ほかの女の子とバンドを組み、この時点で事実上の別れとなります。

歌い手としてもひとりの男としても、もはやTHE ENDです。

あはは、まぢで笑えねー。

 

ただひとり残忍なネズミのマイクが嫌いすぎる

コイツです。こやつの残忍ぶりといえば、それはもう悪の極みです。

登場シーンからいきなり残忍ぶりを発揮してて、喘息もちのサルからお金を恐喝するという。
それもすごい勢いで。

サックスの腕前は抜群ですが、やってることはめちゃくちゃ。

おしゃべりなうえ口も上手く、銀行からお金を騙し盗って高級車を買ったかと思うと、カジノで不正を働いてクマのギャングからこれまたお金を騙し盗るという。

ほんと、根っからの懲りない奴です。

挙句の果てにクマのギャングから追われる立場となりましたが、最後の最後まで好きにはなれないキャラクターでした。

 

ムーンとミス・クローリーが最高に面白すぎる

このお二方には本当に、本当に、参りました。

腹を抱えて笑いました。

個人的にはお気に入りのシーンが2つありまして。

ひとつ目が、劇場隣の建物からコンセントを引っ張って差込口に差した瞬間にミス・クローリーの身に起きるシーン。

ふたつ目が、劇場も仲間もなにもかも失ったムーンがはじめた洗車のシーン。

この2つのシーンは何度観てもおかしすぎて笑っちゃいます。

わかっちゃいるけど、ユーモアたっぷりすぎてムーンのお父さんのことを思うと、申し訳ないと思いつつもあの姿を想像すると笑えてきます。

 

さいごに

作中にはトレンドを意識した曲や懐かしい名曲などふんだんに使われていて、それだけでも十分元気をもらえてテンションも上がりました。

ただ、それが仇になっていることもあって、物語にはやや物足りなさを感じるところもありました。

シンプルなテーマなのはいいですが、個人的にはもう少しひねりのあるものがほしかったです。

じゃないと若干退屈でしたから。

面白さの順番でいえば、『怪盗グルーシリーズ』>『シング』>『ペット』というふうに思いました。

元気をもらいたいという方にはおすすめです。

 

日本語吹替版予告

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